一昨年3月に解散した『ここさこらんしょ』、昨年の芋煮会から一年ぶりの再会。「ただいまー」「お帰りー」 福島の石田政宏、喜久子さんの新居へこらんしょ仲間と行って来ました。
あれから(芋煎会)一年…? 吾妻山には薄く雪がかぶり、あの頃を思いながらの、楽しい一日でした。
福島は成川の所から、奥の方に、仮説住宅の近くで、病院に近くなった所の、築10年とは見えない2階建の綺麗な住まいに、今年春引っ越しされた、石田さん一家、「ただいまー」と入ると、奥から「お帰りー」と、大きな明るい母さんの声!!皆で再会の喜びを!いつもの笑顔で迎えてくれました。とっても元気! 玄関広く、スロープ!バリアフリーで、全体的に、日差しあり、二重サッシで、暖かい!
1階奥和室に、父さんがベッドに、艶々した肌にびっくり!手を握り、再会の挨拶、最初は目をつむることもありましたが、徐々に目を大きく開いて、言葉はないけど頷く!! わかってくれたらしい!! 歩けませんが、定期的にディケアへ通所。いつも窓ガラスから外の風景見ているのだそうです。精神的に安定している様子が伺えました。
母さんのいつもながらの「おもてなし」 赤飯とけんちん汁等々、美味しかった♪
『こらんしょ』と同様に、庭は野菜畑、大根の葉っぱがすくすく伸びて・・他にも沢山!やっぱり、まだまだ、畑借りたい様子。
仮設住宅のお友達や親戚のかたと、手作りお新香でお茶時間。・・・オムツ交換の大変さや慣れないヘルパーさんの事や往診医のこと等、次から次と笑いが絶えない話題!あっという間に、時間が経ってしまいました。
それにしても、一年ぶりなのに、あっという間に1つになっていつも一緒に居るみたい・・そんな雰囲気! 石田さん一家、それぞれが自分の時間や空間を持って、上手に生活が調和しているように感じました。安心と同時に、在宅の力強さや魅力を感じた一日でもありました。
母さんは、「100歳以上生きる!! 双葉町は30年は帰れないのよ!」と力強く言って、明日の集会に参加すると意欲満々。「私たちの土地や町は、どうなるのか!? しっかり意見を言いたい!」と。・・住み慣れた場所を忘れることはないのです。
私は、その思いに、今後も寄り添っていこうと心の中で密かに誓っていました。(本田)
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