2年目を迎えたセカンドハウス「よりどころ」in 福島「ここさこらんしょ」は、現地の看護ネットワークを活かした現地化をめざし、地元出身のボランティアナースを募りながら動いています。在宅看護研究センターLLPの活動は、いのちを護り、生きる力とその人らしさを取り戻していきます。

在宅看護研究センターの歩み 日経新聞夕刊『人間発見』2012年4月16-20日掲載「開業ナース、患者を自宅へ」⇒      在宅看護研究センターLLPの全体像⇒こちら 教材ビデオ⇒こちら と こちら

第43回フローレンス・ナイチンゲール記章受章を機に出版された村松静子の『心と絆といのち-私の看護実践論』 詳細は ⇒こちら  申込先:看護の科学社営業部 TEL:03-3943-0244 FAX:03-3943-7229  E-mail:eigyo@kango.co.jp  注文用紙は ⇒5_5 こちら Photo_5 2_5   おすすめ図書(知識の扉) 

当LLPは、事業目的の1つに“その時は家で”の推進を掲げています。また、“心温まる1本の電話”“介護家族の交流”“学生の学び”の支援等にも取り組んでいます。 

2011年5月11日に開設したセカンドハウスは、施設ではなく、“必要なときに”自由に利用出来、いつでも自宅にもどれる、その人らしく・生き抜く・をささえる一軒の「家」。第2の 自宅・別邸・別荘の感覚での住まいです。地方密着型で自給自足、地域で職を持っている様々な人と協働。ストレスや体調不良を抱えて落ち込んでいたら、その人の内に元々備わっている底力をみんなで包み込み、生きる力を引き出そうという同志が寄り集まって築く家庭。人それぞれの生活を取り戻す、みんなの『よりどころ』です。

                                                    セカンドハウス“よりどころ”in『ここさこらんしょ』(福島弁で「ここに寄っていらっしゃい」の意)は家主さんのご厚意により開設することができた有難い場です。当初は、家の中には何もない、空間からの出発でした。 2011年6月1日、3月迄看護部長だったボランティアナースが熊本から駆けつけて3週間滞在。LLPの同志で始動。最初は避難所へ、仮設へ、そして徐々に体制を整えながら動き出したのでした。在宅医療を必要とする人はもちろん、ボランティアの方々もいつでも素泊まりでき、互いに心を癒し合う一軒家です。

福島県出身及び福島県近郊にお住まいのボランティアナースを募集しています。

ご希望の方は、件名に「ボランティア希望」と書いて、氏名・住所、希望理由及び希望時間及び期間を、yoridokoro@e-nurse.ne.jp

(2012年度のこの活動は、タケダ・いのちとくらし再生プログラム助成事業として実施しています)

「ここさこらんしょ」の一年は、柴本美佐代さんのブログ⇒ 諾の興味津々るりの色

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2012年5月24日 (木)

「こらんしょ便り」 4回目の一時帰宅 雑草の背が伸び、ますます傷んでいく我が家を見る切なさを語っています。

22日。「こらんしょ」に着いたのは21時、暗く肌寒い闇の中、田植えが終わり綺麗に整列した苗の合間から、静寂な中響くカエルの大合唱が私を出迎えました。都会では感じることのできないなんとも懐かしい空気感です。母さんは玄関の電気をつけて待っていてくれました。

明日は4回目の一時帰宅。3月から1か月半がたちどのように変化しているのでしょうか?母さんとまさゆきさんは何を思うのでしょうか?明日は早いので早く休んで!と言ってもあれやこれやと私の世話も焼き、準備もしたりで結局0時就寝。父さんはまだ栄養の後の水分補給中。「ただいま~」に頷くのみ。

23日。朝7時に運搬車を借りたまさゆきさんの迎えで出発。父さんは9時半にデイサービスの車のお迎えで出発。午前中は天気も曇っていましたが、気温は低くないのですべての窓を開け放ち、掃除と2回の洗濯。あっという間にお昼です。フジはニャーニャーまとわりつき、遊ぼう遊ぼうとおねだり。午後から天気も回復しいい陽射し!フジも畑の周りで気持ちよさそうにしています。畑の野菜たちも日に日に育ち青々とした葉をつけています。13時に待ち合わせしていたケアマネSさんと今後の「こらんしょ」についての話し合い。今年1年ますます繋がりを持ちながらやっていくことを確認し合いました。そして16時半、父さん帰宅。しばらく居間で過ごしベッドに戻り夕食です。いいにおいで帰ってきました。「今日は何の温泉?」と聞いても首を振るだけでなかなか話しをしてくれません。開かれた質問に答えてもらう技が私には足りません。母さんたちは19時頃帰ってきました。

雑草の背が伸び、ますます傷んでいく我が家を見る切なさを語っています。水や電気のないがれきだらけの我が家での作業は私には想像の追いつかない程のものだと思います。片づけたい思いもそこそこに限られた時間の中で持ち出せるものを選び運び出す。少なすぎる時間。

24日。朝からいい天気です。吾妻山もかすんではいますが、田んぼの向こうの遠景で春を感じさせます。今日の父さんは、自然に言葉が出てきます。すぐに手を額に持っていく様子に頭が痛いか尋ねると頷きます。考え事をすると痛くなるのかと問うと頷き、自分が何でここにいるのかを考えることがあるのだと言います。考えることは段々に記憶が繋がる作業で大変だが大事なこと、頭痛を感じたら考えることを休んで、その繰り返しで段々に記憶をつないでいこうと話すとじっかりめを見つめ頷きます。父さん、母さんのためにも一歩ずつ前に進もう!母さんは昨日の疲れもあるはずなのに昼寝もせずに動いています。今晩はゆっくり休んで!(N

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2012年5月23日 (水)

「本音で語る広場」第三弾は5月26日、大久保駅近くで開催です

2012年度第二弾「本音で語る広場」では、施設勤務看護師の立ち位置から見える入居者、その方に関わる様々な問題点を挙げられ、語る言葉一つ一つに、大変重みがあるものでした。

第三弾は526です。第2弾に参加された学生さんからもコメントを頂戴しています。「今週末も友人を連れて、参加させて頂きたいと思います。また電話にてご連絡させて頂きます。どうぞ今後ともよろしくお願い致します。」

早速お申し込みを! 詳細は⇒「32012. 5.26.最終.pdf」をダウンロード   お問い合わせは、03-5386-2427(片岡・仲野へ)

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2012年5月20日 (日)

「こらんしょ便り」  5月19日(土)10時 にこらんしょ到着

お母さん『ただいまっ』  玄関では、お母さんが、『早かったのね』と笑顔で出迎えてくれました。お父さんは、昨日7人程お客様がみえて、少しお疲れのご様子でした。お母さんから、「議員さんが見学にいらしたのよ。」って、お父さんったら、びっくりした様子でね!

でもね、色んな経験させてもらってるんだもの。「有難いね」お父さん。(^-^)v 今日は、お父さんの入浴日サッパリとした様子。入浴後は、しばしの入眠!うっすらと頬が赤くなって心地良い様子に、お母さんが「何よりだね、お父さん。」と安堵した表情!

その後は、まぶしいぐらいの太陽の下で、お庭のもみじの木の手入れをする、活発なお母さんです。格好良く出来たでしょ。〓  震災前は、広々とした畑で色んな野菜を作っていたから、それは、それは、毎年の楽しみでもあった。あの日から、放射能で帰れなくなり家も畑も絶望的かと思っていた。こんなにも早く家庭菜園で野菜を作り自分の好きな花を植えて、日々の生活を送れるなんて夢のようだわよ!2012051917090000_3  2012051915040000_4      生き生きとした前向きなお母さんの姿に、私自身も励まされます。夕方、近くのセブンイレブンに買い物へ、田植えの終えられた水田の風景に

あずま山がそびえ立っています。

「一昨日、経管栄養のクダが外れてて、パジャマやシーツもびしょ濡れになったの。だけど、お父さんには、ほんとに感謝しているからこんな時も、頑張れる」とお母さんのお父さんに対する、熱い思いを感じました。

(*^_^*)

お母さん、素敵なお話ありがとう。また、来月宜しくお願いします。

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2012年5月18日 (金)

17日発売の週刊新潮に『がんと連れそう老境の選択』 多くの人たちに知ってほしい話です。

ジャーナリストの塩田です。

17日発売の週刊新潮に『がんと連れそう老境の選択』を書きました。Photo ほとんど例のないがんの『完全放置』を選んだ人たちのルポです。大変驚きの結果でした。

『完全放置』は誰にでも合うものとは思いませんが、選択肢の一つとして、多くの人たちに知ってほしい話です。 

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2012年5月14日 (月)

「こらんしょ便り」 ただいま!「こらんしょ」です。何かできること毎日見つけて、前さいぐべぇ・・・

「こらんしょ」では、お花やお野菜が芽吹く勢いに負けてない力強さを実感しています。

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ただいまぁ()

成川の「こらんしょ」は、日差し強く風邪は突風中、「こらんしょ」のお庭だけ、ひまわりのような石田お母さんの笑顔、お帰りぃ。野菜売りに見えた、おばちゃんと3人で庭の畑でおしゃべり!お茶にお誘いすると、96歳?のおじいちゃんに昼ご飯食べさせないといけないから、お茶頂いている時間がないのよぉ。貴方はどうやって来たの?など、ずーっと前からご近所のような感覚で立ち話。今度は、「こらんしょ」にあがって頂き、おちゃっこ一緒に飲みたいなぁ!おばちゃんの沢山のふきは、石田お母さんと、かわむきし煮てもらい、二人で晩酌しおいしーく頂きました()

お父さんは、入浴サービスのお風呂で気持ち良くなったようで、遅いお昼寝。1ヶ月半ぶりにお会いしたお父さんもお母さんも、表情が優しく穏やかなゆったりした生活が流れています。それを確認するように、今年も玄関に燕が巣を作って、忙しくチューチュー行っては戻りし、幸せを運んでくれているように思えました。

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本日午後、取材のお客様のため、お母さんお父さんもオメカシオメカシ() お父さんは、お名刺を頂き会釈でお迎えしました。

お母さん自慢の畑、本当に賑やかにお野菜が発芽し、昨日にも増して勢いよく力強くのび、大喜びしました。突風なんぞ、なんのそのなお父さんとお母さんです。こんな生活できるなんて夢のようだぁ!、繰り返し繰り返し笑顔で、何かできること毎日見つけて「前さいぐべぇと思ってる」という気持ちを伝えてくださり、ありがたかったです。

あきらめない!あきらめない!

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2012年5月11日 (金)

「看護の実力」 こんなに熱い思いで日々現場で働いている看護師さん達がいるんだ!

今から半年前に、ご縁があって「看護の実力」を読ませて頂きました。そして、こんなに熱い思いで日々現場で働いている看護師さん達がいるんだ!と知った時の感動・・・今でも鮮明に覚えています。

私は介護士として、施設や在宅、デイなどで働いてきました。その中で、やはり「住み慣れた自宅で過ごす幸せ」は、すごく大きなものなのだとひしひしと感じていました。

あるお宅で、高校生と大学生のお子さんが、シングルマザーである余命数週間のお母さんを看ていました。顔の腫れがひどく、話すことも出来ず、かろうじて目で訴えたり、少し手を動かしたりして、意思疎通を図っていました。お子さん達は、気丈に笑顔で接していました。彼女とお子さん達のやりとりは、病気ということを除けば、とても自然な形でした。娘さんがご飯を作りながら、お母さんに相談したり、息子さんが枕元で他愛もない学校の話をしたり・・・。残された家族にとっても悔いのない時間が送れたのではないかと私は感じました。

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2012年5月 8日 (火)

はじめまして。ボランティア看護師希望です。震災後、被災地で医療ボランティアさせていただきましたが、今回継続して被災地でボランティアさせていただけたらと思っています。

セカンドハウス“よりどころ” in 福島『ここさよらんしょ』 様

はじめまして。ボランティア看護師希望です。

希望時間:土曜日終日から宿泊可能ならば宿泊させていただき、日曜日午後まで

期間:平成246月~毎週土曜日、日曜日    8月は12週間希望です。

私は震災後、被災地で医療ボランティアさせていただきましたが、すべては自分の至らなさが原因でしょうが、看護って何なんだろうかと、被災地の役に立ったのかと疑問でしたし、申し訳なさも感じていました。また、日常業務では救急看護に携わりながら、高齢者の救急搬送のたびに、CPAで胸骨圧迫された胸骨や肋骨骨折を見るたびに、これって何なんだろうと思っていました。患者さんそれぞれ事情はありますが、救命センターで人が亡くなるって何なんだろう、看護にできることってあるのかと疑問でした。老化や死に対して、医療は無力だと思いますし、それに対抗するというか戦うのはルール違反じゃないかとか、患者さんや家族は本当に望んでいたのかと悶々としていました。

被災地でいろんな方たちとの関わりから、看護ができることについて学び、医療者と受療者の架け橋になれる看護師をめざしたいと思いました。そして、今回継続して被災地でボランティアさせていただき、微力ですが被災地の復興のお役に立てたらと思っております。よろしくお願いいたします。

ボランティアの件ですが、一軒家「こらんしょ」の宿泊はいつでも何日でもOK。2階は現在、ボランティア専用にしています。しかし、今年度は交通費が嵩み過ぎないように福島周辺の方を中心に募集しています。

現在、石田さんご夫妻が「こらんしょ」生活を送っており、時々、仮設の方やご近所さんが集まり、食事をしたり、入浴したり。また、制度枠の看護やリハビリ、合同会議等も。数カ月に1回は、「語り部」や「茶話会」「音楽会」等を開催し、仮設の方や福島の若い親子にも集まっていただこうと運営委員会を設けています。夏にも何か計画があるのではないかと思っております。

私達ボランティアは擬家族。その中で、看護師としてできる観察・判断を駆使した生活を継続するというのが役割です。「ただいま~!」「お帰り」みんながそんな関係です。

是非、同志に! いつの日かお会いできますことを楽しみにしています(村松)

とても有難いお話で「是非!」と言いたいのですが、九州からの往復代は大変な金額になりますため、残念ですが、お断りせざるを得ません。何せ、限られた助成金で運営していますので、ご理解いただきたく思います。でも、夏休みの2週間は大歓迎です。

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«はじめてメッセンジャーナースの存在を知りました。やっぱり、看護師にできることはたくさんあると初心に戻った気持ちになりました。