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コラム「医師として、武士として」          安藤 武士 Andou takeshi

Vol.43 2012. 11. 24   第3の医療:往診(その2)

 「在宅医療」は従来、病院という医療施設で一元的に提供されていた医療が、「患者の自宅」という「病室」で行なわれる医療であるが、その内容は、訪問診療(往診)、訪問看護、訪問看護、訪問歯科診療、訪問歯科衛生指導、訪問リハビリテーシヨン、訪問薬剤指導、訪問栄養指導など多岐に亘っている。医師に限っては、往診のスペシャリストを認定する日本在宅医学認定専門医制度がある。歴史的に、医師の片手間として行なわれてい「往診」が、これからは「第3の医療」として確立されよう。「第3の医療」は、看護師が中心的役割を果たさなければ成り立たないと思っている。

どのような組織らかわ分らないが、小生にも時より在宅医療医(往診医)の誘いがある。過日、患者が病院を退院するに当たって、病院医師と在宅医療チーム(医師・看護師・介護士)の打ち合わせを行なっている現場がテレビ報道されていた。在宅医療チームはお揃いのジャケットを着て、依頼者の入院医療機関の白衣の医療チームと打ち合わせを行なっている情景は、従来の「往診」のイメージを変える雰囲気があった。

 いずれにせよ、医療制度は色々な要因で時代と共に変わるが、患者の要請、国の財政がそうさせるのであって、医療する側からの変革は余りない。医療人は保守的である一方、流行には敏感な人種である。「第3の医療」はこれからは確実に広がるであろう。

 小生が、「第3の医療」を受けることになった場合、まず、家の大掃除をし、次いで、シャワーを浴び、ひげを剃り、歯を磨いて医療チームをお待ちすることになる。病人もそれなりに余力を残しておかなければならない。

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