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コラム「医師として、武士として」  Vol.44 戒名騒動:その1  安藤 武士 Andou takeshi

1941年、新潟県生まれ。1967年、新潟大学医学部卒業後、医師登録と同時に外科研修を開始。72年、呼吸器・心臓血管外科を専攻後、80年より、心臓血管外科部長として日本赤十字社医療センターに勤務。2001年より職域診療所所長、2010年より佐野市民病院健康管理センター所長として活躍。労働衛生コンサルタント・スポーツドクター(日体協)・健康スポーツドクター(日医)・認定産業医(日医)の資格を持ち、これらの5つの顔を絶妙な味で使いわける医学博士である。身体の大きさと、豪快な笑い・笑顔には、その人柄と存在感をより強くアピールする何ものかが潜んでいる。やはり'武士'にして"武士"ここにあり。 

Vol.44 2014.7.30 戒名騒動:その1

間もなく「お盆休み」を迎えようとしている。年1回、代々のお墓にお参りに行きご先祖様にご挨拶をする時期である。お墓といえば「戒名」が頭に浮かぶ。お墓には「戒名」が必要か否か調べなければならない事態が、小生に生じた。

「戒名」は、仏教で守るべき仏教道徳・習慣などの「戒」を会得した者に与えられる名前であり、仏門に入った証となり「出家修道者」にたいし受戒の師僧よって与えられると仏教の書に記されている。

日本の仏教では、死後に「成仏」するという思想のもと故人に戒名を授けるという風習が生まれた。「成仏」とは、「煩悩から解脱し仏教の究極の目的である悟りを開いて“仏”になる。」という意味であるが、日本では「この世に執着を残さず仏になること。即ち、亡くなること。」と解されるようになり、本来の意味からかけ離れたものになっていると言われている。「戒名」は、生前の「俗名」に対する死者の名前であると定義されていることが多い。従って、日本の仏教は、日本で生まれた「土着仏教」とも言われている。

「戒名」は、基本的には2字で表現される。身分の上下や精進、報恩の多少に関係なく、仏の世界が平等であることを表す。ただ、位牌・墓誌・過去帳・法名軸などには、「戒名」の前後に院号・道号・位号等を付すことから、そのすべてを「戒名」としてとらえることが通例化している。

日本では、死後に「戒名」を付けることが一般化している。その戒名料で「戒名」の文字数が異なり、戒名料が高ければ、字数が増える。「戒名相場」ができており、「戒名」が「葬式仏教」ビジネスの中核をなしていると言われている(次号に続く)。

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