「遠藤周作先生に背中を押されて25年」というテーマで話させていただきました。
12月4日、遠藤ボランティアグループ 2010年研修講座として、「遠藤周作先生に背中を押されて25年」というテーマで話させていただきました。奥様の遠藤順子さんが、出席者全員に向けて、優しい笑顔で温かいお言葉を下さいました。さすが遠藤ボランティアの皆様たちです。ほんわかとしたムードで、本音トーク、心あたたまる時間となりました。(村松静子)
遠藤ボランティアは、1982年6月、病人の愚痴や嘆きを心で聴く「ボランティア」として6名でスタートしたのです。
理念・・・・・・・〔四つの願い〕
1 遠藤周作氏が提唱した「心あたたかな医療」の実現をめざします。
2 患者さんの声に、私たちは耳を傾けます。
3 いつも患者さんの目線で、優しく寄りそいます。
詳細は⇒ http://www2.journey-k.com/~endo_vg/hajime0415.html
1990年、遠藤周作先生はおっしゃっています。
「やがて我々もそうなるかもしれない病気の方々に、あたたかい奉仕をするということは、単なる感傷でできるものではありません。遠藤ボランティアの方々が、それぞれの忙しさの中で、この奉仕を続けて下さることに、私は心からの尊敬を持ち、そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。数多くの新しいメンバーが、遠藤ボランティアグループに参加されることを期待してやみません。」
遠藤ボランティアに興味・関心のある方は、どうぞお問い合わせください。(特定の宗教や政治団体とは一切関係のないグループです。)Email: endo_vg@yahoo.co.jp
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コメント
遠藤ボランティアグループ研修講座
初冬を迎えている候、つい先日まで樹木の枝に黄金色の葉が風にひらひら舞う光景が見られました。昨日は、その葉たちも道路一面びっしりの姿、おりたった葉を踏まぬよう老体をかばいかばい歩く私がいます。つい「御苦労さま」心の中で呟いてしまいました。今日の目的は?研修参加でしたね、それも自分に問いかけ、会場へ。
「こんにちわ!」のご挨拶、『遠藤ボランティア』の皆さんと会し、さすが歴史あるグループ!年齢層が様々、しかしきっりとしたお姿から、『同じ理念に賛同した方々』という印象をいただきました。
お元気でした順子夫人、久々のお話を伺い、これまでの活動に労いと今後へに期待を寄せられるお言葉が、随所にありました。もちろん亡き遠藤先生の在宅・病院での療養当時を、思い出話しなさり、とても懐かしそうに語られていました。そして、村松の講演。最近は、パワーポイントを使用していますが、今回の研修、お一人お一人と向き合い・語りかける、ゆったりとした時間、胸の中に一語一句自然に訪れてきてくれた、一夜明けて実感していた私です。実は先ほどから、2冊の本をとりだし、読んでいました。
1冊目:金子郁容著「ボランティア」もうひとつの情報社会
2冊目:遠藤周作著「死について考える」
2冊とも、15~16年前に読んだもので、しっかり綿埃の中で眠っていたのです。その本を書棚に向かって、「確かあったはず・・・?」探し探しやっと見つけ出し、読みだしたのです。
金子先生の書から、一言では感想としては難しいのですが、あらためて思うことは、『ボランティア精神とは、奥が深く責任感が求められる、内容の濃いものである』ということでした。遠藤先生の書から、『延命のみを考える治療への疑問』『老人になれば』の目次は、当時ふんふんとうなずきながら読んだことが思い出され、あれから結構な年が経過していましたが、同じくうなずく自分があり、1人笑っていました。まだ読まれていない方に、是非手に取っていただければうれしいな!私の下手な伝え方でなく、自ら何かを感じていただけるのでは?そんな2冊、ついついご紹介してしまいました。
収穫のあった、良い研修会でした。
投稿: k.m. | 2010年12月 5日 (日) 13時53分