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コラム「医師として、武士として」  Vol.57宗教と死生観:その3  安藤 武士 Andou takeshi 

Vol.57 2015.4.20宗教と死生観:その3

キリスト教。ユダヤ教徒であったイエスが、紀元前30年頃からパレスチのガリラヤ地方で「ユダヤ教の刷新運動」を起こしたため、ユダヤ教徒に「十字架刑」で処刑された。その折、イエスは全世界の人の罪を引き受けたとされている。処刑3日後に「イエスが復活」したことを契機に残された弟子が結集し、イエスは「神」とし崇めイエスの教えを人々に伝えた。「キリスト」とは、へブライ語の「救世主メシア」のギリシャ語訳で「救世主メシア=キリスト」とい言われ、その教えがギリシャ、ローマ、ついでゲルマン民族(西欧人)に伝えられ、「世界神:普遍神」となった。イエスの教えは、使徒パウロによりギリシャに伝道され広まった。

教えは、「神の愛」を信じるだけで全人類を「人類普遍の原罪」から生ずる「罪と悪から救う」と言われている。「戒律」もなく「対価も求めず」、ただ「神」を信じるだけで「罪」から救われる「愛」の宗教で、「人類全体」が「神の救い」の対象とされると言われている(続く)。

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