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2022年3月

【システムのスタッフは、今】来週から4月になりますね。少し動きがあるスケジュールになっています。

新年度になります、センター内部・それぞれ個人での訪問・活動が広がる新年度になりますように!また皆で力を合わせてがんばってまいりましょう❣


(かわぐち)


 

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【システムのスタッフは、今】3月24日は、在宅看護研究センターの創立記念日。センターは、1986年、いや、ボランティア時代の1983年から「在宅看護に関する相談業務」を掲げていました。ステーションの契約書のサービス内容の欄「説明を重視した看護対応」、これはセンターのこだわりだなあと・・・。

3月24日はセンターの創立記念日です🌸
在宅看護研究センターが有限会社として登記できたのは本当は28日ですが、最初に定款を提出した24日になったそうです。この間の4日間のドラマについてはご存じの方が多いと思いますが、詳しくは「在宅看護への道 起業家ナースの挑戦」をどうぞ☺

Photo_20220319204501 Maruyama

 現在、在宅医療・看護・介護に関する相談室は増えましたが、センターは最初から「在宅看護に関する相談業務」を掲げていたんですね、それはなんと昭和61年!実際はボランティアから実践が始まっていますので、さらに数年前にさかのぼります。
 ステーションの契約書のサービス内容の欄に書かれている「説明を重視した看護対応」、これはセンターのこだわりだなあと常々感じていましたが、センター開設当初から相談業務を掲げていたことを考えると、とても合点がいきました。
 また、創立記念日をきっかけに気持ち新たに実践を大事にしていきたいと思います。

(川口)

 

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【システムのスタッフは、今】とても暖かい日ですね。コロナ陽性者の健康観察、訪問は少し落ち着いてきましたが、新規の訪問が続いて少しあわただしくなっています。お互いに意識的にコミュニケーションをとりながら参りましょう!

来週からボスとの面談が始まりまーす!
403で行いますので、それぞれ予定時間に集合をお願いいたします。

コロナ陽性者の健康観察、訪問は少し落ち着いてきました。
また、新規の訪問が続いて始まっています、少しあわただしくなっていますので、お互いに意識的にコミュニケーションをとりながら参りましょう!

(川口)

 

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【私のメディア・リテラシー】第16回 <ウクライナ戦争と「誰が為に鐘が鳴る」>  尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長

昨日、NHK・BSで映画「誰が為に鐘が鳴る」を見た。

ゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマンが共演したあの名作である。スペイン内戦が舞台の恋愛と戦争のドラマのラストシーンが圧巻だ。クーパーが演じる義勇軍の工作員は、敵軍が迫るなか間一髪で恋人を戦場から離脱させたあと、殺到する敵軍に立ち向かい、たったひとりで機関銃を撃ちまくる。彼が玉砕するシーンなしに画面は一転。スクリーンいっぱいの大きな鐘が鳴り響き、The Endとなる。

見終わって、先日の夕、モーツアルト協会の演奏会であったという感動的なシーンに思いを馳せた。居合わせた高校時代の友人からの報告だ。ロシア人の女性ピアニストが開演に先立ち、会場の聴衆に呼びかけてウクライナ戦争で死んだ人々のために黙祷をささげた。ピアニストはアンコールに答えて語った。
「私の祖国ロシアが侵略して心を痛めている。もっと辛いのがウクライナでしょう。私にできるのは祈ることだけ」。友人は「素晴らしい演奏でした。モーツアルトのあの爽やかな旋律にコロナの暗雲がすっ飛びました」と。

その演奏会チケットは私のものだった。第三回ワクチン接種は済んでいたものの、知り合いの医師や家族からIgG4患者は感染症に罹患しやすいと言われ、クラシックファンの友人に譲ったのだ。お陰で私は友人と感動のひとときを分かち合うことができたのである。 

 

A・ヘミングウェーは「誰が為に鐘が鳴る」にイギリスの詩人、ジョン・ダンの言葉を載せている。“For Whom The Bell Tolls”、tollは人の死を鐘で知らせるという英語だ。調べてみると、このフレーズに続いて詩人はこう続ける。
人は離れ小島ではない/一人で独立してはいない/人はみな大陸の一部/もしその土が波に洗われると/ヨーロッパ大陸は狭くなっていく/さながら岬が波に削られていくように/あなたの友やあなたの土地が/波に流されていくように/誰かが死ぬのもこれに似て/わが身を削られるのも同じ/なぜなら自らも人類の一部/ゆえに問うなかれ/誰が為に弔いの鐘はなるのかと/それが鳴るのはあなたのため(浜野聡訳)

野暮な解説は省こう。16世紀から17世紀に生きたイングランドの詩人は21世紀のウクライナ戦争を予言し、ヘミングウェーもそうだったのかもしれない。

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