【健康ジャーナリスト 原山建郎の連載コラム】№200 「〈いのち〉と〈からだ〉の社会学2 死んだら、一巻(いのち)の終わり?」
今回のトピック(話題)は、「死んだら、一巻(いのち)の終わり?」という禅の公案(問い)です。
この「一巻(英語でvolume=巻物)」とは、私たちがいま生きている(この世の)人生という「物語」のことです。私たちは、あるとき「there(あっちの世界)」から母親の胎内にワープし、30 億年あまりの生命進化プロセスを十月十日(とつきとおか)という短期間で学んだのち、「here(こっちの世界)」におぎゃあと生まれました。そして、「here(こっちの世界)」を80~100 年ほど喜んだり怒ったり哀しんだり楽しんだりしたあと、いつの日にか「here(此岸:この世)の世界」から「there(彼岸:あの世)の世界」へと還っていきます。
仏教ではそれを「いのちの往還」、つまり「肉体の死」を通して、再び「there」で生きる(往生)と呼んでいます。birthday(誕生日)は、初めて呼吸した日(初呼吸記念日)」のことです。
本文は➡ 200.pdf
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