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« 「締め切られたけど、やっぱり加わりたい」と、新潟の同志から📞 嬉しいことです。さらに、鹿児島からも・最終的には、11県29名+私の30名に。本日、オンラインは、〝心とこころ〟で、熱く、熱く参ります。 | トップページ | 【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」ゴム報知NEXTは、№181で終了。その後を受けた№182:「生」から「死」へ――自然体で旅立つ〈いのち〉の「間(あはひ)」。まもなく新たな連載コラム「遠藤周作の遺言――心あたたかな病院がほしい」も始まります。 »

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」つたわるもの」 № 1 8 1 はじまりの日本語きこゆ・うたふ・かたる・つたふ「オノマトペ」。

3月26日(火)にアップした、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№180『はじまりの日本語――きこゆ・うたふ・かたる・つたふ「オノマトペ」。』https://gomuhouchi.com/serialization/57873/をお届けします。
テーマは、『はじまりの日本語(原初の日本語、日本語の卵)』です。まだ文字のない上古代の日本では、話しことば:口承言語としての「やまとことば」で、お互いのコミュニケーションを図っていました。そして、日本の〈ことば〉は「オノマトペ(擬音語と擬態語)」から生まれたのです。「はじまりの日本語」は、動物の鳴き声や自然界の音を表現(再現)した擬音(擬声)語、ある感情やものの状態を音の表現を借りて表した擬態(擬容・擬情)語は、私たちの耳に「きこゆ」、それを叫び声や歌声であらわす「うたふ」、相手にわかるように「かたる」、それをたくさんの人たちに「つたふ」ことを繰り返しながら成立した〈ことば〉が、「やまとことば」なのです。そして、最後にエミール・シオランの〈ことば〉、「私たちはある国に住むのではない。ある国語に住むのだ。祖国とは国語だ。それ以外の何ものでもない(英語訳One does not inhabit a country; one inhabits a language. That is our country, our fatherland -- and no other.)」を紹介して、この連コラムを締めくくりました。ゴム報知新聞NEXT(電子版)での掲載としては最終回(千穐楽)となります。

文面は☞ ダウンロード - 181.pdf

2016年9月27日、この連載コラムが始まったときは「70歳」だった老青年は、いま「78歳」の老春を迎えています。1968年(22歳)に入社した主婦の友社を、2002年(56歳)で辞めて、フリーの編集者となりましたが、2003年1月から2013年12月まで『トランネット通信』(電子媒体)連載コラム「編集長の目」をまる11年間(最終号は№172)、書きました。そして、2012年1月から2019年3月まで、旬刊誌『出版ニュース』(紙媒体)の連載コラム「ブックセラピー」(最終号は№87)を経て、2024年3月26日、この連載コラム「つたえること・つたわるもの」の最終号を書きました。

長い間、この連載コラムをご愛読いただき、本当にありがとうございました。またどこかで、お目にかかる日があるかもしれません。最後に、「つたえること・つたわるもの」№179でとり上げた「回文(※失せ物探しに回文を使うのは「最後から読んでも同じ文章になる」つまり「元に戻る」ということが、潜在的な、元の「手許にあった状態になる」ということにつながっているからだそうです)」の意味にあやかって、「さいかいさ(再会さ)」の回文で、ご挨拶申し上げます。

ゴム報知新聞NEXT(電子版)での掲載としては最終回(千穐楽)となりますが、「在宅看護研究センターL.L.P」のホームページ上では、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№182以降の連載を続ける予定です。

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