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2018年11月 5日 (月)

11月3日(土)に、兵庫県姫路市のSA認定メッセンジャーナース田口かよ子さんを会長とした第7回の総会が、盛会のうちに終了したことをご報告いたします。 

北海道から九州までの全国(北海道、秋田、茨城、福島、栃木、埼玉、東京、神奈川、千葉、新潟、奈良、大阪、山口、兵庫、岡山、愛媛、長崎、鹿児島の18都道府県)から40名のナースが集りました。しばらくぶりに合う顔、初めて会う顔、様々ですがすぐに打ち解けてしまう様子は素晴らしいですね。 

 総会では、大阪のSA認定の南孝美さんを議長とし、過半数の出席が確認された後で、議事が進行。平成29年度の活動報告及び決算報告、平成30年度の活動案、予算案が承認され閉会となっています。30年度の活動・予算案で、災害支援費に関し、昨年度発災時に支払われることなく、今後の使い方に関して、必要性も加え検討が必要ではないかとの意見が出されました。その際に、事務局が一人では担いきれないこともあり、複数体制にすること、その際の事務費を会費から支出することの提案をし了承されましたので、今年度事務局体制を強化する中で、災害についても検討してまいります。 

 その後、岡山のAS認定赤瀬佳代さん、鹿児島のS認定田畑千穂子さん、千葉のA認定春山ともみさんからの活動報告があり、それぞれ意義深い発表で、参加者の皆さんの大きな参考になったと思います。 

 昼休みを挟んで、市民講座では、がん哲学外来の樋野先生から、「物事の考え方によってその人の生き方が変わる」ということに共感し、相談を受けるのではなく共に考え大きな愛を込めながら対話し、その人が尊厳をもって生ききることができるようにしていくという考え方は、メッセンジャーナースに通じるものだと感じました。また、病気であっても病人ではないという、樋野先生の言葉を改めてこころに刻みました。 

 肺がん当事者であり、岡山大学前に、ブックカフェ栞日(しおりび)を開設し、肺癌患者さんやそのご家族たちの語り場を作っている田中さんのお話しは、医療職のこころない言葉と態度が、どれほど患者本人のこころを苦しめるかということを、改めて実感させられました。そして、彼が要望したいとおっしゃった2つのこと 

①通訳となる人が必要~近くに、そしてここに行けばいるという安心が欲しい。  

②決断を後押しする人が必要~自分で決めていてもそれでも迷いはある。 

我々はしっかり胸に刻み、本人が納得し覚悟を持てるような後押しのできる信頼されるメッセンジャーナースを目指したいと感じました。

 

 小休憩後、グループワークを行った中から質問に答える形で、村松の話しがありました。学生が卒業したら看護がなくなっていたということにならないか?等深刻な内容もあり、看護の本質をしっかり認識し、我々が一つ一つ丁寧に伝えていく必要性も感じました。 

 懇親会では、山の上の会場で、おいしいお料理と夜景の見事さに感動し、親睦を深めました。  

 田口さんをはじめ、田口さんを信頼するスタッフの方々の見事な連携プレーと岡山メンバーの支えがあって、有意義な1日となりましたこと、この場をかりて感謝いたします。

 

 さて、来年の総会ですが、北海道・東北ブロックが担当してくれることになり、秋田で開催されることが決まりました。総会会長は、北海道SA認定の石川ひろみさん、運営委員として秋田のA認定作左部紀子さん、北海道のA認定牧節さんを中心として進められることになりました。日程は、2019年11月2日にする予定ですので、皆さん、今から予定に入れておいてください。秋田の温泉、地酒、きりたんぽ等、楽しみも一杯です。企画が決まり次第またご連絡いたしますが,お楽しみに!(メッセンジャーナースの会:事務局 仲野佳代子)

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2018年7月22日 (日)

【続報】「下着の替えはありますか?」いろいろな人が視察にくるけど、そんなことは聞いてはくれない。替えがない状態を我慢して過ごしている。必死で周りの人を護っている『NPOそーる』へ支援策の検討のために、様々な団体からの電話・訪問が絶えず、代表者自らも生活破綻しており葛藤・・・。←(岡山のメッセンジャーナース)

皆様から送っていただいた物資は「そーる」の片岡さんにとどけさせていただきました。

昨日は真備入りし、被災した「そーる」の事務所とその近くの熊野神社という自主避難所になっているところ、被災しながらも自宅ですごしている利用者さん宅に一緒に行かせてもらいました。

 

事務所は使用できる状態ではなく、近隣も全て壊滅的状態ながら、暑さの中で皆さん必死に片づけをされていました。皆さん、様々な情報交換をされており、頑張るよ!とお互いを励まし合っており、住民の皆さんとの近さを感じました。

 

また熊野神社では、日中であったこともあり、皆さん神社のある山を下りて自宅を片づけているようで、多くの方はおられませんでしたが、ご高齢の女性と話をさせてもらいました。片岡さんが、「下着の替えはありますか?」と聞くと、「もう~、あんたそんなことに気づいてくれるん」と喜び、色々な人が視察にくるけど、そんなことは聞いてはくれない。替えがない状態を我慢して過ごしていることを話され、現場の声がわかる人が、上に立った方がいいと、多弁に話をされました。少し前よりは、自主避難所にも物資がとどくようにはなったようですが、なかなか公的な避難所とは状況は違う様子がよくわかりました。

 

下着等のデリケートな物資はやはり不足しがちの様です。

 

片岡さんの避難している場所に、様々な人から支援物資が届いているようですが、災害から2週間で疲労も蓄積し、なかなか整理もできない状態になっており、うれしい思いと、せっかく集まったものを避難所等に避難できない家で過ごしている人に届けたいと、本日も奮闘されていました。

その流れで、一緒に利用者さん宅に訪問をさせてもらいました。

高齢のお二人暮らしですが、息子さんも片付けの手伝いにきておられましたが、片づけをしているご家族の方の熱中症症状にも気を配られており、家全体の健康を護る視点で、大きな安心を届けている様子がみてとれました。

 

一方、まだ主要地域と違い、今やっと色々な支援が入りだした地域だと実感するできごともあり、必死で周りの人を護っている彼女のところには支援策の検討のために、様々な団体からの電話・訪問が絶えない状態です。「私はこの地域の人のことを護りたいだけなのに、何でみんな私にあれこれ言うの!この状況を見ればわかるでしょう!生活が破綻しているの!自分たちがしたい支援をするための情報を求めて、私に何かしてほしいなんてことはやめてほしい」と話されました。

地域・住民の心の声に寄り添い、そのことを発信している彼女の心の声に触れ、相手の真に求めていることを支えることができる人でありたいと改めて感じています。

まさに今被災地でメッセンジャーナースの視点は重要だと感じます。

福島のメッセンジャーナース・草野さんからの助言がとても、私の支えにもなっています。(晴・赤瀬佳代)

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2018年7月14日 (土)

7月14・15日の研鑽セミナーⅤ「医療の現場 メッセンジャーナースの出番です」では、鹿児島と北海道から認定メッセンジャーナースが誕生。今回は修了生も多く参加、秋田・新潟・栃木・東京・千葉からも駆けつけ、同窓会なみです。全国連携プロジェクトは、34都道府県120名に!

今回のA認定取得者は、岡山で受講を重ねた鹿児島の岩切ひとみさん東京での受講とネット・ラーニングその1を受講した北海道の牧 節さんです。

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今回の二人の認定によって、34都道府県120名の全国連携プロジェクトになります。各地のメッセンジャーナースの力量が図られるのはこれから、ではなく、すでに始まっています。

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2018年7月 1日 (日)

研鑽セミナーV「医療の現場 メッセンジャーナースの出番です」 は7月14・15日(東京) 今回は受付終了。Ⅵ「時の流れ メッセンジャー力を磨こう!」は7月28・29日(岡山)で開催。Ⅰ~Ⅵ、どの回からでも参加可能.認定単位取得にもなる看護ネット・ラーニングも開講中

6月9・10日のセミナーにおいて、A認定者・竹内智子さん(東京都)が誕生しました。

 18回研鑽セミナーV:7月14・15日⇒「sem18-5.pdf」をダウンロード(東京)

17回研鑽セミナーⅥ:728・29日「17.pdf」をダウンロード(岡山)

お問い合わせは☞ 03-5386-2427 又は E-mail:seminar@e-nurse.ne.jp

現在、34都道府県118名の取得者がいますが、未だ一人もいない県の方のご参加、大いに期待しています。メッセンジャーナース不在の県は、青森、宮城、石川、福井、山梨、滋賀、三重、和歌山、香川、徳島です。あなたもメッセンジャーナースに! 2名の方の推薦で、S認定、一度受けて審査を通過すればE認定の取得も可能です。全国連携プロジェクトを構築中 

ベテラン看護師のもつメッセンジャー力を集結。全国連携プロジェクト、看護師のメッセンジャー力は、今や医療の受け手と担い手の懸け橋となるだけではなく、病院から在宅関連はもちろん、コミュニティでも教育の場でも施設でも、地域の特徴を生かした動きが注目され、各地で着実に一歩を踏み出しています。

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2018年5月29日 (火)

「いつか、ふるさとの飛騨高山で看護に関する事業を立ち上げたい」その思いが叶ったのは14年前のこと。ふるさとに種をまいたNPO法人ルピナースは今・・・懐かしい「在宅看護研究センターひだ だより 2010年11月」

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細井恵子さんから届いた封書、その中に「ルピナース便り」が入っていました。高山赤十字看護専門学校のクラスメート6人で始動した「NPO法人ルピナース」は、創設時の理念を大切に守り続けてきたのです。心からの感謝を込めつつ、今年度で幕を閉じることになりました。

懐かしい「在宅看護研究センターひだだより」が残っていました。ここに、再掲させていただきます。

             

在宅看護研究センターひだ だより 2010年11月     細井 恵子

写真をクリック! みんな、楽しそう!

10月に恒例の秋のグループホームとのランチ交流会をしたのですが、私的諸事情により、10月のひだだよりはお休みさせていただきました。飛騨もいよいよ寒くなって来ました。それでも皆元気です。Pa050055s_3 Pa050037s

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                                                  この11月から、東京の自宅を開放する形で、毎週木曜日の10時から14時。

社協登録のいきいきサロン「よっこら処」を開設しました。

男性も加わった地域の活動です。Pb040119s_4 Pa240086s

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今後はこれまでより頻回に、飛騨と東京を行ったり来たりすることになりそうです。

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2018年3月 1日 (木)

3月4日(日曜日)、NHKラジオ第2・PM6時半ー7時、再放送・宗教の時間「最期のときの思いをつなぐ」で、幸せな死とは・・・村松静子が語ります.

NHKラジオ第2:2月25日 8時30分ー9時  (再放送3月4日18時30分ー19時)

幸せな死とはどんな死なのか。

看護師になって半世紀、そのの経験を振り返りつつ、聞き手の平位敦さんの問いに真摯に向き合い応えた在宅看護研究センターを設立した村松静子が応えています。詳細は☞こちら

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2016年9月22日 (木)

チーム長の吳さん率いるソウル大学病院家庭看護事業チームは全員家庭専門看護師。在宅看護研究センターの企画による交流研修。訪問看護へ同行、ディスカッション、メッセンジャーナース有志と交流。百人町のヒロクリニックと日本赤十字社医療事業推進本部のご協力の下、福祉・医療・教育エリアを視察

ソウル大學病院家庭看護事業部代表のOhさん率いるチーム5人と交流研修。家庭看護事業のより質の高いサービスの提供や活性化、そして高齢社会に向けた新たな知見の発見がその目的です。事前学習の緻密さにびっくり! 「在宅看護研究センターのあゆみ」をすべて調べ、歴史を把握しての来日、感動しました!

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2016年4月13日 (水)

本格的超高齢社会を迎える日本にとって、最も重要なテーマ、医科と歯科の狭間で、その重要性がほとんど伝えられてこなかった『口腔機能』にスポットを当てたルポルタージュです。

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昨日(8日)発売の月刊文藝春秋の大特集【最新医療に乗り遅れるな】の中に『口腔ハリビリで生命力が蘇る』を書きました。

医科と歯科の狭間で、その重要性がほとんど伝えられてこなかった『口腔機能』にスポットを当てたルポルタージュです。

本格的超高齢社会を迎える日本にとって、最も重要なテーマです。

一人でも多くの人に、この事実を知ってほしいと願いながら、これからも発信し続けていきたいと考えています。

忌憚のないご意見を聞かせて頂けたら嬉しいです。

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  ジャーナリスト 塩田芳享

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2016年3月26日 (土)

「街のイスキア訪問ステーション」を産んだこと(笑)へのお祝いの言葉を頂き、ありがとうございます。熱く看護を語る人が少ない中、目に見えないものをみようとする、聞こえないものを聞こうとする心ある看護を提供していきたいと思います。

お忙しい中、お返事を頂けましたこと、夫共々大変嬉しくありがたく思っております。また、私が訪問ステーションを産んだこと(笑)へのお祝いの言葉を頂き、ありがとうございます。

村松
先生の行動範囲は、多岐に渡り、まさに体一つでは足らない状況なのではないでしょうか?先生の働きぶりには、私も頑張らねばとお力をいただく次第です。先生のご指摘されるように、都内の訪問看護ステーションは、939箇所と、都の介護福祉課が話されていました。まさに急増しているとのことです。


その中で、自分はどのような看護をしていくべきなのかを考えていきたいと思います。熱く看護を語る人が少ないようです。村松先生のやってきたことは、私はとても大事なことと思っております。 なんの為に、私達は仕事をしているのか?を問いかけあえる事業所にしていきたいと思います。

先生の話されていた言葉を思い出しながら、目に見えないものをみようとする、聞こえないものを聞こうとする心ある看護を提供していきたいと思います。

街のイスキア訪問ナースステーション:石川麗子)

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2016年3月 1日 (火)

CSRマガジンに掲載されました。→ 企業とのNGO/NPO 看護師と技術者。異分野のプロが協働して創る、日本の医療と地域の未来~非言語コミュニケーション・ツール「フット・プラネタリウム」を共同開発   足裏マッサージ店だけではなくケアの現場でも、そのほか、教育に、研究に、いろいろな形で活用されていくはずです。

 “自立的に健康を守る”には、それぞれの専門家とその受け手との対等なコミュニケーションが不可欠です。海外経験が長い当社の国際交流研究企画室担当者が中心となってヘルスケア事業をめざすエーピーアイ(株)の技術者とコラボ開発した「フット・プラネタリウム」がCSRマガジン上で紹介されました。

「フット・プラネタリウム」の“施術される側の気持ちを言葉ではなく視覚的に伝える機器”というコンセプトは、看護の現場でも応用できます。世界初の新しい製品として、国籍やハンディキャップの有無を問わず、できるだけ多くの場でご活用いただきたいと、可能な限りシンプルなユニバーサルデザインを目指しました。

足裏に潜む神秘。画面の映像による癒し。器械だけに頼らず、手の温もりをそのまま活かして、目には見えない「心」へアプローチし、その人の本音、主体性を引き出すのが『フット・プラネタリウム』です。

詳細は ☛ こちら

 

「推奨リンク」に追加しました。CSRマガジン→ こちら 

<関連記事>

自立的に健康を維持するために、在宅看護師が果たす役割

http://www.csr-magazine.com/blog/2014/04/28/zaitakukango/

人でも多くの人が自宅で最善のケアを受けるために

http://www.csr-magazine.com/archives/repo_d/rep08_03.html

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