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コラム「医師として、武士として」  Vol.68しらうお:その2  安藤 武士 Andou takeshi

Vol.68 2015.6.13しらうお:その2

30分程すると、全員がそろい「宴」が始まった。まず、ビールと醤油の入った小鉢と小さい金網の「たも」が渡された。名々、「たも」で小鉢から透明な小魚をすくい醤油皿に入れ一気に口にした。小生は初めての経験であったが口に流し込んだ。口の中で跳ねた。噛まずに、ビールとともに一気に飲み込んだ。所謂、「おどり食い」である。小魚の乱舞を一人でじっくり観ていた小生は、妙な気持ちになっていた。何時もと同じように「宴」は楽しく進んだ。お開きとなった。

暫くしてから、家族と「海鮮中国料理」を楽しみに行った。「クルマエビ」の料理があるコース料理を頼んだ。食事がすすみメニューの中頃になったころ、店員が「ガラスの子鉢」と生きた「クルマエビ」をキャスター付のテーブルで運んできた。ガラスの小鉢には、紹興酒が入っていると店員の説明があった。5匹の生きた「クルマエビ」を小鉢に入れ蓋をした。ガラスであるから、「クルマエビ」が飛び跳ね悶えるのが観えた。数分すると、小鉢の中は静かになった。店員は、テーブルを下げた。間もなく「クルマエビの甘から炒め」がテーブルに置かれた。小生も家族も、誰も箸を付けなかった。

 

その後、「活魚の味」を楽しんでいた時期もあったが、小生自身でも理由はわからないが、何事につけて「可哀そう」という気持ちが強くなった。テレビで魚をさばく映像を避けるようになった(続く)。

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