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2020年1月 8日 (水)

【健康ジャーナリスト・原山建郎のコラム】 天と地のエネルギーを巡らせて、再び大地に還す、足芯呼吸法 連載「つたえること・つたわるもの」67-③

連載「つたえること・つたわるもの」67-③ 2020.1.8

終末期の患者をすべて「まるごと」傾聴する臨床宗教師は、そのケアを自力(自分の努力)のみで行っている間は、やがてそのエネルギーは不安定になり、枯渇することもある。
しかし、自分が天(宇宙、神仏)から受けたエネルギーをそのまま相手に伝え、そして、相手から還ってくるエネルギー(ときに負のエネルギーもある)は自分のからだを通して大地に戻していく。その大きなエネルギー循環の中に、私(臨床宗教師)も相手(終末期の患者)も収め摂られている、というイメージがほしい。
そこで、2限の授業『天と地のエネルギーを巡らせる「足芯呼吸法」』では、ドネーション(自分から相手への寄付行為)のケアではなく、ギフト(天から授かった贈り物)としてのケアを行う方法として、かつて西野流呼吸法(創始者は西野皓三さん)の稽古で私が学んだエクササイズ、「エネルギーの浸透(現代版・軟蘇の法)」と「天遊(足芯呼吸)」のミニ演習を行った。

頭上のバターが溶けていくイメージで行う「エネルギーの浸透」は、臨済宗中興の祖・白隠禅師の「軟蘇(なんそ)の法」をヒントに、合気道、中国拳法の達人でもある西野さんが考案した呼吸法である。
頭の上に乗せたバター(※軟蘇=ウシやヒツジの乳を煮詰めたもの)が、体温で軟らかく溶け出して、まず頭部全体をひたし、次に首、両肩から両腕、胸、腹部の内臓器官へと、全身に浸透していき、さらに腰、両脚を下って、足の裏まで流れていく様子を、瞑目したまま、ゆったりしたイメージを思い浮かべる呼吸法で、天から受けたエネルギーが全身に浸透し、最後は足の裏(足芯)に向かって流れていく。
西野流呼吸法では正座で行うが、今回はイスに浅く腰かけたまま、丹田(下腹部)の前に両手をかざし、風船をふくらますイメージでエネルギーを広げ、圧縮する呼吸を何回か繰り返した。からだが温かくなった、両手のひらが少しビリビリする感覚があった、と述べた院生も何人かいた。

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