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2009年7月17日 (金)

これからも続く看護の追求

在宅看護研究センターが発足した当時のことは、今でも忘れません。あんなこと、こんなこと、いろいろありました。

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今日,介護保険認定調査のため,とある病院へ伺った。調査対象者は80代後半の女性。IVH・マーゲンチューブ・バルンカテーテルが入り,酸素マスクも付け…両手は抑制されている。 「こんにちは」と声をかけ挨拶すると,しっかり目を開け「ご苦労さまです」ときちんと挨拶を返してくださる。 (なぜ,こんな抑制なんか!) 気の毒さと,心のなかの大部分を占めた怒り。 「お話を伺う間はこの手のバンドは外しましょうか?」両手の抑制を外し,手をそっと握った。「ああ,温かい手!」とニッコリされる。 調査終了時,立ち会って下さった息子さんに確認すると,抑制しておきたいとの事。 「手をまた固定しなくては駄目らしいのですが,今のうちに痒いところとか掻いてもいいですよ」と言ったら「痒いところはないよ〜」と笑っておっしゃる。 また,手首に抑制帯を付けなくてはいけない…のか? やるせない気持ちで見回すと,同室の患者さんもみんな抑制されている。 ナースが少ないのはわかる。業務が忙しいのもわかる。チューブ類を自己抜去したり,ベッドからの転落も防止したいのもよくわかる。でも…でも…。 抑制しない方法や,個別性を考えたり工夫出来ることはないのだろうか? それこそが「看護」そのものではないのだろうか? お目にかかった患者さんの痛々しい笑顔が目に焼き付き,なすすべなく抑制してきた自分の無力さに,物思う雨の夜。

投稿: 根本美貴 | 2009年9月 9日 (水) 23時51分

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