在宅看護研究センターは
この2月になると、必ず浮かんでくることがあります。1983年2月6日、全身の関節が固く、さらに鼻と喉と尿道に管が挿入され、自分ではまったく動けず意思表示すらできない55歳のYさんが退院したのです。家族と卒業を控えた大学生・教員の私、急遽発足したボランティア「在宅ケア保障会」の仲間たちとで、自宅へ連れ帰り在宅看護を始めたのでした。あれから26年が過ぎました。
在宅看護にはまだ多くの課題があります。受け手、担い手双方に絡む問題に対する施策の甘さがあまりに多く、思うようには進められません。
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