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2010年6月 4日 (金)

来所相談に同席して感じたこと

昨日、来所相談に同席する機会を頂いた。

日本で初の開業ナース会社で20数年前75目に会員となられた方のお嫁さんで、医療機材をつけての在宅療養なんて考えられない時代に胆汁を外に流すチューブに絡んだ処置をはじめ、義母のお世話を一手に引き受けていた方だった。

「あの頃は自分も若くて元気だったから・・・」は72歳になり、80代後半の主人の退院に向けての体制作りの相談だった。顔色が悪くなり、急に発熱、痙攣、意識がおかしくなって救急車で運ばれ、原因わからず点滴のみで「今夜はお帰りください」と。不安な夜を過ごしたがまた容態が変化し病院が開くのを待って受診、即入院。だが10日過ぎると退院を迫られ転院、そして診断書には1~2ヶ月の加療とあるが1カ月も経っていない今、退院を促されているとのこと。

巷で聞く医療の現状そのものが語られ、わが身にも何時降りかかるか、と人ごとではなく伺ったのである。

最初の挨拶、「懐かしい~。お変わりないですね、20年も経っているのに・・」髪は白髪になっても、心の通じ合いは昔のまま。

青いパステルカラーの封筒を取り出し、「確か頂いたご案内をしまってあるはずと探してお電話しました。出てくれたナースが訪問してくださったNさんで、『覚えてますよ』と言ってくださり、緊張が一気に解けました。」封筒の表には自筆で「保存」との文字が。素晴らしい介護・看護で療養者を最期まで支えたご家族たち。今、そのご自身が、連れ合いがその支えの必要に直面している。“いつか行く道に辿りついている。

今日、民主党代表候補の演説を聞く中で、“国民の信頼”が耳についた。最近政治家がよくいう「信頼」とは?言うまでもなく“信じて頼ること”である。

一人開業論争では「信用」という言葉が飛び交っている。

広辞苑(初版)では①信じて任用すること②信じて疑わぬこと、確かだと信ずること③人望あること④当事者の一方の現在の行為から考えて将来において必ず義務を履行するだろうと推測しこれを信認すること、とある。

社会的信用を得るには、現在の行為すなわち「看護」が信認に値するかによるのではないだろうか。

「介護ではない、看護って素晴らしいですね」とは介護されていたご家族が遠い昔に発した言葉。看護師さん、この言葉をいただけますか。

                                   Y.I

                              

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