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2012年10月26日 (金)

●「第8回がん患者大集会」のご案内 今年は在宅緩和ケアの推進をテーマにして開催いたします。ぜひ皆様ご参加くださいませ。

私はNPO法人がん患者団体支援機構の理事長の浜中和子と申します。週刊がんもっといい日の記事からこちらのサイトを知りました。そちらでご紹介されている、尾道市の片山壽先生のご講演が以下のようにあります。がん患者が主催する「第8回がん患者大集会」です。
今年は在宅緩和ケアの推進をテーマにして開催いたします。ぜひ皆様ご参加くださいませ。
●「第8回がん患者大集会」のご案内
11月11日午後、東京医科歯科大学において第8回がん患者大集会を、「がんでも自分らしくわが家で過ごすために」 をメインテーマに掲げ開催致します。がん患者の希望に沿って、あきらめることなく在宅緩和ケアが可能となるように、そして在宅医療を支える情報を確実に入手できるようにするために、がん患者・家族と、医療、介護、福祉に携わる方々、さらにがん医療に関心のある方々に広く参加していただき、講演、シンポジウムを通して、討議します。是非皆様ご参加ください。

■名  称:「第8回がん患者大集会」 パンフレットは「kai.pdf」をダウンロード
■開催日時:2012年11月11日(日)・開始:13時00分 ・終了:16時00分
■実施場所:東京医科歯科大学M&Dタワー大講堂(〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45)
  ① 各地がん患者サロン等のサテライト会場で視聴
  ② Ustream (インターネット無料配信)配信  http://canps.tv/
■基調講演 
① 山本ゆき氏 
   「がん対策基本法に込められた患者の思い」
② 尾道市前医師会長 片山壽先生 
  「在宅緩和ケアが可能にする自宅での豊かな時間」
③ ケアタウン小平訪問看護ステーション所長 蛭田みどり氏
  「少しでも悔いのない療養生活を送るために」
■パネルディスカッション
■主 催:特定非営利活動法人がん患者団体支援機構、第8回がん患者大集会実行委員会
■共 催:東京医科歯科大学付属病院
■参加対象: がん患者・体験者・家族・医療・福祉関係者・がん医療に関心のある方
■お申込み: 氏名、連絡先(住所、電話番号、FAX、メールアドレス)を記入の上、メール、FAX、郵送にてお申込み下さい
■宛先: 郵便:〒722-0022尾道市栗原町5901-1
浜中皮ふ科クリニック内
がん患者団体支援機構事務局
TEL: 0848-24-2413   FAX:0848-24-2423   Mail:daisyukai@yahoo.co.jp
    http://www.canps.jp/index.php

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2012年10月22日 (月)

「こらんしょ」の滞在している短い間だけでも、何台も救急車の音を聞きました。そのたびに、何とも言えない気持ちになって・・・。

東北の秋の紅葉は、あっという間です。これから福島も寒くなり雪積します。Azuma 福島では冬が寒く具合を悪くされる方々が多い為、冬期間は施設入院をされて健康メンテナンスされるようです。しかし今年も今後も、施設も少なく安心して療養できる環境は激減しています。このままでは、いつ安心して過ごせる日がくるのでしょうか?今でも1日に何台も救急車の音が聞こえます。

仮設住宅で体調悪くされたり、寒く雪も多い時期はより孤立しやすい生活環境になります。人々が孤独になってはいけない! 皆さんと共に本音をわかちあって、力をつなぎ続けて1日も早く地域が繋がっていけるように微力でもお力添えをしていきたいです。

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2012年10月21日 (日)

「こらんしょ便り」 皆さん、最後は先に進もうと力をあわせようとしていました!

何だか今日お会いした仮設の皆さんのお顔と言葉が心を駆け巡り、胸を熱く打たれていました。来月は、また一層出会いに感謝し再会したいと思います。Photo 

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「こらんしょ便り」  21日(日)曇り 本日は、仮設の集会所へ石田お母さん、お父さんと一緒にお出かけします。

10月20日(土)秋晴れ お昼 「こらんしょ」へ着きました。

車の運転手さんから先週ドライブしてきた吾妻山のすそ野は今が最高の紅葉だと、車が渋滞していて大変だったようです。昨年の今頃は? 福島駅からの道々“紅葉”? 心も身体もそんなこと感じるどころではなかった!と思い出していました。

「こらんしょ」では、いつものように「お帰りなさい。待っていましたよ~」とお母さんのあっかるい声と笑顔!石田お父さんは、右手をお布団から差し出して握手で迎えてくださいました。 幸せです!

石田お父さんとご家族が命を繋ぎ、人との出会いと絆を繋ぎ・つなぎ あって、セカンドハウスでの療養生活が入院することなく1年間を迎えます。入院することなく 先月より少しぽっちゃりした感じです。ケアマネージャーの柴田さん午後にお見えになり「石田さん 少し太ったですか?」と、やはり同じことを感じていらっしゃいました。石田父さんは、退院当初は35kg位だったそうですが 現在は45Kgへ体重増加したようす。 表情も体力も少し安心してみていられるようになり嬉しいです。日中はず~っと目覚めていますし、ベッドに30分程度は少し支えて端座位で過ごしました。お部屋のドアの方を覗き見るようにし、猫のフジを私と交互に「ふ~じ」「フージ」「ふ~じ」「フージ」と大きな声で呼びます。しかし、猫のフジは姿も見せず なんとお決まりのソファ~の上で丸まって寝ていました。

「栗 ごはん出来たから 早くご飯食べよう!」と、石田母さんがお台所から呼んでいますので 行ってきます。

21日(日)曇り 本日は、仮設の集会所へ石田お母さん、お父さんと一緒にお出かけします。身支度がありますので、ここで一休みします。

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2012年10月19日 (金)

10月21日(日曜日)、福島市さくら応急仮設住宅集会所へ伺うことにしました。

7月に仮設住宅へ出向いて気になった事がありました。なかなか入院も出来ず、施設にも入れず、外出をする気にもならず、閉じこもりがちで体調を崩している方がいるというのです。そこで、「こらんしょ」に集まって来られる仮設の方々の力を借りて、その状況を本格的に調べられたらとその方法を探っていたのですが、やっと念願が叶いそうです。

10月21日の日曜日、福島市さくら応急仮設住宅集会所で、看護師だからこそ聴ける「困り事相談会」を催すことに。集会所の使用許可書が下りましたので、いわゆる「本音で語り合う会」を通して、私たちに何ができるか、何をどうするのが良いのか等を見出したいと考えています。

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2012年10月18日 (木)

在宅看護研究センターLLP組合員の一人、日本赤十字九州国際看護大学学長の喜多悦子の魅力をちょっと紹介 (S.muramatsu)

 「美しき森は 暗く深し されど 我に守るべき約束 宿る前に 辿るべき長き道のりあり」。詩人ロバート・フロストの詩は、日本赤十字九州国際看護大学学長・喜多悦子の人生訓。世界が尊敬する日本人100人の1人、喜多悦子に 「人として生まれてきた以上、人には果たすべき使命がある」国際協力の理論の一つに「知ってしまった者の責任」というものがあるという。

そんな喜多女史のもう1つの顔。大の猫好きなのです。喜多悦子はノラ猫を撮るのが趣味。その住まいには猫の愛らしい表情の置物がいっぱい陳列した部屋がある。もちろん世界中の猫です。「本当は飼いたいけど、出てあることが多いからダメ」と。

医師 喜多悦子さんの「世界のノラ猫」 こちら

喜多悦子は言っています。

「田舎に住むのは悪い事じゃないです。ただし田舎者にならなければね。この場合は周りが見えない人という意味ですがね」。「学生がよく言うんですよ。途上国に行って、直接患者をケアしたいって。でもそれは誰でもやれることなんです。この学校で国際保健を学ぶなら、途上国や紛争地での命や健康を守るためには何をするべきなのかを考えて欲しい。」

途上国、紛争国への訪問から見えてきたもの→ こちら

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2012年10月16日 (火)

自分自身が救われるには・・時に素直になることも必要です。

自分の足りなさを素直に認めればいいのに、認められない人や足りなさに気づかない人が多いのです。 自分の思い通りにならないと相手を責める。みっともないものです。情けないことです。

「私、自分の足りなさに気づいたの。ごめんなさい。でも、ありがとう」   そんな言葉に相手はホッとし、自分自身も救われるものです。

人と人、時に素直になることも必要です。 それが自分のためであり、相手を受け入れることなのです。Photo_2 16_3   

上を向いて

  精いっぱい生きている姿勢に

  心打たれます

働き蜂に学ぶ

心の灯は

  人間が感じとるしかありません

 

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2012年10月15日 (月)

「週刊がん もっといい日」に尾道方式で名高い片山壽先生の記事が掲載されています。

☆☆☆「週刊がん もっといい日」VOL.315☆☆☆
病院と開業医が濃密に連携する「尾道方式」で がん患者に高品質の在宅医療を提供する――

高齢社会の進展や医療提供体制の変化などを背景に、在宅医療の重要性が増している。しかし、言うは易く行うは難し――で、知識と経験の不足するスタッフに当たってしまうと、快適さを求めて選んだ療養環境が、反対に患者やその家族にとってストレスの巣窟になってしまうこともある。そんな中、病院と開業医が高度に連携を取ることで、高品質の在宅医療を実現しているのが広島県尾道市だ。詳細は⇒こちら

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2012年10月14日 (日)

市民の方たちとメッセンジャーナース双方の対話ができましたことに感謝致します。

昨日は、会議室いっぱいの動員に喜ぶというより、最初は驚きました。会議室に入ることを躊躇するほど。熱気むんむん、これだけ皆さん、「メッセンジャーナース」の動きに関心がおありだった、というか、ご家族の入院や緊急事態を経験し、医療職の対応に疑問を抱かれているということだと思います。

私たちメッセンジャーナースは資質にこだわり、本来求められていることにきちんと対応できるよう研鑽を積んでいかなければいけないと強く感じました。

真夜中まで続いた懇親会の場で・・「総会では時間が足りないぐらいだった。」「もっと具体的な活動の話しが出来ればよかった。」「遠方からも参加してくれた熱意に同志だと感じた。」「皆さんのうなづきからメッセンジャーナースに対する反応が強いことを感じた。」「メッセンジャーの必要性をお身近に感じていることを実感できた。」「世界規模をめざしていきたい。」「出会った人一人一人との出会いを大切にしたい。」「今日きてくれた人たちとの出会いに感謝。」との感想が出ていました。

こうして、各地の皆さんと一同に会せる場はやっぱり必要だと思いましたし、もっともっと一般の方の声を聞く必要があると感じました。それにしても、原発反対のデモでも感じましたが、ネットでのつながりはすごいなぁと感じました。

事務局として、前半の立ち上げ総会で皆さんと一緒に考えられたこと、後半の会では、会長の話しに続いての各活動報告、時間は少し短かかったですが、市民の方たちとメッセンジャーナース双方の対話ができましたことに感謝致します。

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2012年10月13日 (土)

『メッセンジャーナースと市民交流会』  いよいよ本日、13日です。中野サンプラザでお会いしましょう!

病気や障害をお持ちの方、あるいは、ご家族にその様な状態の方がおられる皆様。病院で治療を受けたり、医師から病状や治療の説明を聞く事に、何かしらの不安や疑問を抱いている方がいらっしゃるかもしれません。もっと、わかりやすく聴きたい、自分の気持ちを整理して医療者に伝えたい、そう思った事がおありだったかもしれません。そのようなことに少しでも関心をお持ちの方、是非、ご参加ください。

日時:20121013日(土)14301650  詳細は ⇒ こちら

場所:中野サンプラザ 研修室8

内容:①基調講演:メッセンジャーナース認定協会々長   吉田和子さん  ~15:00

       ②メッセンジャーナースの活動報告                     ~15:45

     ・岡山のメッセンジャーナース 赤瀬佳代さん

     ・東京のメッセンジャーナース 中村享子さん

     ・新潟のメッセンジャーナース 小田直美さん

    ③「市民が求めるメッセンジャーナース」 市民としてメッセンジャーナースに期待する事など、参加者の皆様と意見交換   

                                              ~16:50

 <お問合せ>看護コンサルタント株式会社 メッセンジャーナース認定協会事務局

       電話・0353862427  担当:仲野・甲州(平日9時~17時)

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2012年10月10日 (水)

『男性介護者を支援する会』の代表を務める山内輝昭さんから熱いメッセージが届きました。

私は「男性介護者を支援する会」を立ち上げ、活動する中で、社会的には全くと言えるほど、理解されていない実情を知りました。「要介護者の後ろにいる男性介護者の扱いに困っている」「介護保険の適用が不可欠なのに、背後にいる男性介護者が抱え込んでいるので、仕事がし難い。」等の声を聞きます。男性介護者の問題は、行政・福祉施設・社会にもまだまだ理解されていない現状が有りますが、訴えていく事で、少しずつでは有りますが、環境が良くなる事を願って、活動していきます。自助・共助・公助。言葉では3つの単語ですが、目的は一つ。年を重ねても、安心して介護に取り組める環境づくりです。私の力は微々たる物です。活動できる年月も限られています。知力と体力の衰えを感じるようになり、少し焦っています。あと3年を目標に、介護者の為の制度作りを目指し、メディアの皆さんの力を借りながら、頑張りたいと思います。医療と福祉。結局は人の輪・和・心でしょうか? 

男性介護者のつどい「TOMO]は、介護を担っている(担っていた)男性の「語り」の場、「つながり」の場です。誰かに相談したいこと、聞いてほしい事、困ったこと……何でも気軽に話してみませんか?  おいしいお茶を飲みながら、介護の体験が分かち合える仲間・友だちができる場所です。
 〒616-8415 京都市右京区嵯峨大覚寺門前宮ノ下町11     
 TEL:075-882-2256  FAX075-882-2257  携帯:090-3860-7377
 E-mail:
biokyoto@arion.ocn.ne.jp  

 URL:http://www1.ocn.ne.jp/~kaigo68  

*宝塚市にある男性介護者の家「ほっこり庵」 詳細は⇒こちら

介護する男性専用のホットライン「ほっこり電話」は、男性介護者の愚痴や苦しみ悩みをお聞きします。専用ダイヤル0797-26-7918(月・水・金 午前10時から午後5時まで受付)

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2012年10月 8日 (月)

当日参加した男性達は、妻や親の介護に関わる中で、明日の不安感と戦いながら、「男性介護者を支援する会」に参加し、・・・・・

9/29の市民講座「在宅介護当事者会議」にお目にかかれて光栄でした。

当日参加した男性達は、妻や親の介護に関わる中で、明日の不安感と戦いながら、「男性介護者を支援する会」に参加し、悩みを共有する事で解消し、活動の中で、楽しみを得て過ごしています。村松先生や高井先生の言葉に一段と励まされました。ご自身の健康にも留意され、これからもご教示ご指導を頂きますようお願いします。

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「こらんしょ便り」  10月に入り、日中は過ごしやすく、夜は寒い位の気温の変化ある福島です。

どこからか、金木犀が香り、稲穂が実り、果樹園では林檎が沢山実っています。本日は石田母さんと長男さんは5回目の自宅への一時帰宅にて朝7時頃レンタカーで出発、5か月ぶりです。昨夜の母さんの準備は忙しい位、早く休んでもらいたいんですが・・・いろいろあるようです!段取り、さすがです。

私、父さん、猫(フジ)とフジ担当の三男さんが留守番です。何と今日は太鼓の音が聞こえ、土地神様(国玉神社)のお祭りでした。Ringo Mikoshi Hutomen_2  車が回ってきて、見ていたら、親子づれ「トイレ貸して下さい」と声かけられ「どうぞ、どうぞ」と、また違った雰囲気でした。また夕方ご近所の渡辺さんは赤飯(北海道風)を持ってきて・・・昼は父さん車椅子で居間に長い事テレビ見ていました。い眠り・・もちろんあります。言葉は少ないですが、顔の表情はしっかりして、意欲少し見られる日でした。

ランチは福島発”なみえ”太麺の焼きそばを三男さんが調理してくれて、美味しかったです。これは、昨年?B級グルメ全国大会で名前が売れたものです。ぜひ食べてみて下さい。福島の宣伝でした。 18時過ぎ母さん達は、沢山の物品を持って戻ってきました。母さんの仕事がまた増えますね。母さん曰く、玄関は自分の背以上草がはえているんだよ!玄関位は、草むしりたくてやったら手切っちゃったわ!前行った時より土壁も落ちて、何が何だか分からない位。家がだんだん傾いているね!何だかいつも行ってこっちに帰ってくると思うんだけど、なんとも複雑な気持ちになるんだよね!など等の心境です。

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2012年10月 1日 (月)

「市民講座in京都 「在宅介護当事者会議」~在宅における介護と看取り~、素晴らしい会でした。

先日開催された「市民講座in京都 「在宅介護当事者会議」~在宅における介護と看取り~素晴らしい会でした。全国を歩いていて、あれだけ男性軍が多い所は初めてでしたし、参加者の皆さんがお話し下さった一言一言が身に沁みました。

メッセンジャーナース活動の応援団員で、今回の主催者でもある一般社団法人日本エルダーライフ協会会長の柴本さんからメールが入りました。(日本エルダーライフ協会のホームページは『お勧めリンク』にもありますが、当日の様子は⇒ こちらで

自宅へ帰りましたら、参加者の方からお礼のFAXが届いていました。 

「その人がその人らしく生きる」「生きぬくために」

医療と看護・介護の連携。

本人と家族がよく話し合うこと。

それぞれの人たちの気持ちのゆとり。

心に刻んで帰りました。

歳をとった親である自分に、何ができるか、人間としてどうあるべきか。

日々自問自答しているこの頃です。

今日の学びを経て、これからもがんばりたいと思いました。

本日はありがとうございました。

本当に3時間があっという間でした。

準備は長く、1日は一瞬の夢のようにすぎましたが、夜遅く自宅に帰りつきこのFAXを読んで、何もかもが報われたと感じました。このおひとりのためだけにでも、開催してよかった。

 

「市民講座」は私の第一歩、でも次へと進む第一歩です。

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「こらんしょ便り」   9月25~27日、『ここさこらんしょ』を訪問するLLP仲野さんと共に、初めてボランティアにうかがわせていただきました。

92527日、『ここさこらんしょ』を訪問するLLP仲野さんと共に、初めてボランティアにうかがわせていただきました。

ボランティアとはいいつつ、石田お母さんのお話をうかがったり、ご飯を満腹になるまでいただいたりと名ばかりのボランティアでした。お父さんのしゃっくりは出ることがありますが、4回くらいで止まります。訪問介護、デイサービス、訪問看護を受けて、体調の変化なく過ごされていました。今回、印象に残ったことは2つ。

1つ目は、お母さんのお話の中で印象に残った言葉についてです。「あたしは、年とったなんて思ったことない」、「がれきなんて浜通りに埋めて、花を植えてメモリアルパークにすればいい。いつまでもなにやってんだあ~」。お母さんは、3.11の経験を踏まえて、将来を考えてらっしゃると思いました。

厳しいお舅さんに鍛えられ、働きづめの生活を送り、さらに地震、津波、放射能からの避難生活。そしてなお、前向きに生きるお母さんの原動力は何だろうと考えました。Photo_2  1_2

仲野さんは、「母さんは感謝してるってよく言うのよ」と。感謝できるのは、お母さんが自立しているからではないかと思いました。そして、自立しているということは、3.11のような喪失体験があっても、逃げることなく対応できるということにつながるのではないかと思いました。

私はこれまで自立しているということは、一人でも生きられることではないかとぼんやりと思っていましたが、それは違うと思うようになりました。家族や職場、地域の中の私、災害や原発と共に生きてきた私が、自分で決めてきたという経験が、自立することにつながるのではないかと思いました。自分で決めるという経験は、どんな場面でも人を守るのではないかと。お母さんたちの知恵や声を残して、災害看護に反映させなければと思いました。

2つ目は仮設住宅での感想です。徒歩で片道1時間かかりました!仮設住宅や病院を経由するバスはありますが、週4回、1日3本という便数です。石田家を含む30軒の仮設住宅のうち、最年少は50歳代の方で、大半は高齢者です。中には103歳のおばあさんもいらっしゃいます。現在は入院中ですが、3が月の入院期限毎に転院を繰り返しています。 

東北地方の過疎化、少子高齢化という問題は、3.11後さらに深刻になっており、早く対策を実施しなければ、喪失感と悲しみが癒されないまま亡くなっていく高齢者が増えるばかりではないかと思いました。人生の終末がこのような形で終わるのを見ているだけなんて、人の健康を支えるはずの看護師の名がすたる!と今さらながら思いました。看護のできることを、必死で考えて、行動したいと思いました。

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