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在宅看護研究センターは、今の時代を見据え、メッセンジャーナースの活動を後援しております。 更新:第30回メッセンジャーナース研鑽セミナーが2月19日から始まります。セミナーⅠ「活動の幅が広がる 今、メッセンジャーナースの出番です プロフェッショナルの勘~精神の呼吸を感ずる」には詩療法詩人:武久ぶくさんがご登場

在宅看護研究センターの概要:在宅看護研究センターはICU(集中治療室)で救命された患者の家族の要請により、1983年2月6日、日本赤十字社医療センター及び前日本赤十字中央女子短期大学に所属する11名のナースによって課外で始められた訪問看護ボランティアチームがその前身である。その後、1986年3月24日、作家・遠藤周作氏の後押しを受け、3人の有志により有限会社として日本初の在宅看護会社が発足。「日本社会に密着した専門的な看護を広く提供できるようになるために」という目的で始動。
 1986_20220109122801 その後も社会の動きに合わせさまざまな組織形態に変えながら20年の歩みを経て、2017年9月、有限責任事業組合(L.L.P)として、社会に位置付き時代に即した在宅ケアシステムの構築を目指して、さらなる挑戦、共同開発に取り組んでいる。
(1992年に始動した指定(老人)訪問看護ステーションは、一部、当センターがモデルとなった。)

(事業内容)

1.コミュニティを重視した在宅医療並びに在宅死を可能にするための研究開発
2.在宅医療推進のためのイメージ商品の開発・販売
3.看護事業の顧客及び看護師の満足と収益性のバランスに関する実証研究
4.看護職同志の共同・連携マーケティング及び開業看護師の集結事業の構築・推進
5.「心」の商品化に関する開発研究
6.専門職のスキル向上のための個尊重型キャリアプログラムの開発
7.生活習慣病対策に関する関連商品の開発・販売
8.前各号の事業に附帯関連する一切の業務

【蘇り】「開業ナース集団の活動があったから」 私が、在宅看護研究センターの活動を知ったのは、「元婦長ら4人でセンター設立」の新聞記事を読み、センターが企画するセミナーに参加したのがきっかけでした。(細井恵子)

詳細は☞ http://www.e-nurse.ne.jp/center/hensen8.html

Ⅰ なぜ、訪問看護をボランティアで・・・ 
Ⅱ 何もない。自分達で作るしかなかった。~ナース手作りの会社の誕生~
Ⅲ 活動を続けるための苦悩と決断 シルバー産業の嵐の中で・・・
Ⅳ ジャーナリストからいただいた「開業ナース」の命名  
Ⅴ 開業ナース 村松静子
Ⅵ 村松静子を支えた3人の男たち

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【蘇り】物語・介護保険・第56話 訪問看護ステーション・出生秘話月刊(介護保険情報2009年1月号) (話は、1990年に遡ります。(えにしの会ホームページより)

厚生省老人保健福祉部のスタッフに、ある日、岡光序治部長から「風鈴を探せ」という号令がかかりました。
風鈴とは厚生省独特の用語。国民に負担増を求める、嫌われそうな法案を出すときにつける「国民に喜ばれるような施策」のことです。
詳細は☞ http://www.yuki-enishi.com/kaiho/kaiho-56.html ◆「風鈴を探せ!」◆
◆医師会と看護協会と「・・・」と◆
◆「ステーション2・5人基準」事始め◆
◆思いがこもった「在宅看護研究センター」の名前◆
◆3段重ねの診療報酬発案者は、いま……◆

【同志の活動】東京で開業していた『たてまるメンテナンス』が、願いを新たに活動はじめました。その名はtatemaru pont(たてまる ぽん)今年2021年の5月8日、アーユルヴェーダの提供を軸として、故郷・熊本県の芦北町にオープンしました。身体も元気になって自然のお楽しみも満載です。

tatemaru pont(たてまる ぽん)は今年の5月8日に、アーユルヴェーダの提供を軸として、私の故郷・熊本県の芦北町にオープンしました。東京で開業していました、たてまるメンテナンスに続き、願いを新たに活動はじめました。
Tatemarupont3Tatemarupont2Tatemarupont1

pontはフランス語で橋の意味があります。芦北町は、海 山 川 温泉 広い空と、自然に恵まれた居心地の良いところです。自分が育った芦北は、自然の醍醐味全てが揃った最高の場所だったんだと、帰郷してはじめて実感しました。https://youtu.be/5SDVg7cVWSs

この環境の恩恵をいただいて、私の大好きなアーユルヴェーダができたら最高に面白いし、楽しくなると思いました。アーユルヴェーダの活動を通じて、地域の皆さんとも、交流できる橋のように繋がれたらいいなぁ。たくさんの人に芦北を楽しんでもらえたらとても嬉しいなって願います。
現在は、カウンセリングで体質に合わせた、薬草オイルやハーブの粉などでのアーユルヴェーダトリートメントを主に行っています。
アーユルヴェーダは、人間も自然の一部で、生まれ持った体質(プラクリティ)は、エレメント(地水火風空)の割合で決まると言われています。
アーユルヴェーダは、このプラクリティに近づけるサポートを行います。
浄化作用 鎮静作用 強精作用 ラサーヤナ(若返り作用)など、植物の力や食事の取り方の工夫やタイミングで、細胞レベルから元気になるお手伝いです。
是非、熊本県芦北町のtatemaru pont いらしてください❗️(身体も元気になって自然のお楽しみも満載です)
⭐️芦北町は移住も大歓迎です。都会から移住される方、帰省される方も増えて来ていて、新しい風が吹きはじめていて、これから楽しみな町になりそうです。現在、地域おこし協力隊の方も募集されています。https://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/40402</p>

お待ちしています。tatemaru pont:立野

明けましておめでとうございます【メッセンジャーナース通信 2022.1.08 No.165】 メッセンジャーナース認定協会では、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

改めてログインまでの手順をご説明いたします/在宅看護実践の本来あるべき姿

─ Messenger Nurse ──────────────────────────
    メッセンジャーナース通信 2022.1.08 No.165
     メッセンジャーナース認定協会
      http://www.nursejapan.com/messenger/
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☆おすすめ

◆ 明けましておめでとうございます。

大寒波到来の予想と共に新たな年が明けました。
昨年はメッセンジャーナース認定協会10周年&在宅看護研究センター35周年記念集会を開催。本年はまた新たなスタートの年となります。
一昨年からのオンラインのよるセミナーで多くのメッセンジャーナースと出会うことが出来ました。それぞれの実践を通して活き活きと交流していけますことを楽しみにしております。
また皆で語り合う場をとのことで11月よりホームページによる「メッセンジャーナース交流広場」も設けられました。
それぞれの活動や色々な事象に伴う思い等を語り合い、そして知ることで前に進む機会となるのではないでしょうか。
コロナ感染が未だ予断を許さず身近なコミュニケーションが難しい昨今、あらゆるツールも活用しながらお互いに繋がり、それぞれに応じた実践が出来ますことを願っています。
研鑽セミナーは毎月行われています。今はリモートでの参加が出来ますので、どうぞリフレッシュの機会とされますように。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
(吉田 和子)

◆ 全国メッセンジャーナースの会の皆様
なかなかログインができないと複数の方から連絡をいただいております。ご迷惑をお掛けしております。
改めてログインまでの手順をご説明いたします。
http://www.nursejapan.com/messenger/2022/01/post-32dd04.html

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☆メッセンジャーナースのホームページから
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◆ 『夢二の次男・竹久不二彦の画業』
https://bit.ly/3f4tKbT

◆ 第9章・在宅看護実践の本来あるべき姿:原田典子
https://bit.ly/3qRJe8A

◆ 第8章・向かい合う看護:石川ひろみ
https://bit.ly/3t2e2X8

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◆ 2022年1月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2022/01/index.html

◆ 2021年12月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2021/12/index.html

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☆おすすめの本から
家族を家で看取る本
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4074264951/bcd03432-22
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【私のメディア・リテラシー】第14回 「招かざる侵入者、ハクビシンと新型コロナウイルス」  尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長

 暮れも押し詰まったある日、東京の住宅街で、ふだんは見慣れない“新住民”と出会った。ハクビシンである。今年最後のゴミ出し日。家庭ごみを町内会の集積場に置いて帰ろうとすると、頭上でカラスが騒ぐ。見上げると鼻先から尾の末端まで60~70㎝の尾の長い何者かが歩いている。2羽のカラスが交互に襲うが意に介せずスタスタと電線を伝っていく。ぶら下がるのではなく、細い線の上に四つ足で歩く。ハクビシンだ。
 太陽が出る前の薄明りゆえ、顔つきや体毛の色が定かでない。それを確かめるべく、その姿を追っておよそ数百㍍歩くと、街を掃除する高齢の住民が「あの辺に棲んでいる」と住宅街の一角を指さす。一気に寒さが身にしみ、自宅に引き返そうとすると別の住民が「家の中にも入り込まれても、住民が駆除することは禁じられています」と教えてくれた。帰宅すると午前7時。ハクビシンを追いながら30分も冷えた住宅街を徘徊していたのだ。すれ違った早起きの勤労者諸君は私を認知症老人だと思ったにちがいない。
 ハクビシンは日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類だ。外来種だが侵入の経緯は詳らかではない。私は東京都文京区目白台に住む。その地で小学校から大学まで通ったが、ハクビシンとは初見参である。東京都のハクビシン捕獲報告は平成11年から。13年に36頭だった捕獲数は23年には737頭と10年間で20倍に増え、一時400頭まで、500頭台に減ったものの、令和元年には628頭に。出没する地域も自然の多い多摩地区から23区にシフトしている。農産物等に被害を与える害獣とされるが住民自身が駆除することは規制され、捕獲や死骸処分は専門業者に任されている。農村や過疎地の被害は大きく、住民が罠を仕掛けて駆除しているが、住民の高齢化によって自助努力も限界だ。
 ハクビシンも新型コロナウイルスも海外から忍び込んだ、たちの悪い厄介者だ。ハクビシンの自然分布はヒマラヤ、中国南部や東南アジアである。奇しくも新型コロナウイルスの原産地とされる地域と重なる。ハクビシンを初めて目撃した日、テレビも新聞も新型ウイルスのニューフェースであるオミクロン株の猖獗を予想し、危惧するトップニュースでにぎわっていた。
新型コロナウイルスについては臨床医もアカデミアも様々な視点でいろいろな意見や予想を述べている。だが、ハッキリしていることは、その正体はあまりよくわかっていないという事実である。生態がハッキリしない点ではハクビシンも同様だ。ハクビシンの日本侵入の時期は江戸時代とも第二次世界大戦中ともされているものの定説はないという。
 和名は「白鼻芯」。額から鼻にかけて白い線が通る。私はその特徴を確かめようと夜明け前のひととき懸命に頭上のハクビシンを追ったのだが、夜が明けきると姿は消えていた。あの猫のようなイタチのような姿を思い起こすと、あれはハクビシンを装った新型コロナウイルスの化身ではなかったのか、老人の目に映った幻だったのか。
そうではない。翌朝の日経新聞を開くと、三菱商事の垣内威彦社長がこう語っていた。「新型コロナは人類が抱える課題や矛盾を映し出す鏡のようなものだ」(コロナと世界/針路を聞く」)と。

【お知らせ】「夢二の次男・竹久不二彦の画業」が金沢の夢二館で開催されております。在宅看護研究センターの初期、制度が何もなかった時代からず~っと惹き合って・・今尚繋がっているから不思議です。

竹久不二彦展が金沢で開催されます。竹久さんもぜひ見たいとの希望があるので、3月初旬を目標に1泊で行く予定にしています。(仲野)

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【私のメディア・リテラシー】第14回 「コロナ禍と向き合った看護職のつぶやき」  尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長

 コロナ禍のさなか看護職員が、いわれなき被害を受けている。在宅医療に携わる医療従事者の情報交換ネットワークの一つCNK‐MLで知った。自然災害を含む有事が勃発すると、ひとはパニック状態に陥り、そのはけ口を誰かにぶつける。その矛先は主に行政に向かうのだが、今回のコロナ禍では医療従事者にも向けられた。とりわけ患者や市民に身近な看護職への訴えが目立ったそうである。
ある看護職は、住民から「いわれのない怒りや侮辱」をぶつけられた。「私でよければ怒りをぶつけてください」と受け止め、(住民に対する)ケアの一部として対応」してきた。それは看護職としての強みを生かした対応でもあった。とはいえ、一部の市民からにしても「2年間にわたる叱責には事務も保健所職員も疲弊して市民に心を閉ざしてしまいそう」だった。

 5人に1人が住民らから心無い差別や侮辱の言葉を
 日本看護協会の「看護職員の新型コロナウイルス感染症対応に関する実態調査」(2020年9月)によると「近年、経験したことのない事態」が発生した。実に看護職員の5人に1人が「差別・偏見」にさらされた。いちばん多かったのは看護職本人ではなく「家族や親族が周囲の人から心無い言葉」をかけられた(27.6%)こと。患者や地域住民から「心無い言葉」を受けた看護職はおよそ20%に達した。入院できずに在宅死が続出した今年の第5波では“被害”はもっと深刻だったろう。罪を犯せば本人の家族も処刑した古代中国の「族誅」さながら。「医療崩壊」は人々の心の荒廃を招いた。それを防ぐワクチンはあるのか。CNK-MLの管理者、中野一司医師は。それは「住民の覚醒」だと言う。
 中野医師によると「太平洋戦争突入前の日本の状況は、今のコロナ下とそっくりだった」。当時は戦争協力を強いる「同調圧(力)」が大きく、同調しない人々への「差別、偏見が横行」した。その反省から「ICTを活用した情報共有と迅速な意思決定」ができる社会にすれば、同調圧の強さは、むしろ「日本の欠点ではなく長所にチェンジ」できると主張する。ICTを上手に活用することによって、お互いに学び合い、他者を尊敬する気持ちを共有することが結果的に「住民の覚醒」をもたらし、賢い住民が育つということだろう。

怖いのはオミクロン変異株よりも人心の分断
 人間社会はパニックに巻き込まれると異常な振る舞いをする。庶民はスケープゴートをもとめ、営利か非営利をとわず企業や組織は社会救済のための制度を悪用することもある。国は新型コロナウイルスの患者や陽性者を受け入れる病院に多額な補助金を出す仕組みを作ったところ、患者を受け入れずにお金だけ貰っていた病院があった。「幽霊病床」の存在は「医は算術」であることを証明した。日本の病院経営は逼迫しているとされるが、コロナ禍に対する公的な経営支援で一息ついた。大手病院グループの経営者の一人は、コロナ禍は「神風」だったことを認めている。
 最前線で奮闘してきた医療者の大部分は固唾を吞みながら第6波に備えている。怖いのは、迎え撃つ側の分断である。それは住民と地域行政、患者と医療者、自治体と中央政府などさまざまな場面で起きた。看護職が人柱にされるような社会的分断はオミクロン変異株よりも恐ろしい。こんなとき思い出すのは過疎地で聴いた話だ。人口減少が始まった1980年代に高齢化率40%を超えていた日本一の過疎地(現山口県大島町の一部)を訪れたことがある。そこで町長がこう漏らしていた。「人口減少より怖いのは、人々の心の過疎です」

キャッチコピー案が続々届いています【メッセンジャーナース通信 2021.12.11 No.164】 メッセンジャーナース認定協会では、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

詳細は☞こちら

 

早速、図書館からお問い合わせがありました。メッセンジャーナースの草野つぎさんの著書『3.11福島の原発事故避難者の語りから 東日本大震災・原発事故は 大熊町住民に何をもたらしたのか』←(一般社団法人よりどころ)

私・村松は何をする人ぞ・・。お問合せ→yoridokoro@e-nurse.ne.jp


先ほどは、早々のお電話をありがとうございます。
草野つぎ様の著作本のご寄贈のお申し出、感謝いたします。ありがとうございます。
村松様、草野様の情熱がひしひしと伝わってまいりました。
草野様の著書が多くの皆様に読んでいただけるようご祈念申し上げます。(郡山市富久山図書館)


著書に関する詳細は☞ こちら

日本で初めておきた原発事故、10年過ぎた。それでも、原発避難者のことは理解されていない・・・ずっと心に潜めていた福島のメッセンジャーナースが本を出版『3.11福島の原発事故避難者の語りから 東日本大震災・原発事故は大熊町住民に何をもたらしたのか』

たった今届いたお知らせ! 正に、有言実行❣
Photo_20211202130501本年、4月24日、1通のメール。
実は、私は今、原発避難者から聞いてきた体験談を1冊の本にまとめようと原稿を執筆しています(進行中)。メッセンジャーナースのこと少し入れて著者 保健師・メッセンジャーナース 草野つぎ にしたいと思っています。
私の執筆目的ですが、日本で初めておきた原発事故、10年過ぎましたが、意外と原発避難者のことは理解されていない、津波避難者の方がおなじみのような感じで・・・、一時日本中の原子力発電所が稼働を停止しましたが、またあちこちで再稼働しています。原発事故はもう大丈夫なのか?日本中の人に原発避難者の避難生活を理解してもらう、こともメッセンジャーナースとして、やってもいいのかな?とずっと考えてきました。
私は、少しの間看護協会の避難者支援の仕事をしていたこともあり、福島の放射能汚染水の話題だけでなく、原発避難者のことを書きたいと思うのです。避難者、被災者、被害者になった原発避難者に寄り添う、私なりの寄り添い方として1冊の本にまとめること、それも一つなのではないかと考えています。
(福島のメッセンジャーナース:草野つぎ)

お問い合わせは☞ yoridokoro@e-nurse.ne.jp へ

【私のメディア・リテラシー】第13回「世代を超え共感を呼ぶ寂聴さんのしたたかさ」  尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長

死せる孔明、生ける仲達を走らす、いや、死せる寂聴、マスコミを走らす。

作家・僧侶の瀬戸内寂聴さんが11月9日になくなった。マスコミは、その波乱に富んだ生涯を称え、大々的に報道した。東京新聞にいたっては訃報で1面トップを飾った。他の各紙も多くの紙面を割いて評伝と雑観や識者の談話を競って掲載した。ただ、99歳になるまで誰がどのように介護し、大往生を看取ったのか、それまでにかかったであろう介護費用など庶民がいちばん知りたい情報の提供をマスコミはほとんど忘れていた。我が国は世界一の超高齢社会であり、「お一人様の老後」は社会問題になっているのにもかかわらず……。

かくいう私は寂聴さんにお会いしたことはあるものの、著書はほとんど読んでいない。若いころ、評伝『田村俊子』にざっと目を通したが、著者の強烈な個性、つまり人間の業と妥協しない生き様を称賛する書き方についていけずギブアップした。ところが、当時、私の周辺にいた女性たち、とりわけ団塊の世代に属し、自立マインドが旺盛な女性たちは、職業の有無を問わず寂聴的な生き方に共感し、個性的な生き方をそのひとなりに貫いていた。その一人は寂聴さんの存在意義をこう喝破する。「多かれ少なかれ寂聴さん的な生き方をしてきた女性は少なくないけれど、自らの姿を赤裸々に描いて公表しないだけだった」。

多くの小説家や作家と付き合ってきた元編集者(男性)の一人は「男女を問わず外道でなければ小説は書けませんよ」とも。仏教用語の「外道」とは一般に人の道を外れた生き方をさす。元編集者は自らのプライバシーを隠さず、世間に放り出す覚悟とそれを生きるための糧にする激しさがあって初めて人を感動させる文学作品は書ける、ということだろう。

1980年代の半ば、京都に寂聴さんを訪ねた。在宅ホスピス支援ボランティア養成講座の講師を依頼するためだった。寂庵の玄関で尊顔を拝し、謦咳に接した。1㍍たらずの近距離だっただけに、みなぎる生命力、深い存在感というか、えも言われぬオーラに圧倒された。いまにして思えば、ありきたりの善悪感や世間体を超えた「したたかさ」が放つオーラである。日本の社会そして国家までもが瀬戸内寂聴という存在に憧れ、文化勲章を授与し、マスコミがその死を国葬並みの報道をする。日本人が寂聴さん的な生き方を全肯定してきたからに違いない。73歳の老妻も「寂聴さんはしたたかな人よ」と。世代を問わず、日本の女性たち多くを惹きつける磁力の本質は外道的な「したたかさ」ではなかったのか。

「外道」の本来の意味は、悟りを得る「内道」に対する言葉であり、必ずしも異端・邪道をさすわけではない。「本来の意味は渡し場、沐浴場、霊場を作る人」(Wikipedia)である。寂聴さんは、迷える人々を此岸から彼岸へと導き、世間の塵芥を洗い落とし、魂を救済する霊場を作ってきた。だとすれば、寂聴さんの死を国民的ヒロインの喪失と称えるマスコミ諸氏の気持ちもわからないではない。

私がしっかり読んだ寂聴本は『手毬』だけである。良寛と貞心尼のプラトニックラブを描いた名作だ。30歳も年下の尼僧が独居老人の良寛を最期まで世話するという情愛と献身の物語である。良寛は貞心尼の和歌の師匠だった。貞心尼は家族ではないけれど子弟の絆で良寛を看取った。良寛が生まれ没した新潟県で地域包括ケアの先駆けをなした黒岩卓夫医師によると、良寛の終末期ケアと看取りは貞心尼と周囲の良寛ファンらが行ったコミュニティケアのお陰である。

「うらをみせ おもてをみせて ちるもみじ」は良寛の辞世とか。彼も若いころは放蕩に耽ったと伝えられる。良寛は曹洞宗、寂聴は天台宗と宗派は異なるものの、二人とも自らの人生の裏表を世間に曝しながら、多くの人々にしたわれ、迷える人々の魂を救ったのだ。

«メッセンジャーナースの会の実践発表、今回も見事でした【メッセンジャーナース通信 2021.11.06 No.163】 メッセンジャーナース認定協会では、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

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