また1つの訪問看護ステーションが閉鎖
今日、1通の手紙が届きました。「・・過ぎる4月30日をもって訪問看護ステーションを閉鎖いたしました。ちょうど丸9年でした。9年が長かったのか、短かったのかまだ実感がわきません。・・この9年間は本当に休みがなく、全然お会いしていませんね。・・しばらく休んで、また何かの形で活動を再開したいと思っています。・・」 読んでいていろいろなことが蘇り、淋しさがこみ上げてきました。彼女たちのこれまでの苦悩・苦労をこのまま終わらせていいのだろうか。(村松静子)
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コメント
記事を読んで胸が痛くなりました。私の身近で訪問看護をしている人は皆、精一杯、働きに働いておられます。一方で、LLPのホームページで繰り広げられている「一人開業論争」の記事の中には、開業するからには相当な努力をしていかなければならない、とのコメントもあります。ものすごく高いものを求められながら、「2.5人の壁」があったり「診療報酬の壁」があったり…きっと利用者さんの為に「働きに働き」頑張っていた事が「働けど働けど」うまくゆかなくなってしまったのでしょうか…何がそうさせてしまったのか想像するしかないのですが、看護師の個別の努力だけでは補いきれない何かを、看護師同士が繋がり、助け合い、支え合い、時には指摘して向上していける何か、何かがなければ、「訪問看護師」という財産を利用者も失いますし、医療界としても失うことになるのではないかと危惧しております。
投稿: Y・K | 2010年5月28日 (金) 00時16分