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コラム「医師として、武士として」  Vol.53看とり士:その4  安藤 武士 Andou takeshi

Vol.53 2014.12.14 看取り士:その4

話がそれた。本題に戻る。「看取り士」の全国大会に参加した事である。医師の基調講演があって、5人のパネリストが意見の交換を行った。印象に残ったことは、在宅医療でご活躍中と紹介された医師の基調講演である。以下の講演内容は正確さには欠けるが、講師が言わんとすることに間違いないと思う。

講師は、過年、台湾の医療現状を見に行かれたとき、或る医育機関で「死」から教育する現場を見る機会があったという。まず、棺桶に入ることから始まる。講師の医師は、帰国してから自分自身で棺桶に入り、蓋を釘で打たれるという経験を披露した。「死の恐怖」を味わったという。医育者教育を「死」から始めると、おそらく「医師」の質も変わるであろう。シンポジウムのディスカッションの内容はあまり記憶にない。

「看取り学講座:初級」は、昼を挟んで4時間余であった。参加者は30~40人ほど、保健師、看護師、介護士、主婦に交じって男性は2人。一人は葬儀社社員。もう一人は、小生(医師)であった。講義内容は「看取り」業務のマニュアルではなく、崇高な内容のものであった。若干、宗教の世界に入ったような気がしたのは小生だけではないと思う。最後に参加者が、こもごも発言させられた。小生には「死生観を述べよ」というものであった。「のたれ死にする」ことになっているのでと、多くを語らなかった。

真夏の2日間、涼しいビルのなかで貴重な勉強をした。(完)。

Vol.50 2014.12.2看取り士:その1 ⇒ こちら

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