3月24日は在宅看護研究センターの設立記念日
4年前から訪問をしている方が本棚の一冊を指差しておっしゃったと言います。「先生からお宅のステーションを紹介して頂く前に、お宅を知っていたの。知人があの本を持ってきてくれてね、」と。それを見て、「もうビックリ!!」と、写真添付のメールを送ってくれたスタッフ。
それは、1987年8月に合同出版から発行された『在宅介護の技と心』でした。
はしがき
私は、看護師として、一女性として、これまで多くの方々と出会いました。それらの出会いは、たいへん学びの多いものでした。そして現在は、在宅看護研究センターを設立し、在宅看護を模索する一看護師としての道を歩んでおります。センターを設立するきっかけとなったのは、24時間介護を必要とする50代の女性を、ボランティアで訪問看護活動したことでした。きめ細かな援助体制があれば、家庭において家族による介護がより可能になることを、このとき看護師たちは、家族と共に身をもって体験したのです。病院に籍を置き、ボランティアとして各家庭を訪問していた看護婦たちは、社会の中に飛び込む必要性を感じました。そして、思い切って実行したのでした。・・・・・そう、今日、3月24日は在宅看護研究センターの設立記念日なのです。
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コメント
3月24日は記念日なんですね~おめでとうございます。「へ~~」と思いつつ、あっ!この私もこの日は記念日でした、、「結婚」の。
ウッカリ結婚して15年目です。日本の独身ナースの皆様、きっと「シッカリ」していらっしゃるのでしょうね。
しかしウッカリ結婚するモンではないなあ、、と思いつつウッカリでもしないとこれまた叶わぬ事。
この記念日に亭主をおいて「原発事故」怖さに実家に逃げている小心者な中高年ナースです。早く、何とか、落ち着いてほしいですね。おいてきた亭主より仕事復帰が気になるこの頃です。
いつか、介護と看護の連動の実現に少しでも参画させていただきたい、と願っております。
投稿: 疎開中の中高年ナース | 2011年3月25日 (金) 11時30分