【システムのスタッフは、今】韓国のソウル大学病院家庭看護事業部の方々が在宅看護研修に。 家族の繋がりが強いと思われている韓国でも少子化の影響で家族の形が変わりつつあると・・・。
はっきりとしない秋雨空の毎日ですね。
その様な天気の中、韓国のソウル大学病院家庭看護事業部の方々が研修に来られました。
韓国でも高齢化は問題になってきており、また家族の繋がりが強いと思われている韓国でも少子化の影響で家族の形が変わりつつあると・・・。
在宅看護での訪問看護の場を見学していただきました。
その中での感想を少し・・・
・家庭の中で様々な工夫をしながら介護されている。(オムツの当て方や、いらない布の再利用等)
・吸引の手技。清潔操作やコストの問題。病院とは違い感染率などの問題は?Nsの判断が必要
吸引の水や傷の洗浄の水・・普通の水道水で?!大丈夫なのか?と
・家族の疲労がある時の対応先はあるのか?韓国では悲惨な状況もある。
・基本の看護に忠実にかかわっていると感じた。
・看護哲学と実施するスタッフ,患者との親しみのある声をかけながらケアする姿にもっとそうしたいと思った。
・看護の本質を知る良い機会になった。
・生活を支えるテクノロジー、技術に関しては考えていたが医療技術の発達により命が続けられる・・・。
延命ではなく持続的な生きるということの意味
共感や疎通という観点、人間同士の協力体制や共感を引き起こすコミュニケーション・・・。
今回の体験と経験を大切にしたいです。と
研修を通して様々な感想が上がりました。
言葉は通じなくても、看護の心は通じている。と感じた2日間でした。
『主体的な医療』 『寄り添う看護』 そしてそれを繋いでゆく。
私達ももっと研鑽をしてゆかなければなりませんね。
貴重なお時間を提供してくださったご家族の方々、先生方、本当にありがとうございました。(奥山 直美)
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