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コラム「医師として、武士として」  Vol.47 看護・介護:その1  安藤 武士 Andou takeshi

1941年、新潟県生まれ。1967年、新潟大学医学部卒業後、医師登録と同時に外科研修を開始。72年、呼吸器・心臓血管外科を専攻後、80年より、心臓血管外科部長として日本赤十字社医療センターに勤務。2001年より職域診療所所長、2010年より佐野市民病院健康管理センター所長として活躍。労働衛生コンサルタント・スポーツドクター(日体協)・健康スポーツドクター(日医)・認定産業医(日医)の資格を持ち、これらの5つの顔を絶妙な味で使いわける医学博士である。身体の大きさと、豪快な笑い・笑顔には、その人柄と存在感をより強くアピールする何ものかが潜んでいる。やはり'武士'にして"武士"ここにあり。

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「看護」は、「けが人や病人の手当てや世話をすること。」「手厚い看護を受ける。」「病人を看護する。」「寝ずに看護する。」などと用いられると辞書にある。「看病」という言葉もある。「一晩中寝ずに病人の看病をした。」「年老いた父の看病をした。」というように「看護」と同じ意味に用いられるが、違いは専門職と一般人が行う行為の違いと考えてよい。

「介護」という言葉もある。「介護」は、以前は個人、家族が行う人類愛レベルの行為であったが、平成 9年12月、「介護保険法」が誕生し「社会福祉サービス」の中核をなす存在となってから「制度」という冷たい空気が「介護」に入ってきている。家族が行う「介護」と制度のサービスで提供される「介護」は、言葉が同じだけのようだ。超高齢者社会が、「介護」を「医療」「看護」の仲間入りをさせた。「介護」に類似の言葉に「介抱」という言葉がある。「介抱」は、一般に一時的に世話をするという場合に用いられる。「病気で倒れた友達を介抱した。」「酔っ払いを介抱する。」などと用いられる。「看護」「看病」は相応しくない。

「看護」は、見守り病態を知るということに対し、「介護」は、世話をするという具体的な意味合いが「看護」より強い。これで言葉の遊びを終える(次号に続く)。

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