検討され始めた“ヘルパーによる吸引
痰の吸引が必要な出産時低酸素脳症のお子さんの支援は、ハイリスクという理由で敬遠され、たらいまわしの状態となることも・・そんな中で、検討され始めた“ヘルパーによる吸引”。ただ単に、可否を決めるのではなく、研修・損害保険の整備等も含めて検討してほしいものです。また一方で、看護師さん、あなたたちはどんな動きをしているのですかと問われても仕方がない状況でもあることを知っておかなければ・・。
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コメント
我が家では、既に訪問ヘルパーさんによる吸引をお願いしています。家族の希望(この方にという希望)と引き受けて下さるヘルパーの方との間に合意が出来てから、そのヘルパーさんは訪問看護師に吸引の指導を受け、訪問看護師が太鼓判を押してから吸引開始となります。この記事を読み、我が家がしている事はおかしな事だと思えてきました。言ってみればヘルパーさん個人のご好意によって吸引をして下さる事になっているにもかかわらず、訪問看護師の正規の訪問に合わせて、そのヘルパーさんは患者・家族の為に自分の時間を潰して吸引の手技を覚えに来て下さっているのです。ヘルパーさんは全く個人的に引き受けて下さる上、同意書にも「家族との合意の上では家族とみなして吸引を行う」という取り扱いになっています。看護師の皆様、何かおかしいと思いませんか?家族としては藁をも掴む思いでケアマネに取り次いで頂き上記の様に進めてきましたが、医療行為はヘルパーはできないという狭間の中で、助けを求める患者・家族の望み(家族の変わりに吸引をして欲しいという望み)を受け入れているのがヘルパーさん方なのです。であるのに、看護師は「指導者」として自分の時間に合わせてヘルパーさんに時間を調整してもらい、来てもらう。言える立場ではない事は承知しているのですが、やはり何かおかしい。この記事にあるように「看護師さん、あなたたちはどんな動きをしているのですかと問われても仕方がない状況でもある」という投げかけは、本当にその通りだと思えてなりません。一人開業論争が別のホームページでされていますが、こういった所にこそフットワーク軽く「一人開業されたナースの方」が、ヘルパーさんと協働して、患者・家族を支えていくべきなのではないですか?言える立場ではないと思いながら、現状のおかしさについて気づかされましたので言わずにはおれなくなり書かせて頂きました。
投稿: Y・H | 2010年5月18日 (火) 23時31分