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2015年10月27日 (火)

メッセンジャーナースの存在をお客様に話しても構わないですか?【メッセンジャーナース通信2015.10.27 No.106】が配信されました

1027日、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」の106号を発行しました。真の看護にこだわるナース、対話重視の懸け橋・メッセンジャーナースは28都道府県77名になりました。今号は、17日開催された第4回総会後の寸劇を交えたメッセンジャーナースとの茶話会、二胡の演奏、参加者全員の輪が広がった心温まるひととき、そしてその余韻でもあるかのように続く声・声・声、さらに、ご好評を頂いておりますおすすめの本【開業ナースのエッセンス 「暮らし」に伴走する看護のすすめ】のことや研鑽セミナーのお知らせ等、広がる心が満載です。

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2015年10月25日 (日)

コラム【「からだ」番記者レポート】 Vol.9君もいっしょに来てくれんか 原山建郎(Harayama Tatsuro) 

遠藤ボランティアグループ代表兼顧問     原山建郎(はらやま・たつろう) 1946(昭和21)生まれ。
主婦の友社の雑誌『主婦の友』編集部で作家・遠藤周作氏の担当記者となり、その後『わたしの健康』編集長時代に遠藤氏が提唱した「心あたたかな医療」キャンペーンに加わる。 遠藤ボランティアグループ発足時、遠藤氏の要請を受けて同グループ顧問となる。 数年前からは代表に就任している。 2003(平成15)年より、フリーの健康ジャーナリストとして取材・執筆・講演活動を行っている。 現在は、武蔵野大学・龍谷大学・文教大学・東洋鍼灸専門学校非常勤講師。 一般財団法人東方医療振興財団評議員。医療ジャーナリスト懇話会会員。 西野流呼吸法塾生。主な著書に、『からだのメッセージを聴く』(集英社)、『身心やわらか健康法』(光文社)、『最新・最強のサプリメント大事典』(昭文社)、『あきらめない!もうひとつの治療法』(厚生科学研究所)などがある。
 

Vol.9  君もいっしょに来てくれんか

昭和60(1985)年のある日、折り入って相談したいことがあるという電話が入った。 「実は、笹川(良一)が表彰すると言うてきた。賞金も出るそうや。ボートレース(競艇)の会長からカネをもらうというのは……、どんなものか」
何でも、笹川良一氏が会長を務める日本船舶振興会の関連団体、日本顕彰会の事務局から、遠藤さんが提唱した「心あたたかな医療」キャンペーンに対して、特別社会貢献者表彰をしたいという連絡があったのだという。
これはあとでわかったことだが、遠藤さんの他に、歌手の村田英夫、女優の山田五十鈴、発明家の中松義郎、エイミー・カーター(ジミー・カーター米大統領の娘)なども、特別社会貢献者(個人)表彰のメンバーだった。

「遠藤先生の〈心あたたかな医療〉キャンペーンは、営利目的ではないのですから、その賞金をいかにきれいに使うか、その一点さえ踏まえればまったく問題ない、と私は思います」
 電話口から「ナルホド!」という、安堵の口吻が伝わってきた。
「ところで、もうひとつ相談がある。その表彰式に君もいっしょに来てくれんか。忙しいだろうが、頼む」
11月20日(水)、遠藤さんの付き人として、東京・港区にある笹川記念会館までごいっしょすることになった。

表彰式は、常陸宮殿下・同妃殿下のご臨席を仰ぐという、少々堅苦しい雰囲気のなかで執り行われた。当時、笹川会長は86歳(1995年、96歳で没)だったが、声も若々しく、とても上機嫌の様子だった。
われらが(62歳の)遠藤さんは、式典の華々しさに少なからず困惑し、壇上で表彰状と金一封を受けとるときも、硬い表情を崩さなかった。
帰りのハイヤーで、真顔の遠藤さんは、もうひとつ頼みがあるという。
「ここに二十万円(金一封)がある。その半分、十万円は遠藤ボランティアの活動資金として使ってほしい。残りの十万円は、『遠藤周作のあたたかな医療を考える』(讀賣新聞社、1986年)で世話になった担当編集者のM君に直接渡してくれないか」

「心あたたかな医療」の守護天使、パウロ・遠藤周作のことばである。 

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2015年10月19日 (月)

朝の大雨が嘘のような秋晴れの17日の栃木、総会後の寸劇を交えたメッセンジャーナースとの茶話会、二胡の演奏、全員が輪になって、・・心温まるひとときとなりました

PhotoSunngeki朝の大雨が嘘のような秋晴れの栃木で、17日にメッセンジャーナース友の会総会が開催されました。

今年は栃木が担当。8名のメッセンジャーナースと、認定を目指す方との12名がメンバーとなり、1年余を掛けて準備をして下さいました。

遠くは宮崎や熊本から、総勢30名のメッセンジャーナースが出席。
活発だった26年度の活動報告に続き、今後の会の展望が村松さんより発表され、拡がる活動に飛躍をと心新たに致しました。

続いて行われた市民33名の方々との集いは、心温まるひとときでした。

栃木のメンバーによるサザエさん一家の寸劇から、参加者にテーマを提示。
幾つかのテーブルに、市民の方々とメッセンジャーナースが一緒にお茶をしながら、テーマを話し合いました。
市民の方々の話しに、涙するメッセンジャーナースも何人かいました。
また市民の方々も、はじめて会った人々に心を開いて下さっていたように見受けられました。


1017_2誰もが知っているサザエさん一家を導入としたことが、テーマであった「在宅医療」を身近にしたのかもしれません。

会の最後に、臨床心理士であり二の演奏活動をなさっている方の演奏がありました。
栃木にメッセンジャーナースの種をまき、花を咲かせた中嶋珠実さんが、今年はじめに逝かれました。
その中嶋さんが好きだった二胡の演奏で、感謝の思いをと栃木のメンバーがプログラミング。
参加者全員が輪になって手を繋ぎ、演奏に聞き入りながら会が終了。多くの人が笑顔でした。

余談ですが、今年のお盆に河口湖で中嶋さんの灯籠流しを。そのとき奇しくも流れたのが二弧の調べ。
そして今回の演奏を聞きながら、中嶋さが満面の笑みを浮かべて、会の輪の中にいるように感じられました。

栃木のメンバーがチームワーク良く、楽しげに皆さんに対応している姿を、どんなにか喜んでいることでしょう。良き集いに参加でき、私も感謝です。栃木の皆様、お疲れさまでした。そして皆様、有難うございました。(吉田和子)

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2015年10月12日 (月)

【市民公開講座】10月17日「在宅医療」知っていますか?家で最期まで療養したい人に メッセンジャーナースとの交流会in栃木 乃木温泉ホテルで開催 参加無料 全国のメッセンジャーナースたちと楽しく学べる時間です。   

メッセンジャーナースの会では、各地域に点在するメッセンジャーナース同士の交流及び研鑚によりメッセンジャー力を高め、市民の方々への啓蒙等も含めた活動を会員相互で作り上げていくことをめざしています。

今回は第4回目の総会となり、総会後に「市民公開講座 メッセンジャーナースとの交流会」を開催いたします。医療に関心のある方の医療者へのご示唆もいただけることを願っています。Tochigi
メッセンジャーナースの認定を受けた看護師が全国から駆けつけます。楽しく、熱く語り合う時間です。

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2015年10月11日 (日)

10月のメッセンジャーナース研修、まだ間に合いますか【メッセンジャーナース通信 2015.10.11 No.105】を配信されました

1011日、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」の105号を発行しました。真の看護にこだわるナース、対話重視の懸け橋・メッセンジャーナースは、昨日のセミナーで静岡県が加わり28都道府県76名になりました。その活動の様子が将来像も含め、徐々に明らかになってきているメッセンジャーナースマップもさらに形が整っていきます。今号は、このマップに関することや17日開催の第4回総会&「市民公開講座 メッセンジャーナースとの交流会」開催に向けて着々と進んでいる様子、ご好評を頂いておりますおすすめの本、【開業ナースのエッセンス 「暮らし」に伴走する看護のすすめ】からのメッセージ等の内容です。

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2015年10月 4日 (日)

コラム【「からだ」番記者レポート】 Vol.8京都に、おでん食べに行かんか 原山建郎(Harayama Tatsuro) 

遠藤ボランティアグループ代表兼顧問   原山建郎(はらやま・たつろう) 

1946(昭和21)生まれ。 主婦の友社の雑誌『主婦の友』編集部で作家・遠藤周作氏の担当記者となり、その後『わたしの健康』編集長時代に遠藤氏が提唱した「心あたたかな医療」キャンペーンに加わる。 遠藤ボランティアグループ発足時、遠藤氏の要請を受けて同グループ顧問となる。 数年前からは代表に就任している。 2003(平成15)年より、フリーの健康ジャーナリストとして取材・執筆・講演活動を行っている。 現在は、武蔵野大学・龍谷大学・文教大学・東洋鍼灸専門学校非常勤講師。 一般財団法人東方医療振興財団評議員。医療ジャーナリスト懇話会会員。 西野流呼吸法塾生。主な著書に、『からだのメッセージを聴く』(集英社)、『身心やわらか健康法』(光文社)、『最新・最強のサプリメント大事典』(昭文社)、『あきらめない!もうひとつの治療法』(厚生科学研究所)などがある。 

Vol.8   京都に、おでん食べに行かんか

遠藤さんは、ときどき謎かけめいた電話をかけてくる。たとえば、「京都に、おでん食べに行かんか?」

「はい、おともします」「来週○曜日○時、京都ホテルで」  早速、編集長に「遠藤先生と打ち合わせです」と出張届けを出す。 

京都ホテルのロビー、「こっちだ、こっち」と遠藤さんの声。約束の時間より二十分早い。すぐタクシーを拾う。「南座までやってください」〈おでんを食べる〉と聞いていた私は、〈南座で、おでん?〉と内心困惑しながらも、できるだけ平静を装う。

十二月の南座は吉例顔見世興行で、まねき(看板)には、勧進帳で弁慶を演ずる中村吉右衛門の名も見える。特別観覧室に案内されて、私も歌舞伎見物のお相伴にあずかった。圧巻は吉右衛門弁慶の見事な「飛び六方」だった。歌舞伎を堪能したあと、鴨川沿いにタクシーを走らせ、遠藤さん馴染の料理屋に到着。遠藤さんのおごりで、本命のおでんを「ゴチ」になる。

〈これだから、編集者はやめられん〉

京都ホテル一階のラウンジで、食後のコーヒー。ロビーの方を気にしていた遠藤さんが、突然、声を上げた。「吉右衛門さん、こちらですよ」  中村吉右衛門丈が笑顔で振り向き、こちらにやってくる。飲み物を勧めて、しばらく歓談したあと、遠藤さんの発案で、とんでもないことが始まった。

まず、吉衛門丈に〈気を付け〉姿勢をお願いし、左右の肩の高さを見比べてみる。左の肩がほんの少し下がっていた。すると、遠藤さんが、私の耳元で言う。「ほら、あれをやってみたまえ」

その数カ月前、健康雑誌の〈噛み合せ矯正〉対談で、左側で片噛みする習慣が「右肩下がり」を招く話が出た。噛み合せの高さをマウスピースで調整する方法で、たとえば肩が下がっている側の歯で〈割り箸〉を強く噛み、両肩を上下に動かすと、両肩の高さが同じになる実験も行った。それを、天下の歌舞伎役者にやれ、というのだ。

 

「面白い、やってみましょう」 早速、割り箸を左の歯で噛み、両肩を上下に振ってもらう。そして、「左右(高さ)が同じなりましたよ」「不思議なことがあるものですね」

 

冷や汗と脂汗が、同時に流れ落ちた。

 

<お知らせ>

10月10日(土)午後1時半より、東京・築地本願寺(講堂)で、原山さんの講演(講話)を聴くことができます。 演題(講題)は『遠藤周作の「病い」と「神さま」――「心あたたかな医療」の源流をさぐる』です。浄土真宗のお寺で、カトリック作家の話です。

お時間がありましたら、ぜひお出かけください。

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2015年10月 1日 (木)

メッセンジャーナースの輪が広がっている今、2011年1月に在宅看護研究センターLLPが受け取った某作家からのメッセージを改めて読み返し、メッセンジャーナースたちは一丸となって前へ進んでいます。

Messenger Nurse の前段階として、相手がどのような人物であっても、その人物の背景や生活環境、教育程度、周囲の人物との関係等々を適切に考慮し、相手の主張や訴え等をこちら側の個人的な主観や私見等を交えずに的確に受容する、というある意味極めて高度な専門的能力が必要である。これは、それまでに培った看護、介護等の経験や専門知識に基づいて相手の主張を聴取し、分析し、ニーズを把握するという従来の「看護」業務において求められる能力を超えるものでもある。

 

 サービスを提供する側が単に「看護」の専門知識を有する「看護師」というだけでは、早急な信頼関係を構築することは難しいかもしれない。その人の趣味や人生観、豊かな教養、見識、学識等に、部分的にも相通ずる素養や知識がこちらの側にも必要となるだろう。相手がふつうのサラリーマン、OLである場合には、医療の世界とは異なるビジネス社会のルールや環境についての基礎的な知識、経験が、こちらの側にも求められるかもしれない。

 そうした前提もなく、ただ医療、看護の専門知識、経験、個人的主観によってのみ相手の主張や訴えを聴取するならば、そこには大きな齟齬や誤解、不見識を生ずるおそれがあり、それはプロの所業、仕事とはいえない。

 

 こうした聴き取りに必要な専門技能もまた、従来の看護教育や業務の中で得られるようなことの再履修や再教育では不十分である。たとえば警察等における誘導尋問の要領のほか、心理カウンセラーや精神科医などが用いる対話療法など、あらゆる状況下で相手の主張、訴えを的確に把握しうる「聴取のプロ」となるための技能の取得ということでなければならないだろう。

 Messenger Nurse の養成環境が整備されたならば、これらが新たな高度専門職として、我が国社会において認容され評価される可能性は極めて高く、少子高齢化対策や医療福祉の改革が危急的に求められる今日、その潜在的なニーズもまた既に有するものと思われる。

 

メッセンジャー・ナースは、おそらくこのような問いにも、医療のプロとしてのアドバイスを成しうる能力というものを、きっと有しておられるものと拝察する。ただこの領域までも医療サービスの中で、どのようにシステム化していくか・・・・・・。

メッセンジャー・ナースによる救いを求めておられるのは患者さんだけではなく、いわば未病の一般の人にも潜在的に大勢おられるということは、間違いない。メッセンジャー・ナースの役割、可能性は無限大である。こうした育成は、国もバックアップすべきである。  

それこそ医学部や医療系大学等の看護研究科(院)においても、本格的な研究が行われてしかるべきと思われる。在宅看護研究センターLLPが、各方面の支援を得られ専門職大学院になられるのが一番の早道であるような気もする。」(2011年1月)

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