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2014年9月 6日 (土)

【きた便り】国内ではデング熱・・・9月5日までに72名が感染。過剰の心配は無用ですが、蚊の居そうな所に行く場合は要注意!わが国の感染は、日本の在来蚊であるヒトスジシマカ(秋田、岩手以南に生息。活動期間は5~10月。温暖化で長期化しているかも)  アスピリンは、禁忌!!

皆さま

エボラに加えて、国内ではデング熱・・・9月5日までに72名が感染しています。別添にメディア情報と厚労省マニュアルをつけましたが、素人判断をお勧めするものではありません。 要点は以下のようです。

 デング熱は蚊媒介のデング熱ウイルス感染症(ウイルスを殺す特効薬はない!! 肝炎、麻疹、エボラ、インフルエンザ・・・ウイルス疾患は皆同じ治療は対症的・・・つまり症状毎に対応するで、世界では、毎年5,000万~1億人が感染し、うち約50万人が入院、12,500 - 25,000人が死亡。つまり、感染者は多いが、亡くなる人は少ない(から放置して良い訳ではない!!

 ヒト-ヒト感染はないただし、感染者増はウイルス保持者=感染者(症状のない不顕性も)を刺すことで、ウイルスを持った蚊が増え、結果として蔓延原因になる。日本の場合、昔、存在したことで広がる危険性はあり、今の段階で、早く封じ込めることが大事。

 蚊は、ウイルスを持っている感染者(必ずしも発病していない不顕性感染者もいる)の血を吸う際にウイルスを取り込み、別の人の血を吸う際に感染させる。ウイルスは、主にネッタイシマカが持つが、これは日本に生息していない。現在のわが国の感染は、日本の在来蚊であるヒトスジシマカ(秋田、岩手以南に生息。活動期間は5~10月。温暖化で長期化しているかも)による。

 経過と症状。まず、蚊に刺された後37日の潜伏期間後、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気、嘔吐などがある。発熱は時に二峰性(一度下がってまた上がる)となることもあり、インフルエンザや通常の風邪症状と似ているが、医師ブログによると、疑う根拠は、蚊にさされたか・・・だが、風邪症状なのに上気道症状がないことがヒントとの記載があります。つまり熱や頭痛はあるが、咳も鼻も出ていない・・・・ということ。普通の健康状態にある人では、ショック症状や死の転機はほとんどない。数日、高熱でフーフーいっても、大体1週間程度で治る。ただ抵抗力(免疫力)の弱い、乳幼児、高齢者、時に妊婦などで、ショックを生じ(現在の日本の感染者ではない)、死に到ることもある。ショック症状は、(型の違うウイルスによる)二度目の感染によるらしいが、そのメカニズムは不明。

 注意事項として、治療は対症的だが、時に、血小板減少をきたすので、(血小板機能を抑制することで血栓を抑制し、心筋梗塞や脳梗塞の予防や、通常、頭痛などにも用いるアスピリンは用いてはいけません。禁忌!!

 検査上、C反応性蛋白(CRP)は陽性化しても高値にならないこと、(血を固める作用を持つ)血小板減少が起こると点状出血が生じたり、島状に白く抜ける麻疹様紅斑が生じることもある。確定診断は、血中病原体の検出、PCR法による病原体遺伝子検出、ELISA法による病原体タンパクNS1検出、IgM抗体検出、中和試験による抗体検出など。致死率(同一疾患群での死亡9はきわめて低いが、ショック状態では、当然、高い。

 

以上、過剰の心配は無用ですが、蚊の居そうな所に行く場合には、皮膚をさらさないこと、家庭では蚊取り線香など・・・(きた)

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