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2008年11月 6日 (木)

家族を思いやる家族愛

自分の余命わずかと解かっていて、ご自宅に帰りたいという方々に多く出会います。

自宅に帰ったら家族に負担がかかるということは十分に解かっています。

でも、家に帰りたい。

最期の我がままを家族は受け止めます。

最期の我がままを聞きいれてくれた家族に感謝しています。

患者さまご本人は家族に迷惑をかけている事は十分に理解しています。

残り少ない時間、家族は同じ空間で過ごしたいと思っています。

患者さまの傍で眠り、少しでも同じ空間にいる事を感じたい。

患者さまも、満足します。

でも、24時間ご家族が頑張るためには、夜、家族はぐっすり眠りたい。

電気を消して眠りたい。

しかし、患者さまは暗いところ、夜は不安です。

暗ければ暗いほど不安です。

血圧が下がり。

手足が冷たくなっています。

でも意識ははっきりしているので、家族への思いやりがあります。

暗い部屋の中で、患者さまは明るくなるのを、ただひたすら待っています。

身の置き所がなく、辛い身体。

自分では思うように動かすことができなくて辛い。

とにかくだるい。

どうにかして欲しい。

しかし、家族には、ゆっくり休んで欲しい、と思っている。

そんな家族思いの患者さまが何かを求めて手探りをします。

その手を握った時、安心したように頷きます。

家族の手ではないけれど温かみのある手に満足します。

夜中、ずっと手を握っているだけで安心したように眠りにつきます。

これが看護だと再確認させられます。

明るくなると家族を待っています。

家族を起して欲しい、と。

家族愛。

お互いがお互いを思いやる。

意識がある、最期の最期まで家族を思いやるのです。

愛を感じることのできる在宅看護が私たちの使命です。

株式会社アイナース

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