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コラム「医師として、武士として」  Vol.93 「スタパ」    安藤 武士 Andou takeshi

Vol.93 2018.2.1 スタバ         

 休日は、朝から昼まで何時も家から10分ほどのところにある「スタバ」にいる。入店するとまず,定席に荷物を置きカウンターに行く。大抵、第一号客である。

カウンターに行くと「抹茶フラペチーノ グランデ」ですね、と店員はいう。代金を払い席に戻り、パソコンをセット。その後、新聞を読み、何かを始める。今日は、特に処理しなければならない事のないので、何時もお世話になっている「スタバ」を調べることにした。

 「スタバ」はご存知のようにスターバックスの、日本での略語である。スターバックスの発祥の地は、米国、ワシントン州のシアトル市という。1971年のことである。当初は、コヒーの焙煎を生業としていたが、1985年、コヒー店とし飲み物をテイクアウトできるようにしてから、あっという間に世界に広がったとのことである。世界に、900国に約225万店以上あるという。日本では、東銀座に一号店がお披露目された。現在は、店内でインターネットもできるようにしたことも時代にあったようである。どこも盛業である。小生の周囲のお客さんもパソコンで調べ物をしている。大変便利である。スターバックスという名は、メルビル著の「白鯨」に出てくる第一航海士の名前からという。云われは分からない。このコラムをかいている合間に新聞に目を通していると、重い記事が目に入った。

「嫁」もう嫌だ 縁切った 苦しんだ30年「死後離婚」届け 「3世代同居 かえって亀裂」、という表題の記事を読み、理解できることがあったので重い問題であったが、コラムの内容を変えた。

「死後離婚」とう言葉は知らなくはなかったが、記事を読み理解できた。結婚すると女性は苗字を結婚する男性の名にすることが多い。現在、その習慣に疑問を持たない人が多いようである。その逆は、世間からみると不自然に思われる。同居するか否かは別にして、女性が結婚する相手の名になる場合、籍ばかりではなく、全生活が夫の世界に入る。夫の両親、夫、自分、子供が家族の「核」になる。「核」の世界では、夫の両親は舅、姑となる。結婚した女性は誰からも「嫁」と呼ばれるようになり、家族の一員となる。夫を除けば皆よそ者である。3世代家族をつないでいるのは、舅、姑からは「孫」と呼ばれる子供である。

夫が死んだ場合も、いやでも夫の家族の一員として残らざるを得ない場合が多い。自分が死んでも、嫁ぎ先の家の墓に入ることになる。「何々家」の墓と表記された墓に入りたくないと思っているひとは少なくないようである。

愛する夫が亡くなった場合、舅、姑が全てを取り仕切るのが一般的である。「嫁」である以上、世間では当然と思われている。それを避けるため「死後離婚」制度があるという。夫の死後、夫の家族の籍を離れる制度である。これで、亡き夫の家の一員ではなくなる。自由の身になる。

小生の耳にも最近、他人事ではあるが親族、家族、殊に「嫁」とのいがみ合いの話が耳に入る。小生宅は「核家族」である。そのような問題はないが、過年、家人が子供に「私は、散骨にして欲しい」と言ったときは、ドキッとした。

「スタバ」は安らぎを与える場所でもあるが、余計なことまで考えさせる場所でもある。(完)

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