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2023年8月

【私のメディア・リテラシー】第20回 <たかが髪型されど髪型 自由な慶応高校が「甲子園」で優勝> 尾﨑 雄@老・病・死を考える会プラス

慶応V 「令和式」で新風(産経)――8月24日の新聞各紙は慶応高校が甲子園大会で107年ぶりに優勝した快挙を大きく報じた。産経によれば「令和式」とは「髪型自由、笑顔、部員中心データ分析」ということ。
決勝戦の冒頭でホームランを打った慶応高校の丸田湊斗選手は「野球部だから坊主だっていう社会の目を変えたい」と入部した(東京新聞)。「自由な髪型の選手たち」とともに栄冠を勝ち取った森林貴彦監督は語る。「うちが優勝することで、高校野球の新たな可能性や多様性を示せたらいいと思って日本一を目指してきた」(毎日新聞)。
「髪型自由」は選手の自主性を尊重し、「個の力」を引き出す、新しい高校野球の姿を示す大会となった、という。たかが髪型されど髪型。その意味の深さは高校野球の枠内に収まらない。毎日新聞はこう指摘した。
……変化は選手たちの髪型にも表れている慶応に加え、4強の土浦日大(茨城)や8強の花巻東(岩手)、春夏連続出場のクラーク記念国際(北北海道)なども丸刈りを強制していないという。周知の通り花巻東はスーパーヒーロー、大谷翔平の出身校である。
日本高校野球連盟などの全国調査では「長髪も可」というチームが5年前は13・2%にとどまったが、今年は59・3%まで増えた。一律のやり方をおしつけず、個性を認め合う。そんなチームが主流になりつつあるのだ。
多様性が尊ばれる時代だ。夏の甲子園を沸かせた球児たちの躍動が社会のありかたを示唆しているようにも見える(同紙・社説)。
個人も企業も団体も旧い通念に縛られ、変化と多様化に鈍感では新しい時代に生き残れるとは思えない。「医療とはこんなもの」という通念に安住していた医療界はcovid-19パンデミックに見舞われたとき、適切な対策を打つことができなかった。日本の皆保険制度が優れているという世評に甘んじて、感染症はほぼ克服したという驕りに浸ってきたからだろう。

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№167 ビッグモーター問題、日大アメフト部事件 ――空気の支配に「水」を差す。

8月22日(火)にアップした連載コラム「つたえること・つたわるもの」№167をお届けします。ビッグモーター問題、日大アメフト部事件――空気の支配に「水」を差す。 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙 (gomuhouchi.com)

先週15日は78回目の「終戦の日」でしたが、自らも比島(フィリピン諸島)での戦闘・敗戦・捕虜収容所・最後の復員船で帰国という辛酸をなめた山本七平さんの高著『空気の研究』を引用しながら、今回のコラムでは、いま世間を騒がしている「ビッグモーターの保険金不正請求問題」と「日大アメフト部の違法薬物事件」を、「絶対的空気の支配(集団への反論を許さぬ同調圧力)」という視点でとらえてみました。
そして、このような集団による「空気の支配」を解くカギは、その場の空気に「水を差す」ひと言にある、あるいは、私たちは今でも「水を差す自由」を確保しておかないと大変なことになると、山本さんは指摘しています。
ビッグモーターの新社長、和泉伸二さんは、1992年入社(23歳)、2006年専務取締役、2023年代表取締役社長就任(54歳)ですが、1976年に同社前身の兼重オートセンターを25歳で創業した前社長の兼重宏行さん、2011~2012年まで日本興和損保に在籍→2012年ビッグモーター入社(24歳)、2015年取締役(27歳)、2012年代表取締役副社長を辞任(35歳)した前副社長の重兼宏一さんら経営トップによる常習的な不正と隠蔽という「空気の支配」の中で、経営陣のひとりであった和泉さんは、その「空気の支配」に一度でも「水を差し」たことはあったのでしょうか? 
また、昨夏、かつて「日大のドン」と呼ばれた田中英壽前理事長に代わって、「母校の改革」を掲げて新理事長に就任した林真理子さんは、元検事で競技スポーツ担当である沢田康広副学長の隠蔽工作ともとれる数々の行いに対して「水を差す」ことはあったのでしょうか? その実態は「お飾りの理事長」でしかなかったのでしょうか?


今回のコラムを書いた私の思いは、ことし7月に就任した和泉伸二新社長、昨年7月に就任したばかりの林真理子新理事長、お二人を非難することではありません。
どんな集団にもある「空気の支配」、それはたとえば「社風」であったり、「校風」であったりするのですが、功罪両面を併せもつ「社風」や「校風」をどのように考えればよいのでしょうか? 昨日(23日)夏の甲子園・高校野球大会で、107年ぶりに優勝を飾った慶應義塾高校の自由な「校風」が話題となっています。

詳細は☞ ダウンロード - 167.pdf

 

次回のコラムは、『空気の教育』(外山滋比古著、福武書店、1983年→ちくま文庫、2011年)を参考にしながら、「社風」や「校風」について考えてみたいと思います。

お時間のあるときにお読みください。
☆原山建郎☆

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№166  ロシアのウクライナ侵攻――ハチントンが予言した「文明の衝突」  

8月8日(火)にアップした連載コラム「つたえること・つたわるもの」№166をお届けします。
ロシアのウクライナ侵攻ーーハンチントンが予言した「文明の衝突」 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙 (gomuhouchi.com)

今回のコラムには、二つのトピックスがあります。
ひとつは、今夏78回目となる原爆の日(広島・8月6日、長崎・8月9日)を迎えた現在の世界情勢は、「完全なる核廃絶をめざす」から「核抑止力の保有はやむを得ない」へと舵を切っているかにみえるなか、私の友人で歯科医のSさんから「広島投下の夜の原爆被災者の医療救援に向った」やはり歯科医の父上が二十数年前、歯科医の学会で講演されたスピーチ草稿を見せていただきました。そこには、「海軍の歯科医科士官になって広島の原爆投下の夜、救援活動で広島市内に入り、人類が始めて体験した原子爆弾の惨劇の現場に踏み込む羽目になってしまった」父上の「三日間、広島の市内を医療救援にさまよいました。真っ暗ななかから被爆者の手が伸び出て、腕をつかまれます。かすかな声で「助けてください」とつかんだ、その火傷の皮膚がぬるりと剥げてまとわりつきます。あちらこちらに、地獄の劫火のような火が燃え盛っていました。無数の死体と添い寝もして眠りました。」という苛烈な体験が書かれていました。Sさんのご了解を得てその一部を引用させていただきました。
ロシアのメドベージェフ元大統領は7月30日、「ウクライナの反攻が成功すれば、ロシアは核兵器の使用を余儀なくされる可能性がある」と述べ、戦術核兵器(対象を敵の軍事拠点などに限定する形で、低出力の核攻撃をしかける兵器。広島・長崎に投下された原爆の5~10倍の威力がある)の使用をちらつかせています。

もうひとつは、最近のウクライナ反転攻勢、ロシアの戦術核使用の可能性が気になって、アメリカの政治学者サミュエル・ハンチントンが1996年に著した『文明の衝突(上下巻)』(サミュエル・ハンチントン著、鈴木主税訳、集英社、1998年→集英社文庫、2017年)を読んでいたら、「ウクライナは異なる二つの文化からなる分裂国だ」と書かれていました。ハンチントンは「文明と文明が接する断層線(フォルト・ライン)での紛争が激化しやすい」と主張しており、ウクライナの西部(ポーランド寄りの地域)と東部(ロシア寄りの地域)の文化と文明の歴史的経緯がくわしく書かれていました。いまから27年前の執筆ですが、大変興味深い考察だと思います。

詳細は☞ ダウンロード - 166.pdf

 

お時間のあるときにお読みください。
☆原山建郎☆

 

 

 

 

メッセンジャーナースが繋いで拡がる〝心と体の健康〟をめざす拠り所。千葉県大網白里市の『お結び農園』へ、8月10日、メッセンジャーナースが駆けつけ、サポートに!・・畑とヨガ SAMATEYOGA(心身のバランスと本来の輝きを)・・民宿も。

2017年移住。3600坪の畑で野菜作り。2人+爺の手伝いで管理
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https://samateyoga.shopinfo.jp/

2022年12月、ヨガハウスをオープン

【ラーニングスタッフ制の導入】当センターでは、2003年から、病院・施設・在宅・地域の壁を取り除いた個別の学習プログラムを組み立て、今の時代のニーズに応じられる看護力の向上に取り組んでおります。

 看護師が今の時代に抱えている課題を解決していくためには、国家資格を取得し、一看護師として業務に携わるだけではなく、業務に携わりながらも、施設・在宅を問わない形で幅広く学ぼうという意気込みと心の広さが求められます。そんな中でも、忘れていけないのは自分自身の暮らし・進みたい道のりです。

時代が変わっても看護の本質は変わりません。在宅看護研究センターの『ラーニングスタッフ制』が誕生したのは2003年4月1日のことでPhoto_20230407115201 した。

http://www.e-nurse.ne.jp/column/muramatsu22-24.html
 

 『ラーニングスタッフ制』は、在宅看護研究センター/日本在宅看護システム社を活動基盤として始動しますが、外部組織へ勤務しながら共に学ぶラーニングナースたちも含めて学習全体をサポートするのは在宅看護研究センター/看護コンサルタント社です。

 「今の私では、看護のプロと胸を張ってはいえない。実践と理論を融合させながら、人間的にも大きくなる術 を身につけたい。周囲が認めてくださる看護師になりたい」そんな看護師たちが働きながら学んでいける職場環境を整え、在宅看護研究センターは、看護師としての成長を自他共に確認しながら歩んでいきます。それは、社会に認知される「開業ナース」を誕生させることにも繋がるのです。

 看護実践には看護師自身の人間性が絡みます。今の時代に即した看護の“心とわざ”をさらに高め、身につけ、提供し、受け手や周囲に認められる看護師としての自己をめざす。人間だからこそ備えられているといわれる感性を様々な状況の中で良い意味で磨き続けようと自ら努力する看護師こそがラーニングスタッフとして所属する看護師です。

 

お問い合わせは、zaitakuLLP@e-nurse.ne.jpへ (件名:ラーニング・スタッフの件)

ヤングケアラーの支援活動が広がる【メッセンジャーナース通信 2023.08.05 No.186】 メッセンジャーナース認定協会では、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

メッセンジャーナースの皆様へのお願い/病院ラジオ「関東労災病院編」

─ Messenger Nurse ──────────────────────────

    メッセンジャーナース通信 2023.08.05 No.186
      メッセンジャーナース認定協会
      http://www.nursejapan.com/messenger/

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★メッセンジャーナースの会の会員の皆様へ

まだホームページにログインできたいないサイト会員の方は、以下のグループからお入りください。
ご自身のメールアドレスでログインを確認できます。
ご不明の点は、 messenger.ns@e-nurse.ne.jp へお尋ねください。

https://www.nursingm.com/groups

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☆メッセンジャーナースのホームページから
https://www.nursingm.com/

◆ メッセンジャーナースの皆様へのお願い
https://bit.ly/3YpihcI

◆ メッセンジャーナースが様々な形で動き出しています
https://bit.ly/44SaJSk

◆ 病院ラジオ「関東労災病院編」
https://bit.ly/44Wt1Sn

◆ 地域で最期までを支える看護セミナー
https://bit.ly/3KuSNVQ

◆ つたえること・つたわるもの
https://bit.ly/45ar04O

◆ ヤングケアラーの支援活動が広がる
https://bit.ly/3DIIbPh

◆ 第36回メッセンジャーナース研鑽セミナー
https://bit.ly/3YCoZfX

◆ 原山建郎氏の連載コラム
https://bit.ly/43Wo6j5

◆ メッセンジャーナースの皆様へのお願い!
https://bit.ly/3YoDOCy

◆ 「オン・ナーシング」、第6号となりました。
https://bit.ly/3OqfWdj

◆ 「癒やしの空間」から
https://www.instagram.com/enursingm/

癒やしの空間では、皆さんからの写真(コメント付き)の投稿をお待ちしています。こちらのグループに投稿いただければ幸いです。(ログインが必要です)
https://www.nursingm.com/group/q1TQqs/discussion

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☆メッセンジャーナースのブログから
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◆ 『心と絆といのち』バトン朗読の一覧画面
https://www.facebook.com/watch/nursejapanNET/943802172939158/

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◆ 2023年06月の掲載記事一覧はこちらから
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