受ける医療 認識のギャップはなぜ起こる?
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コメント
外泊した事が幸いしたのか,すっかり不穏症状は無くなり,病院に戻り診察(と言っても問診だけですが)を受け,退院しても大丈夫でしょう,と言われた。
来週の外来の予約をして,帰宅。
今回,「患者の家族」という立場になってみてあらためて思ったこと。
やはり白衣を着たドクターやナースには,遠慮したり気を遣ってしまうのだ,ということ。ストレートにずばずばと聞いたら、気を悪くされるかも…?とか,こうして欲しいと要望したら,嫌な顔されるかも…?と患者と家族はドクターやナースを前にすると,少なからず緊張してしまうのだ,ということがわかった。
この緊張が,医療者とのギャップを生む要因の一つにも思えた。
自宅に戻った舅と姑には,見た目も恐ろしい「鬼嫁」(←私)の声が轟き渡り…(笑)
三日間連続で私事を,読んで下さった皆様,ありがとうございました
投稿: トトロおばさん | 2010年6月30日 (水) 08時29分
「ICUシンドローム」
手術を受けた翌日,病室(SCU…stroke care unit)の舅のベッドに近付くと…
さわさわ…さわさわ…と,手足が動いている。おまけに何時もと違い,やたらに多弁になっている。
「ゆうべは眠れなかったみたいで…トイレもお一人で行こうとなさったりしてたんですよ」少し困ったような笑顔でナースは様子を教えてくれた。
(こりゃ,来たね…)
私の経験から言わせてもらえば,術後二日目の夜が最も不穏症状が出やすかった。そして,堅い職業の職歴の高齢者が多かった。
舅は82才で昔小学校の教師をしていた。
だから、危険性は予想していた。
(いや〜,今夜がヤマ場だなぁ)
と思いつつ,姑を送り届けた直後,夫から携帯に電話が入り,病院から呼び出しがかかった,との事。興奮しているので来て欲しい,との事。
主治医から「興奮して危ないので,今夜は自宅で外泊してみて下さい」
脳のドレーンはレントゲンを診てさっき抜去したばかり,との事で特に家で過ごす為の注意はない,との説明。でも何か変化があったら直ぐに連絡をください,とのこと。
車の中で,舅との怪しい(?)会話を楽しみつつ,見慣れた道をゆっくりと走らせ家まで送って行くうちに,だんだん会話が噛み合ってきた。
自宅で夕食のお寿司を食べ,テレビを見ている様子を見て落ち着いて来たな,と思ったので私は帰って来た。
それにしても…手術した翌日に外泊って!不謹慎だが,一人になった時ちょっと笑ってしまった。
投稿: トトロおばさん | 2010年6月29日 (火) 09時16分
舅が金曜日から右足が痺れてる,と言っているというのを夫から聞かされ,様子を見に行った。
右足の痺れ,右腕の動きも悪い。歩く姿もふらつきが目立つ。
脳梗塞の既往があり(再発?)と疑った。舅は「昨日行った病院では7月1日にMRIを撮るって言ってたよ」と慌てる様子もなく,のんびりと答える。
う〜ん…四日間,様子みてて良いのかしら…?いずれにせよ,早く診てもらって早めの治療をしたほうが…少し悩んだが,結果なんでもないと言われたらそれはそれでいいか,と新しく出来た脳の専門病院へ電話を入れた。
舅の症状を伝えると診察してくれるとの事。
病院に着くなり,直ぐにMRIを撮った。そして…
結果は「慢性硬膜下血腫」即入院・手術となった。
ドクターからは「今日来てよかったですよ。左の脳がかなり血腫で圧迫されていて,あと数日放って置いたら取り返しがつかない事になってました」と説明された。説明はわかりやすく丁寧であったが,動揺している姑や医療のことについては全くの素人の夫はどこまで理解出来たか…。そして,この説明のなかで出てきた言葉を夫たちにどう訳すと解るだろう,などと考えながら聞いていた。
手術は無事終了。
順調なら一週間後退院,の予定と聞いて胸を撫で下ろした。
投稿: トトロおばさん | 2010年6月28日 (月) 00時51分