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2009年4月

入院を断ったものの・・

● 須之内 哲也 sunouchi tetsuya         

事故に遭わなければ一時代を築いたに違いない元・オートレーサーによるコラム

「須之内 哲也の世界」~もう一度会いたい~

「おれが生きているのは初美のおかげ。ただ、もう一度会いたい」。
その時々の情景を思い浮かべながら、ひたすら心の内を書き綴っていく。

事故に遇わなければ・・船橋で注目され一時代を築くとうたわれた元オートレーサー、
彼の車名は知る人ぞ知る『ホージョウ』。
レースの賞金で自家用車をもらうほどの一流選手で、弟子を十数名も抱え、師匠と呼ばれるほどにのぼりつめていた。
しかし、30歳にならない歳で脊髄を砕く大事故に遭い選手生命を閉ざされた。
車椅子での生活を余儀なくされ、周囲に当り散らしたこともあった。そんな時、妻の初美さんが見せる悲しそうな顔。
「哲っちゃんのニコニコ笑っている顔が一番好き」という初美さんの言葉・・
それからの生活はいつも一緒で何をするにもふたりだった。
しかし、初美さんは9年前、彼の手の中で逝った。「哲っちゃん、愛してる」の言葉を遺して・・。

⇒バックナンバー(vol11以降)

⇒バックナンバー(vol10まで)


vol.23. 2009-4-19 入院を断ったものの・・


4月14日 診察日で、先生に話すと、お腹のCT検査をして、私だけ別の部屋に呼ばれて先生から「もう、そろそろだから」と「良く頑張った」と言われてしまった。「入院させた方がいい」とも言われたけれど、入院は待ってもらった。何とか入院だけはさせたくなかった。絶対に俺が初美を看る。入院しても抗がん剤の点滴と薬で、初美が苦しむと思っていた。初美も「入院はしたくない、家に居たいよ」と二人で、何度も話あって、決めていたので入院は断った。

今まで私が、初美にしてもらった恩返しをしなければ、と思う気持ちと、初美と離れることが出来ない事で先生の言う事も聞かなかった。訪問看護も先生も決まっていないけれど、俺が初美を看ると決めていた。ただ、痛みの問題が心配だった。もう皆に、迷惑をかけるのはわかっているけれど。

4月17日 何とか、このままでいてほしいと祈る気持ちで、一杯だったが、近くのウナギ屋さんに行くと、初美は、全部食べてもいた。

素人の私が、本当の在宅看護、心のケアを、分かっていなかった。でも、初美の気持ちを思うと、一番大切なのは、心のケアだと、自分なりに思っていた。初美の気持ちが少しでも楽になれば、という気持ちだった。

家族で夕食をして話も終ると、子供達が夕食の後片付けをして、掃除している子供を、初美しばらく見ている、あまりにも、丁寧に時間をかけているので、初美が「もう、そんなにいいよ」と言っている。この時間が、初美にとって大切な時間だし、心が癒されればと私は思っていた。

寝る前は、私の部屋のベッドに横になり、私の下手な話と、手かざしで、眠くなるまでして、この時間も私と初美の大切な時間だった。もう、こうしないと、初美も眠れなかった。初美の心を癒しているかな、と思っていた。

近くの先生はどうしても私が「この先生なら」という気持ちにならなくて、病院にずっと通院していた。

421日 先週のお腹のCT検査結果で変わらずと、説明を受けたが入院は勧められる。

4月28日 病院で診察をして終ると、私だけが呼ばれて、先生から「もって五月の連休ぐらいまで」と「入院しないと」と言われた。でも、私は入院を断った。痛み止めのクスリは出ていたので、痛み止めがあれば、という思いだった。

 

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以前、マス

以前、マスクのことを・・・虹色救急箱の天川さん、コメントがついています。

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5月21日

5月21日、大分で講演があります。詳しくは「_090521.pdf」をダウンロード

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もうすぐ母の日

感謝を込めて、100番目の理由にあなたの言葉と思い出の写真を貼って・・こんなプレゼントも、喜ばれています。

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虹色救急箱 Vol.15

Vol.15 『 ちょっと心に留めておきたい言葉 』

“If only you could notice all the flowers, smiling at you.”

 「(あなたに)微笑みかけている全ての花の存在に(あなたが)気付けたらいいのになあ」tulip

ずっと前にカナダの写真展で見掛けた、ポエム(poem 詩)のような言葉です。

少し言い回しが違うかも知れませんが、内容は確かこんな風でした。その写真を撮影されたプロのフォトグラファーの方、名前を覚えておらず本当に申し訳ありませんっ。m(_ _)m 

一枚のパネル写真に添えてあったのですが、その写真の風景はというと・・・

地上3階から5階ぐらいの高さから撮影されたのだと思います。白い壁のアパートのバルコニーには、色とりどりの花が咲いている長方形の長い植木鉢が置かれていました。その可愛らしい花達はまるで下を見下ろしているように見えて、その花達の視線(?)の先には、道ゆく人達の姿がぼんやりと写っていました。花達が、一生懸命に道行く人達を覗きこんでeye微笑みかけているように見えますが、そんな花達には目もくれず、せかせかと歩いてゆく人々の姿・・・。(曖昧な記憶でごめんなさい。でも、想像は脳の活性化に繋がるので思う存分想像してください。bleah

普段忘れていることを、そっと思い出させてくれる言葉であり光景でした。

抽象的で、いろいろな意味にとれる素敵な言葉ですね。

可愛らしくもあり、センチメンタルweepでもあります。

外に出て、ぐるっと周りを見渡してみてください。

ほ~ら!あなたに微笑みかけている花達が、向こうの方にも沢山見えますよ~。happy01

なんて健気で可愛いんでしょうね。どうか気付いてあげてくださいねっ。

でも、くれぐれも足元などにも気を付けながら気付いてあげてくださいませ。coldsweats01

素敵な春をお過ごしください。

                 by天川りを

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虹色救急箱

虹色救急箱におもしろいコメントがheart02・・こちら

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虹色救急箱 Vol.14

Vol.14 『 卵 』

卵かけご飯、美味しいです!

海外で欧米人に、「生卵?ライスにかけて思いっきり食べてるよ~smile」と言うと、

大抵の場合、「おえぇ~!(Yuk!/Yuck!)」と言われたり、げえ~っという顔をされますが、「ええ~、その美味しさが分からないなんてカ・ワ・イ・ソ・ウ!」とそこから話が弾んだりします。

ただ、このような会話をする場合、たまたま出会った人と話しているなら、一応トラブルを避けるために真顔ではなく、笑顔で言うのがコツです。catface

関係ないですが、欧米でいじめっ子を威嚇したい時には、目の前で生卵(a raw egg)を割って飲み込めば、引かれながらも一目置かれる存在になれるかも・・・?でも、皆様が誰かを威嚇したい時なんてやって来ませんように・・・。coldsweats01 威嚇失敗(!)の可能性もあるので、冗談は置いといて・・・

海外で単独行動の機会があれば、暇そうな人bleahを見付けて思い切って話しかけてみましょう!英語力を磨きつつ、異文化に触れるチャンスです~。英語に自信のない方は、ネイティブ・スピーカーに話しかけるよりも、英語を第二ヶ国語として話しそうな方を狙うのがお薦めです。絶対とは言いませんが、多分構ってくれる確率が高くなります。でも絶対に、会ったばかりのよく知らない人を滞在先に招いたり、人気のない場所へはついて行かないでくださいね~。

話が逸れましたが、

日本では卵のパックに記載されている賞味期限はせいぜい10日程ですが、欧米のスーパーで売られている卵の期限は、余裕で1ヵ月以上あります。やっぱり生で食べる習慣がない欧米では、賞味期限というより消費期限を記載してあるからだと思いますが、なんて長い・・・でも卵って結構持つものなんですね。eye 

イースター・エッグのようにカラフルな季節、春はまだまだこれからが本番です。cherryblossom 近頃のように暑かったり寒かったり気温差がある時期typhoonには、可能な限り素早く順応してゆきたいものですね。そんな毎日に、高タンパクで栄養バランスのとれた食材、卵をお忘れなく!

以上、卵の宣伝でした。

              by天川りを

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在宅看護活動もいろいろ

日本在宅看護システムの活動内容はこちらです。

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新宿御苑にお花見に行ってきました

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4月3日、快晴の中、ALSで自宅療養中の患者さんと妹さんと新宿御苑にお花見に行ってきました。
ぽかぽかのいいお天気で桜も一気に満開。最高のお花見日和でした。

ご自分で編んだピンクのカーディガンを着て、スカーフを巻いて出発です。
玄関の狭い路地は妹さんがアンビューバックを押しながら車まで移動しました。
普段はずっと室内にいるため春の日差しがまぶしいようで車内では目を細めていらっしゃいます。
新宿御苑に着くと、観光バスが何台も停まって多くの人でにぎわってました。春のウキウキ感が高まります。
入り口を入ると桜が見事に満開で、息を呑む美しさでした。桜も薄いピンクから濃いピンクまで様々です。
自ら首を動かすことは難しいため、出来るだけいい景色が見れるようにストレッチャーの位置や高さも変えながら進みます。
その景色を眺めるご本人は家にいる時とは目の輝きが違います。パッチリ目を開いて、目に勢いを感じます。
しかしストレッチャーでの移動は舗装されたアスファルトでもいつにない振動があるため、痰が上がってきます。
振動が強いと、舌を噛んでしまいます。顔のマッサージをしてガーゼをはさみ、それからは福祉車両の業者の方がストレッチャーを持ち上げて移動してくれました。
帰ろうと車に乗り込む時、ご本人の目から涙がこぼれてました。

次の日、伝の心でご本人が書いた文書です。

「昨日は快晴の中お花見に行ってきました。満開できれいでした。顔に風が当たり爽やかでした。大きな花もたわわについていました。また機会があったら行きたいと思っています。」

約50分かけて、何度も修正しながら書いてくださったメッセージには感動しました。
顔に当たる風・・・私はいつも当たり前のように感じていて顔に当たる風を爽やかだと感じたことがあったかな。普段の療養生活の中でこういう風や陽光などを意識して看護をしたことがあったかなと自問自答してしまいました。

病気が発症してから5年、人工呼吸器をつけながらの自宅での生活はもうすぐ3年になろうとしています。
もともとお花が大好きな方ですが、なかなか外出することができず、意欲を引き出すことが私達看護の課題となっていました。

苦痛の緩和や合併症の予防はもちろんの事だけれども、人の生活には自然を五感で感じ季節を楽しむことが重要なんだとこの方に教えて頂きました。
病気に目が向きがちな医療職ですが、病気を抱えながら今を生きている人生にもっと目をむけていかなくてはいけない。
そのために私も顔に当たる風や草木の成長など新鮮に感じられる感性を持ち、心の余裕を持っていたいと思います。

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在宅看護の理念を定着浸透させるには

素朴で適切な質問が届いています。あなたの応えはsign02

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4月1日「日本在宅看護システム」の設立記念日

総勢16名が集まって、充実した時間を共有しました。若手の成長、めざましい。負けられないのが団塊の世代だぁ~。アイナース社長にも来てほしかったのに・・ハッスルし過ぎてダウンしたようで・・待っていますよweep

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3月号のひだだより

長野に「西の屋サロン」が開設・・大人も子どもも。これが本当の家族の姿ですね。温かな家庭が浮かんできます。

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