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2022年12月

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№151 「ようこそ」⇒「めんそーれ」「んみゃーち」「おーりとーり」

12月28日(水)午後にアップされた連載コラム「つたえること・つたわるもの」№151『「ようこそ」⇒「めんそーれ」「んみゃーち」「おーりとーり」』「ようこそ」⇒「めんそーれ」「んみゃーち」「おーりとーり」 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙 (gomuhouchi.com)と、直近の『東方医学』誌に執筆した「巻頭言」「完全治癒/治(なほ)す」と「完全寛解/治(をさ)める」です。
★今回のコラムは、今月11日から家内と二人で参加した二泊三日の「宮古島五島めぐり」ツアーで、地元の女性バスガイド(與那覇)さんが紹介してくれた沖縄語、正確には宮古語での挨拶ことば、「しまくとぅば(しまことば)」が気になって、帰宅後に図書館から借り出した沖縄語(琉球語)の資料を読むと、沖縄県のなかでいくつかの地域で異なる表現・発音があることを知りました。また、観光バスの車内で参加者もいっしょにマスクをしたまま歌った「安里屋ユンタ」(やまとんちゅ:標準語の歌詞)には、八重山で労働歌として歌われていた元歌があることも、図書館の資料で知ることができました。
また、沖縄(琉球)語(方言)は、日琉祖語(上代の日本本土と沖縄諸島の古語は、同じ祖語から分化したことば)という同じ流れのことばです。このことはコラムに書きませんでしたが、日琉祖語から沖縄語への分化のプロセスに影響を与えたのは、南国特有の気候風土、台風・旱魃という宿命を受け止めざるを得なかった沖縄の人(うちなんちゅ)の身体性(からだことば)、南国特有のオノマトペ(擬声語・擬態語)ではなかったかと、私は言語学や民俗学の専門家ではありませんが、自分なりに興味をもって考えています。
☆「巻頭言」では、完全治癒(キュア)と完全寛解(ケア)について私見を記しました。中医学(中国の伝統医学)の古典、『黄帝内経』の一節「聖人不治已病治未病」の日本語訳の中で、「治(チ)」を「治(なほ)す=治癒(キュア)」と訓読すれば、「聖人は己病を治(なほ)さず、未病を治(なほ)す」となりますが、「治(をさ)む=寛解(ケア)」と訓読すれば、「聖人は己病を治(をさ)めず、未病を治(をさ)む」となります。これは古代中国の皇帝(政治家)の重要な仕事とされていた「治水(ちすい)」(政策)が「水(洪水)を治(なほ)す」ではなく、堤防を築く、放水路を作るなどの「水(洪水)を治(をさ)める」であること、また「治世(ちせい)」は「世を治(なほ)す」ではなく、統治者として「世を治(をさ)める」意味であることからも、現代医療における完全治癒(キュア)と完全寛解(ケア)について、東方医学的観点からの吟味(東方医学的なプライマリーケア)が求められていると考え、そのことを書きました。

詳細は☞ ダウンロード - e28496151.pdf

◆時計の針が12時を回って、大晦日(12月31日)となりました。今年一年、連載コラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。来年も連載コラムをお届けいたします。

明日は年が改まって、2023年元旦、卯年。よいお年をお迎えください。

☆原山建郎☆

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№150 医師と鍼灸師が医療で連携する

12月13日アップされた連載コラム「つたえること・つたわるもの」№150は、『医師と鍼灸師が医療で連携する〈心あたたかで人間的な東方医学〉』医師と鍼灸師が医療で連携する〈心あたたかで人間的な東方医学〉 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙 (gomuhouchi.com)です。
今回のコラムは、去る12月4日、東京・御茶ノ水ソラシティで開催された第40回日本東方医学会で掲げられたメインテーマ、〈心あたたかで人間的な東方医学〉にふさわしい現状報告と提言が盛り込まれた会頭講演(「心あたたかで人間的な東方医学」)、シンポジウム(「医師・鍼灸師連携の発展と課題」)、医学生による一般口演(※コラムではふれませんでしたが「東洋医学の医療思想におけるホスピタリティ――近代西洋医学と比較して――」)などがありました。
とくに注目したのは、「医師と鍼灸師の地域医療連携」がインタラクティブ(双方向)のリスペクトに支えられていることです。それは単に現代西洋医学と東方医学における共通点をさがす作業ではなく、むしろ東西両医学の医療思想(哲学)、診察・治療プロセスの相違点、それぞれの良さをお互いに認めたうえで行う、「地域医療連携」へのトライアル、キックオフだと考えることができます。
「患者の病い」を診る医師・鍼灸師から、「患者の人生」を診る医師・鍼灸師へ!

〈心あたたかで人間的な東方医学〉
去る12月3日、東京・御茶ノ水ソラシティで、メインテーマに〈心あたたかで人間的な東方医学〉を掲げた第40回日本東方医学会が開催され、私も会員の一人として参加した。今回のコラムは、東方(東洋)医学の鍼灸治療と現代西洋医学とのコラボレーション、医師と鍼灸師の医療連携がトピック(話題)である。

詳細は ☞ ダウンロード - 150.pdf

お時間のあるときにお読みください。          
☆原山建郎☆

【私のメディア・リテラシー】第20回 <形のない家族 第18回在宅医療推進フォーラムで>  尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長

エールに応えて年内にもう一本書くつもりです。 この歳になったら、同世代の友人らが相次いで先立ち(すべて癌)、まもなく次は自分の番でしょう。 ここに到って、今まで溜め込んでいた思いを遠慮なく吐き出す心境に。 とりわけ、ここ数年は自分自身も日本も外国も代替わりの節目のタイミング。 言いたい事、書きたい思いを吐露していこうと考えています。 (尾﨑木瓜)

「形のない家族」。目前に迫る「ファミレス社会」への備えは?
11月23日、小雨に濡れる東京ビッグサイトで第18回在宅在宅医療推進フォーラムが開催された。午前10時から夕刻まで、在宅医療の最前線で働く医師らによって貴重な試みが披露されたのだが、その終盤に到って私はショックを受けた。「朝から一日色々なことが語られたけれど『家族』という言葉が出てこなかった」。シンポジウム登壇者の一人、東近江市永源寺診療所の花戸貴司所長が漏らした一言である。
自宅で食事を作ってくれる家族がいない独居老人でも食事をすることができる時代になった。コンビニエンス・ストアが普及し、「個食」パッケージのコンビニ食品のお陰で家族なしでも生活できる。それが本来の食事や暮らしなのかどうかはさておき、コンビニ、ICTさらにロボットの発達によって、理論的には寝たきり老人でも独居生活が可能だ。訪問者の誰何と解錠・施錠をベッド内で操作するシステムがあれば、訪問医療の専門職らを安全に受け入れることができる。国立がんセンター名誉総長の垣添忠生さん(81歳)は奥さんに先立たれて独り暮らしだが、寝たきりになっても自宅で看取られたいと語っている。

 <コンビニ、ICT、ロボットが家族に代わる>
コンビニが一人暮らし生活に重宝な品揃えをさらに豊かにし、住宅ICT・ロボットの実装がいちだんと進めば、家族なしに暮らせる時代も夢ではない。だとすれば、虚弱高齢者のために家族が果たすべき役割っていったい何だろう? 花戸医師の言葉を借りれば「意思決定支援くらい」である。たとえば、ACP(アドバンスド・ケア・プラニング)のための「人生会議」に当事者の介添人として参加するということかもしれない。ただ、任意後見制度の使い勝手が良くなれば家族もいらなくて済む。
佐久総合病院を辞めて石巻市に移住した長純一医師は、東日本大震災の被災地にホンモノの地域包括ケアを創ろうと奮闘したが、夢破れてがんに斃れた。なくなるまでの姿を赤裸々に報じたNHKのドキュメンタリー番組を見た。川村雄次ディレクターによると、長医師は「形のない家族」に拘っていたそうだ。いまとなっては、それが何を意味するのか本人に確かめる術はない。ただ、在宅で看取られるまで長医師を支えるにあたって大きな力になったのは、近隣・地域の人々だったそうである。

<絵に描いた餅ではない地域包括ケアはどこに>
「コロナ」によって少子高齢化の勢いは強まるばかり。日本の家族の多くは血縁が薄れ、途絶えていく。独居高齢者や要介護の老老カップルを支えるのは誰か? 介護保険制度とそれに則った専門職だけでは手が回るはずがない。近所、地域の人々の出番である。つまり、絵に描いた餅でない本当の地域包括ケア作りである。それを東日本大震災の被災地に実現しようとした長医師は力尽きた。合掌
高齢社会をよくする女性の会の樋口恵子さんが「ファミレス社会」の到来を訴えたのはおよそ5年前。そのからコンビニ、ICTとロボットの進化は目覚ましい。それに比べて在宅医療の推進と地域包括ケアの整備は後れを取っているように思えてならない。花戸氏が「家族」に託して主張したかったことはこれである。

看護師が看護を語り合うと、そこに多くの閃きと勇気が沸く。【新企画】メッセンジャーナースの認定前&フォローアップ研修:ざっくばらんな集い「語ろうよ! もっと、看護を」その2.ケアマネジャーからの注文、令和5年1月20日開催 

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  ダウンロード - tsudoi13.pdf

【お知らせ】日本て・あーて推進協会では、この度、『爪ケア・フットケア』をテーマに“て・あーて塾”を企画いたしました。お申し込みを心よりお待ちしております。

オンラインでの開催となりますが、講義とともにスポットライト機能を活用した演習により、
患者・利用者様へ提供するケアの質向上に活かせるような基礎技術の習得を目指したプログラムです。
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日本て・あーて推進協会会員 および て・あーて塾修了生の皆さまは、2,000円割引で参加いただけます。

2名のメッセンジャーナースが誕生【メッセンジャーナース通信 2022.12.04 No.178】 メッセンジャーナース認定協会では、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

『見つけた。私の看護』/ユーチューブ「なのは日和」
─ Messenger Nurse ──────────────────────────
    メッセンジャーナース通信 2022.12.04 No.178
     メッセンジャーナース認定協会
      http://www.nursejapan.com/messenger/
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☆おすすめ
オン・ナーシング Vol1.No.2 (第1巻;第2号) 単行本 – 2022/10/29
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★メッセンジャーナースの会の会員の皆様へ
まだホームページにログインできたいないサイト会員の方は、以下のグループからお入りください。
ご自身のメールアドレスでログインを確認できます。ご不明の点は、 messenger.ns@e-nurse.ne.jp へお尋ねください。
https://www.nursingm.com/groups
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☆メッセンジャーナースのホームページから
https://www.nursingm.com/

◆ 『医人伝』にメッセンジャーナース
https://bit.ly/3XPfM33

◆ 「ナーシングサロン」知ってますか
https://bit.ly/3FpyoPV

◆ 「語ろうよ! もっと、看護を」
https://bit.ly/3OY1Yip

◆ 第1回「こすもす保健室」から
https://bit.ly/3gUBmCC

◆ 2名のメッセンジャーナースが誕生
https://bit.ly/3H8gfXR

◆ ユーチューブ「なのは日和」
https://bit.ly/3UvFXJ8

◆ 『見つけた。私の看護』
https://bit.ly/3Uvh5B5

◆ 「癒やしの空間」から
https://bit.ly/3Lfl9AV

癒やしの空間では、皆さんからの写真(コメント付き)の投稿をお待ちしています。こちらのグループに投稿いただければ幸いです。(ログインが必要です)
https://www.nursingm.com/group/q1TQqs/discussion
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☆メッセンジャーナースのブログから
http://www.nursejapan.com/messenger/
◆ 『心と絆といのち』バトン朗読の一覧画面
https://www.facebook.com/watch/nursejapanNET/943802172939158/
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◆ 2022年12月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2022/12/index.html

◆ 2022年11月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2022/11/index.html

◆ 2022年10月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2022/10/index.html
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☆おすすめの本から
対話で変わる 誤嚥性肺炎診療
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☆会員限定のサイトメニュー(グループ)にログインされたことのない方へ

以下にアクセスしていただき、メールアドレスで新規登録へ進んでいただけないでしょうか。
メールアドレスとパスワードを設定して送信していただければ、のちほど承認手続きをさせていただきます。
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お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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* 当協会が個人情報を共有する際には、適正かつ公正な手段によって個人情報
を取得し、利用目的を「事例」に特定し、明確化しています。
*個人情報を認定協会の関係者間で共同利用する場合には、個人情報の適正な
利用を実現するための監督を行います。
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承ください。
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□ 一般社団法人よりどころ〔メッセンジャーナース認定協会〕
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Tel03-5386-2427 Fax03-3310-7899
認定・審査 m-nintei@e-nurse.ne.jp
応援団   messenger.ns@e-nurse.ne.jp
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ホームページ運営・メールマガジン発行:瀬川護(開業ナース応援隊)
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鹿児島―宮崎ー次々に、医療の受け手の心と向き合い、関係者らとの隙間を埋めようと動き出したメッセンジャーナースたち。今度は宮城でも・河北新報ONLINEに、宮城県のメッセンジャーナース・鳴海さんの活動が紹介されました。「悩んだり迷ったり、葛藤があったりして困ったときに話に来てほしい」と呼びかけ.

「ナーシングサロン」知ってますか 仙台郊外に10月開業 対話重ね患者に寄り添う | 河北新報オンライン (kahoku.news)

詳細は☞ https://kahoku.news/articles/20221201khn000032.html

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医療との懸け橋に

柱となるサービスがカウンセリングだ。

「医師にはこう言われたけれど、もっと他の治療法はないのか」「家族を介護しているが、精神的な負荷が大きい」。治療や生き方の選択を迫られた患者の葛藤に寄り添い、医師らとの認識のずれを対話によって埋めていく民間資格「メッセンジャーナース」を持つ看護師として、患者や家族の話に耳を傾ける。
 「自分の生き方を自分で決めるお手伝いができるよう、医療と受け手の懸け橋となるのが役目」と鳴海さん。専門知識を持ち、医療現場の背景も理解している立場から、必要な情報を提供してサポートする。
 くつろぎながら話ができるよう「手足湯」のサービスも実施している。「血行が促進され、体がぽかぽかと温まる感覚にはまる方が多い」。手足湯という方法で利用者にアプローチする施設は珍しいという。
 医療機関の受診に同行したり、在宅介護を受ける人を家族の代わりに見守ったりする訪問ケアもしている。

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