今の時代の看護はどうあるべきかを求め続けて34年。ワンルーム・2.5人で開業できる訪問看護ステーションのモデルとされた在宅看護研究センターは、起業したが続かないと悩める開業ナースの力になります。第5回看護ネット・ラーニングは4月1日から・・一丸となればできる方法がある。

Photo_20200303125001 在宅看護研究センターの歩み 在宅看護研究センターLLPの全体像「llp.pdf」をダウンロード 訪問看護ステーション・出生秘話 

NHKEテレ「こころの時代」・・最期まで生き抜くための在宅看護を・・☞こちら

『ラーニングスタッフ制』:日本在宅看護システム社及び看護コンサルタント社において、学びながら勤務し、勤務しながら学びたい、そんなあなたたちをラーニングスタッフの一員として迎えます。ひとりひとりの思いを汲んで、コーチングをメインにフォローするのは、在宅看護研究センター代表の村松静子です。詳細は☞こちら zaitakuLLP@e-nurse.ne.jp (件名に、ラーニングスタッフの件と記すこと)へお問合せください。

*「こんな看護をしたい」そんな思いで訪問看護ステーションを開業したのに、突然退職者が出て・・休止状態に追い込まれて悩んでいる。そんなあなたの力になります。もちろん、同志としてです。休止・廃止の前に一声かけて・・一緒に思いを語り合えば、必ず方法が見つかります。そんなあなたは、在宅看護研究センターの村松静子に一声かけて!☞zaitakuLLP@e-nurse.ne.jpまたは、03-5386-2427の村松宛てに

Photo

村松静子・50年間の看護道、集大成の1冊 『「自主逝」のすすめ ―あなたの最期はあなたが決める』(海竜社) 

詳細は☞ こちら  

在宅看護研究センターは、198326から3年1ヶ月、日赤医療センター看護師有志11人で始めた訪問看護のボランティアチーム「在宅ケア保障会」が残した「心」と十数万円を引き継いで発展してきました。140920_121638_3今は亡き作家・遠藤周作氏「ボランティアでは無理。これからはもっと必要になる」の後押しを受け、訪問看護制度がない時代の1986324、赤十字出身の看護師2.5人で創設。1992には研究事業部門を任意組織とし、収益事業部門として「日本在宅看護システム社」を設立。1995年には「看護コンサルタント社」を設立。 1999年、民間でも可能になった制度枠の訪問看護を担うべく、それまで実施してきた自費の在宅看護事業に加えて、「在宅看護研究センター付属訪問看護ステーション」を設置。20069には新会社法を導入、「在宅看護研究センターLLP」を設立。 

丸30年を迎えた在宅看護研究センターは、改めてその出会いに感謝し、遠藤ボランティアの顧問として、未だ、熱いメッセージを送り続けている原山建郎さんのご許可を頂き、原山建郎のコラム欄を設けて、遠藤ボランティア『語り部通信「からだ」番記者レポートを連載。Photo_6

 

【お知らせ】

メッセンジャーナース不在の県は、石川、福井、山梨、滋賀、三重、和歌山、香川、徳島です。あなたもメッセンジャーナースに! 2名の方の推薦で、S認定も全国連携プロジェクトを構築中 

第23回メッセンジャーナース研鑽セミナー(岡山・大阪・姫路)☞ ダウンロード - 23kai.pdf

第24回メッセンジャーナース研鑽セミナー(東京)のご案内☞ ダウンロード - 24kai.pdf

Mn_a4_tth1_010528

 

「看護実践の科学 9月号」(看護の科学社) [特集]メッセンジャーナースが伝える看護師の主体性

中央公論9月号(8月10日発売) 特集:対談「父・永六輔は家族に囲まれて旅立ちました」

_20171228_5

43回フローレンス・ナイチンゲール記章受章を機に出版された村松静子の『心と絆といのち-私の看護実践論』(看護の科学社) メッセンジャーナース認定協会Facebookで朗読バトンリレーを聴くことができます。

『おひとりさまの大往生ガイドBOOK』「家族を家で看取る本」「おだやかに逝くヒント」(主婦の友社):村松静子の監修です。

「自分の家で死にたい 死に逝く人、看取る人の幸せな終末期の考え方」(海竜社) 

<関連記事>人でも多くの人が自宅で最善のケアを受けるために    http://www.csr-magazine.com/archives/repo_d/rep08_03.html

が在宅看護を阻むのか・・看護は何のためにあるの 特集「今求められるコミュニケーションスキル」(看護の科学社 9月号 VOL39 NO.10)  婦人公論平成27年1月22日号「ルポルタージュ 時代を創る女たち 村松静子 ~開業ナースは心を聴く」 → 「20150122.pdf」をダウンロード  『開業ナースのエッセンス「暮らし」に伴走する看護のすすめ』(こころの科学:日本評論社)

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2020年3月22日 (日)

新コラム【私のメディア・リテラシー】 第1回「新型コロナウイルス感染症報道とメディア・リテラシー」 尾崎 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日本経済新聞編集委員)

1942 生まれ。65年早稲田大学卒。日本経済新聞社入社、「日経WOMAN」編集長、編集委員、仙台白百合女子大学教授などを経て、現在は在宅ホスピスを経営する認定NPO法人コミュニティケアリンク東京副理事長など医療・介護福祉団体の経営に関わっている。4月に2040年問題、2060年問題を40歳代以下の世代と考える勉強会「AIDプラス」を立ち上げる。
第1回「新型コロナウイルス感染症報道とメディア・リテラシー」 2020-3-22 
 1929年の10月のことである。ニューヨークの株式市場が大暴落した。それがきっかけで世界大恐慌が勃発し、世界は第二次世界大戦という人類史的な悲劇に巻きまれた。それは、いま生きている人にとっては教科書でしか知らない過去の出来事である。だが、 地球規模で起きた新型コロナウイルス感染症のパンデミックは「オンリー・イエスタデイ」の悪夢をよみがえさせる。
そこで、メディアの功罪を考えてみたい。
テレビ、新聞、インターネットなどのメディアからフェイクニュース、誤報、意図したあるいは意図せざるデマ、ノイズすなわち無視すべき雑情報がばら撒かれ、見えるウイルスとして私たちの暮しを脅かしている。それらを鵜呑みにすれば、パニックになる。情報過剰時代は、下手をすると、取り返しのつかない本当の危機をもたらし、自分が困るだけでなく、他人や社会全体に迷惑をかけ、無辜の人々の命を奪うことにもなりかねない。関東大震災におけるおぞましい「朝鮮人虐殺事件」のように。こうした混乱を暗い目的のために利用しようとする輩は昔も今も、洋の東西を問わず、虎視眈々とチャンスを狙っているのだ。

自らの身を護り、世間や世界が凄惨な愚行を繰り返さないようにするにはどうすべきか?
メディア・リテラシーを身につけることだ。自分自身の責任で世間や世界を認識し、判断すること。それしかない。問題はそれが難しいことである。官・民を問わず、指示を待って動くという「指示待ち人間」の習性に浸ってきたからである。責任ある立場の人たちでさえ結果責任を負おうとしないからでもある。
やっと、その殻を破る人物が登場した。北海道の鈴木直道知事である。彼は2月28日、「緊急事態宣言」を出し、週末の外出自粛や休校などを道民に求めた。
そのニュースが全国に流れたあと、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は3月19日、現状を「爆発的な感染拡大の可能性がある」と発表した。その記者会見で北海道の「非常事態宣言」について「一定の効果があった」(尾身茂副座長)と評価した。
国会が緊急事態宣言の発令を可能にする改正新型インフルエンザ対策特別措置法を可決したのは3月13日。鈴木知事の決断はそれに2週間も先立つ英断だった。
大阪府の吉村洋文知事は19日、大阪府と兵庫県との往来を20日〜22日の3連休中は自粛するよう府民に求めた。それと呼応する格好で、兵庫県の井戸敏三知事も同日の記者会見で、大阪など他の地域との間で不要不急の往来を自粛するよう県民に求めた。
国の特別措置法の発令を待たず首長が為すべきことを判断し、権限を行使したである。北海道知事の判断を見習った行動変容である。ところが、吉村、井戸知事の決断について、20日のテレビ朝日の「羽鳥モーニングショー」は両知事の事前打ち合わせがなかったことを批判した。22日付け朝日新聞も「法の枠外で住民に大きな制約を課すことになりかねない判断」だ、と指摘した。それは、一つの見解ではある。

ただ、今は平常時ではない。首長には非常時ならでは行動変容があってもいい。それはコトの本質を見落とす枝葉末節の議論ではないか。両知事の決断は、地方分権の本質を自覚した首長としての責任行使であり、評価こそすれ、批判すべきことではないだろう。我が国は中国のような一党独裁の中央集権国家ではないからである。鈴木、吉村の両知事は38歳と44歳。若い地方政治家が中央と地方の行政のありかたを目に見える形で示してくれた意義は大きい。一般市民は会社や家族の日常に追われ、膨大な社会情報を綿密に分析して付きあう余裕はない。従って新聞などが、一般市民に代わって情報を選んで咀嚼し、適切な判断を行うための材料を提供することを行う――アメリカのジャーナリスト、W・リップマンは名著『幻の公衆』(1925年)でそのように指摘した。

昨今、インターネット・メディアのプラス面を手放しで持ち上げる傾向がある。それを危惧するのはわたしのような旧い世代だけだろうか。
今度のような有事にこそ、従来のメディアは改めて適切な報道と解説に努めることが求められている。誤報、ノイズ(雑音的なジャンク情報)や情動に訴えるフェイク・ニュースなどがゴチャマゼになった押し寄せる情報環境において、一般市民に代わって情報の質の見分け方を市民に提供すること。それがあるべきメディアの果たすべき役割である。
むろん、情報の受け手である市民も確かなメディアを選択する分別・見識すなわちメデア・リテラシーを身に着けるべきだ。そのための情報と解説(モノの見方)の提供すること。それこそ確かなメディアの使命ではないか。日々、垂れ流されている玉石混淆の膨大な情報のなかからコトの本質を見分けるためのヒントをもたらす言説を拾い出し、自分なりに世間と世界の真実を読み解いていきたい。

|

2020年3月11日 (水)

この1冊『おひとりさまの大往生ガイドBOOK』(監修:在宅看護研究センターLLP代表・村松静子) 3月11日より、全国の書店で販売となっております。

Ohitori_20311

|

2020年3月 6日 (金)

愛知県にA認定メッセンジャーナースが誕生【メッセンジャーナース通信 2020.03.06 No.148】 医療者と患者の懸け橋になるメッセンジャーナースが繋がって各地で活動中。支援の一環として、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

メッセンジャーナース認定協会は、「メッセンジャーナース」の称号取得・登録・活動を支援する民間団体です。
メールマガジンのご登録はこちらからどうぞ ⇒ http://www.mag2.com/m/0001196132.html

メッセンジャー通信はNo.148号は、認定者誕生のお知らせを筆頭に発信です。
第9回メッセンジャーナースの会・総会は神奈川県に決定しました。
今号では、第5回看護ネット・ラーニング4月1日開講の件やおすすめの本、東京での研鑽セミナーの急遽延期、「ナースが見つける古き良き日本の心と絆といのち」第三弾は in 北海道、第8回総会会長を務めた石川ひろみさんの活動地・紋別の様子等々お知らせが盛りだくさんです。
☆フェイスブックでも情報を発信しています。https://www.facebook.com/nursejapanNET/?ref=bookmarks
◆ 「メッセンジャーナースたちによる「心と絆といのち」朗読バトンリレー、次々にアップされています。ぜひお聞きください。https://www.facebook.com/pg/nursejapanNET/videos/
─────────────────────────────
□ 一般社団法人よりどころ〔メッセンジャーナース認定協会〕
ホームページ運営・メールマガジン発行:瀬川護(開業ナース応援隊)
───────────────────────────────

当協会へのお問い合わせは、messenger.ns@e-nurse.ne.jp までお願いします。

|

2020年2月20日 (木)

在宅看護研究センターおおさかの演習室に、フット・プラネタリウムが設置されました。おおさか代表でメッセンジャーナースの中村さんの構想は大きく拡がっています。まもなく35周年を迎える在宅看護研究センターは、また新たな動きに・・。

200219_135402200219_073654 200219_113639 200219_125045200219_135154 

|

2020年2月12日 (水)

【健康ジャーナリスト・原山建郎のコラム】 中村哲医師、〈いのち〉のことばー100の診療所より1本の用水路。日本のカルカッタがあるはず! マザー・テレサ〈いのち〉のことば 連載「つたえること・つたわるもの」77-③

連載「つたえること・つたわるもの」77-③ 2020.2.12 (ゴム連載 NEXT「つたえること・つたわるもの」80より)

たとえば、国連WFP(食糧計画)は、アフリカの飢餓を救うために航空機による援助物資(食糧)の空中投下を行っている。これには地上でのアクセス(食糧輸送)が困難という理由もある。しかし、これはあくまでもひとつの譬えだが、食糧が投下された所にひとつの村ができ、その食糧を食べつくすころに、次の食糧投下地点に村ごと移動する。そして……という際限のない繰り返しからは、本質的なレベルでの「飢餓からの救済」は見えてこない。アフリカの人びとが自らの手で農地を耕し、家族の〈いのち〉をつなぐ日々の食糧を得るためには、中村さんがアフガニスタンの人びととともに汗を流して井戸を掘り、灌漑用の用水路を建設することを通じて、人々の〈いのち〉を支援する「一隅を照らす」ような支援が求められている。
また、たとえばユニセフ(国連児童基金)のホームページには、「あなたのご支援でできること」として、寄付金の金額別支援内容が示されている。
☆3000円のご支援が重度の栄養不良に陥った子どもを回復させる治療ミルク236杯に変わります。/☆5000円のご支援が、3つの感染症(破傷風、百日咳、ジフテリア)の混合ワクチン448回分に変わります。(中略)/☆50000円のご支援で、予防接種や母乳育児の大切さなど、命の守り方を広める地域保健員50人を養成できます。

もちろん、このようなユニセフの支援活動による、世界の飢餓に苦しむ子どもたちへの寄付は重要な活動である。しかし、2008年の国会(外交防衛委員会)に参考人として招致された中村さん(ペシャワール会現地代表)の発言は、もっと深い〈いのち〉のことば、である。
○参考人(中村哲君) 衣食足って礼節を知るといいますけれども、まずみんなが食えることが大切だということで、私たちはこのことを、水それから食物の自給こそアフガニスタンの生命を握る問題だということで、過去、ペシャワール会は干ばつ対策に全力取り組んできました。私たちは医療団体ではありますけれども、医療をしていてこれは非常にむなしい。水と清潔な飲料水と十分な食べ物さえあれば恐らく八割、九割の人は命を落とさずに済んだという苦い体験から、医療団体でありながら干ばつ対策に取り組んでおります。

また、民主党所属の参議院議員、犬塚直史氏の「アフガニスタンにおけるPRT=地方復興チームの活動」に関する質問に対して、中村医師はこう答えている。
○犬塚直史君 そうした困難な状況の中、二十五年余にわたって、まさに現地化というよりも土着化して、これは中村先生がおっしゃったことですが、土着化して頑張っている活動に心から敬意を表したいと思います。
その上で、私は最近、現地でヨーロッパのPRT(※Provincial Reconstruction Team:地方復興チーム=大規模な戦闘終結後の治安の悪い地域での復興を助けるための国外勢力による組織)と民軍が一緒になっている活動の実態を聞き取り調査をした際に、何が何でも応援はするが、モスクだけは再建することはできないというようなお話があったのが非常に印象に残りました。
そこで、中村医師の報告の中で、「誤解される「マドラサ」」と、マドラサ(イスラム世界の高等教育機関で、モスクと併設されることが多い)というのはイスラム神学校と訳されているわけですけれども、これについての御報告がありました。ちょっと引用させていただきます。マドラサは通常イスラム神学校と訳され、タリバーンの温床として理解されているが、実態は少し違います。マドラサは地域共同体の中心と言えるもので、これなしにイスラム社会は成り立ちません。イスラム僧を育成するだけではなく、図書館や寮を備え、恵まれない孤児や貧困家庭の子供に教育の機会を与えると。そのマドラサを水路と一緒に再建の協力をさせたという、その体験を少しお話しいただけますか。
○参考人(中村哲君) まず、PRTについて言いますと、ほかの地域は知りませんけれども、ジャララバード(アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都)を中心に、東部、南部、北部で、北部というか北東部で行われておるPRTの実態というのは、実は軍事活動の一環としてとらえてまず間違いない。
例えば医療関係でいいますと、突然米軍の装甲車がやってきて薬を配らせてくれと言う、診療所で。で、とんでもない、なめちゃいけないよ、我々は医者だぞ、正しい診断なしに兵隊が薬を配れるかと言って私たちは断りましたけれども、ほかのNGOはそうはいかない。反対するとやられるかもしれないという恐れでもってそれを受け入れる。副作用も分からない、何も分からないということで、薬をばらまいて一日で過ぎ去ってしまう。これはごく一例でありますけれども、明らかにこれはPRTの、いいPRTもあるんでしょうけれども、私が目撃したPRTというのは、ほぼ米軍の活動を円滑にするための宣撫活動に本質的に近いものだというふうに考えて間違いないと思います。
だから、私たちがヘリコプター、米軍から襲撃を受けたときも、PRTと密接な関係を持ってというふうに言いましたけれども、PRTと接触すること自体が危険を招くということで、一切ペシャワール会としてはPRTとの接触を断っております。もちろん敵対するつもりはありませんけれども、巻き込まれるつもりもありません。
(参議院会議録情報 第170回国会 外交防衛委員会第4号)

キリスト教(プロテスタント)作家の三浦綾子さんが、『道ありき』(主婦の友社、1989年)に残した、〈いのち〉のことば。

ほんとうに人を愛するということは、
その人が一人でいても、生きていけるようにしてあげることだ。

☆上医は国をいやす
西暦454年から473年にかけて書かれた、中国の陳延之の著書『小品方』に「上医医国、中医医民、下医医病(上医は国をいやし、中医は民をいやし、下医は病をいやす)」と書かれている。
この言葉は、もともと中国春秋時代を扱った歴史書『国語』晋語八の「上医医国、其次医人」に由来するもので、この「上医は国を医す」という言葉は、すぐれた医者は、国の疾病である戦乱や弊風などを救うのが仕事であって、個人の病気を治すのはその次である、というほどの意味らしい。

しかし、中村哲医師が今回、アフガニスタン東部で行った「井戸の掘削、用水路の延伸、取水堰の設置」という〈医療〉行為は、中医(民をいやす)のレベルをはるかに超えて、上医(国をいやす)に価するレベルの〈医療〉ムーブメントであったのではないだろうか。

|

2020年2月 6日 (木)

【健康ジャーナリスト・原山建郎のコラム】 中村哲医師、〈いのち〉のことばー100の診療所より1本の用水路。 日本のカルカッタがあるはず! マザー・テレサ〈いのち〉のことば 連載「つたえること・つたわるもの」77-②

連載「つたえること・つたわるもの」77-② 2020.2.6 (ゴム連載 NEXT「つたえること・つたわるもの」80より)

中村さんの訃報が届いた翌12月5日、講談社の漫画配信アプリウェブサービス『コミックDAYS』のサイトで、『アフガニスタンで起こったこと~不屈の医師 中村哲物語~ 前編』(作者は三枝義浩、2003年)が公開されていた。https://comic-days.com/blog/entry/2019/12/05/175700にアクセスすると、誰でも63ページにおよぶ、詳しいストーリーが描かれた「中村哲物語」を無料で閲覧することができる。

これまで、中村さんはアフガニスタンでの用水路建設の合間を縫って、アフガニスタン支援を伝えるため、日本に度々里帰りしている。ことし9月には、沖縄県那覇市にある沖縄キリスト教平和総合研究所の開設10周年記念講演会で「アフガンに命の水を」と題する講演を行い、「薬では渇きや飢えは癒せない。必要なのは清潔な水だ。100の診療所より1本の用水路を!」と訴え、現地の人たちとともに1600本の井戸を掘り、全長約27kmの農業用水路と9ヶ所の取水堰の建設を成し遂げたことを報告している。
中村さんは中学時代に浸礼(バプテスマ)を受けたキリスト教徒(プロテスタント)だが、イスラム教国であるアフガニスタンでは「カカ・ムラド(ナカムラのおじさん)」と親しまれ、尊敬されていた。ご遺体が日本に帰国する日、同国のガニ大統領が先頭に立って、アフガニスタン国旗がかけられた棺を担ぐ姿がテレビで放映された。

中村さんは座右の銘である「照一隅(※一隅を照らす)」を著書にサインする。これは、比叡山を開いた天台宗の伝教大師・最澄が『天台法華三家学生式(てんだいほっけさんげがくしょうしき)』に書いた「国宝とは何物ぞ。宝とは道心(仏道を求める心)なり。道心ある人を名付けて国宝と為す。故に古人言ふ、径寸(金銀財宝)十枚、是れ国宝に非ず。一隅(ほんの片隅)を照らす、此れ則ち国宝なり」にある言葉である。
アフガニスタンという地球の「一隅」で、現地の人びとと手を携えて、1600本の井戸を掘り、全長約27kmの用水路を通し、9本の灌漑用の取水堰を設置し、砂漠化しつつあった1万6500ヘクタールの土地を潤し、その農地を耕して日々の食料を確保することを通じて、人びとの「いのち」を守り・育ててきた中村さんの30数年にわたる地道な活動を思うとき、日本とアフガニスタンの国境という垣根を越え、キリスト教とイスラム教という宗教の違いを超え、日本的仏教の素養も兼ね備えたひとりの日本人を、私たちは誇りに思う。

|

2020年2月 5日 (水)

「おめでとう 原田さん!」【メッセンジャーナース通信 2020.02.05 No.147】 医療者と患者の懸け橋になるメッセンジャーナースが繋がって各地で活動中。支援の一環として、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

メッセンジャーナース認定協会は、「メッセンジャーナース」の称号取得・登録・活動を支援する民間団体です。
メールマガジンのご登録はこちらからどうぞ ⇒ http://www.mag2.com/m/0001196132.html

 

本年初のメッセンジャー通信はNo.147号となりました。第9回メッセンジャーナースの会・総会は神奈川県に決定しました。
今号は、山口県の原田典子さんが読売新聞社主催の医療功労賞を受賞した慶びや「ナースが見つける古き良き日本の心と絆といのち」第三弾は in 北海道、第8回総会会長を務めた石川ひろみさんの活動地・紋別に決定し、募集開始をしたこと、メッセンジャーナース所属組織の活動のほかセミナーや看護ネット・ラーニングの募集等々のお知らせが盛りだくさんです。
☆フェイスブックでも情報を発信しています。https://www.facebook.com/nursejapanNET/?ref=bookmarks
◆ 「メッセンジャーナースたちによる「心と絆といのち」朗読バトンリレー、次々にアップされています。ぜひお聞きください。https://www.facebook.com/pg/nursejapanNET/videos/
─────────────────────────────
□ 一般社団法人よりどころ〔メッセンジャーナース認定協会〕
当協会における「プライバシーポリシー」について
* 当協会が個人情報を共有する際には、適正かつ公正な手段によって個人情報
を取得し、利用目的を「事例」に特定し、明確化しています。
*個人情報を認定協会の関係者間で共同利用する場合には、個人情報の適正な
利用を実現するための監督を行います。
*掲載事例の無断転載を禁じます。
─────────────────────────────
〒169-0073
東京都新宿区百人町1-17-10 STビル2F 
看護コンサルタント株式会社内
Tel03-5386-2427 Fax03-3310-7899
認定・審査 m-nintei@e-nurse.ne.jp
応援団   messenger.ns@e-nurse.ne.jp

 

|

2020年2月 3日 (月)

山口県の『コミュニティプレイス生きいき』率いるメッセンジャーナースの原田典子さんがこのたび読売新聞社主催の医療功労賞を受賞したとのお知らせが入りました。「おめでとう、原田さん! 嬉しいでーす💖」

地域住民が健康で安心して暮らせるようにと地域医療に貢献、未だ存在していなかった形の施設を設立し、真っ向から取り組んできた開業ナースの原田さんのこれまで、そして現在、これからの活動が高く評価されたものと確信します。
「いつも笑顔の原田さん、おめでとう💖」

|

2月最初の日、我が社恒例の新春シンポジウムが開催されました。今回のテーマは、「オリンピック・パラリンピック後の日本、そして令和の自分像」でした。普段中々聞けないそれぞれの考えを聞けるので、とても有意義な半日です。

スタッフ全員が集まり、担当者の企画したテーマに基づき、持ち時間6分の中で自分の考えを述べ合います。
Img_5423 Img_5422

今回のテーマは、「オリンピック・パラリンピック後の日本、そして令和の自分像」でした。普段中々聞けないそれぞれの考えを聞けるので、とても有意義な半日です。自分自身の傾向も見えて自分を見つめる良い機会にもなります。さあ、今年一年また頑張ろう!

 

 

|

«【健康ジャーナリスト・原山建郎のコラム】 中村哲医師、〈いのち〉のことばー100の診療所より1本の用水路。 日本のカルカッタがあるはず! マザー・テレサ〈いのち〉のことば 連載「つたえること・つたわるもの」77-①