虹色救急箱

虹色救急箱 Vol.36

Vol.36  『心温まる一年となりますように』

新年のご挨拶を申し上げます。

前回の虹色救急箱で、こんな風にハート型に枯れてました~と紹介した紫陽花がありましたが・・・

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←季節はずれなので、枯れてきたものだとばかり・・・よく見たら青々していたという・・・

それが、あれまあ!

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現在、ほんのりワイン色なのです。情熱の赤いハート?

(情熱:passion)

あの後、あらぁアタシ枯れてないわよ~?と言わんばかりにじわじわ色付いてきまして、

まさか、ホリデーシーズンにこんなになっちゃうとは!

わ~お、寒い季節にハートが熱々~。(お主、可愛いやつよのう~)

思い込みっていけませんねえ。こんな素敵な変身ぶりをうっかり見逃してしまうところでした。

寒い季節にホットなサプライズ・・・あったか~い気分にしてくれるマイペースな紫陽花なのでした。。。

今年一年が、皆様にとって心温まる一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

by天川りを

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虹色救急箱の天川りをさんから、コメントへのコメントが付きました。

10月22日のコメント(→こちら)へのコメントです。

いつも気まぐれ虹色救急箱に温かいメッセージを有難うございますっ。いつもすぐにお返事できず申し訳ございません。。。m(_ _)m

「ささやかな自分だけの楽しみ」・・・

ふふふ( ´艸`)、素敵ですねえ。私も沢山見付けたいですっ。

英語バージョンの車内アナウンスは、私もつい聴き入っちゃいます。空港みたい~外国にいるみたい~と、懐かしい気がします。貝殻に耳をあてて、わあ~波の音が聴こえる~みたいな感覚かも知れません。(笑)ボ~っとしてる時に流れてくると、記憶の扉を軽くノックされてる感じがするのです。

今年も温かく見守ってくださって有難うございました。明日の元旦には、ホットなメッセージをお届けしまーす。

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虹色救急箱 Vol.35

Vol.35 『ハグの続き』

こんにちは!いつも心のこもった温かいメッセージをありがとうございます。こちらこそ沢山絆創膏をいただいています。m(_ _)m

さて、あのまんまる紫陽花ですが、実は続きのストーリーがあります。ハグの後に残ったものとは・・・?

Photo ←ちょうどこんな形でした。(こちらは同じ木のもっと高い場所で枯れていた紫陽花。背伸びをして撮りましたが、形が分かりづらくてごめんなさい。)

不思議なことに、あのまんまる紫陽花が枯れたら、こんな感じのハート型になったのです。(現物の証拠画像は撮れませんでした・・・。私ったらダメね・・・。次に確認した時にはすでに刈り取られてしまっていたというオチ~。さ、さては・・・ハート泥棒?!なんちゃって。

この木に咲く紫陽花(紫陽花 a hydrangea)は、もしかすると花のベース部分がハート型なのかも知れませんね。。。(勝手な想像してます)

からへ。ハグのベースにあるものはやっぱり愛だったのね。。。と、ちょっとしんみり。。。そして、むむむっ、枯れたらハート型だったとは!不思議、不思議、摩訶不思議~こんなチャーミングな枯れ方っていいな~と、ちょっと楽しい気分になりましたっ。

果たして来年はどうなる?!(紫陽花の話、来夏に続く)

by天川りを

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虹色救急箱 Vol.34

Vol.34 『ハグ』

皆様、お久しぶりです。いかがお過ごしですか?

今年は自然災害が多い年ですね。。。

くれぐれもご自愛ください。m(_ _)m

アップが遅れてしまいましたが、こちらは今夏出会った素敵な紫陽花。

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2年前、Vol.19で紹介させていただいたハート型の紫陽花があった辺りに咲いていました。

一見、普通の紫陽花ですが・・・形が本当にまんまるっ!

それまでに見掛けた紫陽花がいびつな形をしていたからか(?)、出会った瞬間に、(わあ~まんまる~ハグの形~)とジ~ンと来ました。

すでにご存知の方も多いと思いますが、欧米では、「X」はキス(a kiss)の意味合いを持つシンボルとして、「O」はハグ(a hug 抱きしめること)の意味合いを持つシンボルとして使われます。そのため、よく手紙やメールなどの最後に、xoxo(hugs and kissesの意味)と書いてあるのです。そして手書きの場合、アルファベットのO(オー)が、Oというよりも、まんまる(○)の丸型に見えることが多いのです。(というより、小文字のオーかも知れない。。。どっちでもいいか。。。

道端の小さな紫陽花が、落ち込んでいた私にハグしてくれた?それとも誰かからのメッセージ?・・・ふとそんなことを考えたりして、なんともあったかい気分になりました~。

皆様にも・・・ハグッ!!(ふふふ、今度は拡大できます)

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by天川りを

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虹色救急箱 Vol.33

Vol.33 Season’s Greetings

今日はクリスマス・イヴですねっ☆

心が躍るシーズンです。カラフルなクリスマス・オーナメントは、眺めているだけでほんわかします。クリスチャンというわけでも(他の特定の宗教を信仰しているわけでも)ないのですが、クリスマスはなぜか周りのムードに流されて、できるだけ楽しみたくなる時間です。と言っても、わいわいがやがや賑やかなパーティーとかは(残念ながら)苦手で、大切な人達とまったりのんびりのほほ~んと過ごせたら・・・もう何もいらない。

さて、クリスマス・シーズンが到来すると飾りたくなるもののひとつに、海外のアンティーク・ショップで出会ったど~んと大きな推定年齢60歳のスノードーム(a snow dome)があります。ドームを振って雪を降らせると、田舎町の吹雪のように見えて懐かし~い感じがします。(時間よ止まれ、な雰囲気とでもいいましょうか。)1_9

普通に見掛けるものよりもビッグで、目の前に置くと、水晶占いでもできちゃいそうな気分になる摩訶不思議なスノードーム。。。(そう、気分は占い師2_5

どど~んっ!!!(高さ約20cm※3枚目の画像拡大可、でもボケてます。笑)3_2

時を経て、ドーム内の水が自然に少し減っています。そして中の水は少しばかり濁っていますが、ミルキーな色合いに変色したミニチュアの町並みがその少し濁った水に溶け込んで、すご~くアンティークな雰囲気で好い味出してます。

この「スノードームおじさんorおばさん」も、私達人間と同じように自分のペースで年を重ねて来たんでしょうか。(素敵な歳のとり方してますねえ。

実は、このスノードームは下の部分がオルゴールになっているため(賛美歌かな?ショップのオーナーさんも曲のタイトルを思い出せませんでしたが、どこかで聴いたことのあるしっとりとした綺麗なメロディーです)、全体的にドッシリ重く、その大きさと重さの分だけ音に深みがあってよ~く響きます♪

時を重ねた分だけ歌声にも渋みがある・・・?(癒されてます。

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クリスマス・キャロル(a Christmas carol)を演奏しているであろう人々の向こう側に見えるのは・・・

じゃ~ん!(拡大できます)5

虹色救急箱にピッタリ?ドラッグストアでした~。(むむっ、ここの薬局、心に貼れる絆創膏を売っていたりして。。。※参考:vol.32コメント欄)

薬局と言えば・・・皆様、うっかり年末年始に風邪を引きそうになったら、「はやめのルル」で撃退してくださいねっ。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

いつも気まぐれにアップされる虹色救急箱を読んでくださって有り難うございます。^^

そして、今年も一年ありがとうございました。

Happy Merry Christmas

そして、よいお年をお迎えくださいませ。

by 天川りを

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虹色救急箱 Vol.32

Vol.32 『ノー・モア・キャンディ』

皆様、お久しぶりです!

いかがお過ごしですか?

秋物を出し終わらないうちに、一気に冬になっちゃいましたね。

温暖化かと思えば氷河期です~。人類の未来や如何にっ!?

さて、明日はハロウィンです。(そうです、季節はまだ秋真っ盛りのはず。。。)

最近は国内にもお化けカボチャの飾りが浸透して、楽しいハロウィンの雰囲気が味わえるようになりましたねっ。でも欧米のように、本気でドキッw(゚o゚)wとする怖~いディスプレイがあるお店は見掛けません。これは日本では苦情が入る可能性が高いからかな?

ハロウィン・シーズンに欧米で見掛けるディスプレイは、何故こんなに怖がらせようとするの・・・?と考えてしまうほど怖い(!)のです。簡単に言うと、これは悪霊と言うか、悪いスピリッツが近寄らないよう追い払うためらしい。。。

日照時間が短くなることで、人間に混ざっている闇を支配するお化け達がパワーアップするため、自分達も怖い仮装をしてお化けに成りすまして身を守るとか、お化けカボチャを飾ることで秋の実りに感謝するm(_ _)mとか、様々な説があるようですね。

でも、「さぁ~、なんでだろうね?昔からそうなってるんだよね。」と、由来を知らない現地の方もかなり多かったりします。イベントの雰囲気を楽しめればいいだけかも知れませんね。。。私の友人も知りませんでした。

それにしても、地面を這いつくばる格好でじっと待機していて人が近寄ると思い切り吠えるゾンビ達とか、牙と光る目がとんでもなく怖い赤ちゃんが集合している部屋とかやけにリアルなミイラとか・・・ディスプレイの怖さが、毎年パワーアップしてるような。。。何故ゆえにそこまで・・・??? 不況の時に参拝者人口が増加するのと同じで、不況の時は、怖さに磨きをかけて魔除けに力を入れるのか・・・?(勝手な想像)

きっと、来店したお客さん達を如何に怖がらせるか?(=喜ばせるか?)を毎年研究している努力の賜物なのでしょうね。。。(怖ければ怖いほど、一目置くしかないでしょう。

また、国内では、仮装して通学出勤する人を見掛けることもないので(当たり前ですが)ちょっと寂しいのですが、欧米では、仮装している人に時々出会えて楽しいのです。 以前、31日当日に、シロクマの着ぐるみを着用しサングラスをかけて車を運転している人を見掛けたことがありますが、朝から気合入ってるぅ~と感心しました。

ダラダラ流血しているフランケンシュタインな人や、これまた血を流した(露出度の高いセクシーな←ここがポイント)看護師さん等・・・電車内等で見掛けると、こちらまで楽しめるのです。でも、夜道で出会うとかなり怖い。。。(ええ、会ったことあります。役になりきってるからか何故かみんな無愛想。

今年はちょうど日曜日!欧米地域のハロウィン・パーティーは多いに盛り上がりそうですね。仮装した子供達がショッピング・モールを練り歩くので、31日の午後早々には、“No More Candy(お菓子終わっちゃいました)”のサインを出すお店(もちろんお菓子屋さん以外)も沢山あることでしょう。

それでは、皆様、Happy Halloween!

by天川りを

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虹色救急箱 Vol.31

Vol.31『日本の夏』

お久しぶりです。いかがお過ごしですか?

天の川にのって(?)戻って参りました、天川りをです。 更新を待っていてくださった方、嬉しいです!温かいメッセージをありがとうございました。 (質問にきちんと返答しておらず、もっ、申し訳ありませんでした!m(_ _)m)

いつものことながら、無礼な私を何卒お許しください。。。

それにしても、毎日ジメジメ暑いですねっ。

さて、どうやって「茹でダコ」や「完熟トマト」のような赤い顔になることなく、涼しく夏を過ごすのか?とのご質問をいただきましたが。。。

むむっ、Good Question!

ですが、日本に帰国してからの私は、N様と同じように茹で上がってる(蒸し上がってる?)ので、お役に立てない~。 無念ですぅ~。

一応、扇子は、日本とカナダの両国で愛用しているアイテムですが・・・。(ちなみに、カナダの友人も扇子が大好きです。)

以前、Vol.20 『汗のはなし』でもお伝えしましたが、カナダはバンクーバーの夏は、北海道の夏同様に湿気がなく、本当にサラッサラなのです。

7月に入ってからも肌寒い日が多く、セーターやモコモコしたブーツを身に着けている人を時折見掛けるほど! 真夏のある日、ムートン・ジャケットを着ていた女性を目撃した時は、さすがに苦笑いでしたが・・・。(肌寒いとは言っても、一応真夏ですからね。

でも色々と記憶を手繰り寄せてみると、屋外はサラサラでも、屋内は熱がこもってかなり暑い日も確かにありましたっけ。そんな日は、どうやって乗り切っていたか?

そうそう、そんな日は、旬の果物や野菜や低温シャワーで体を冷やしたり、フラフラと屋外へ逃げ出してスター・バックスやティム・ホートンズの冷たい飲み物でクールダウンしたりしていました。 扇風機に張り付いていたこともあったっけ。日本の一般家庭にクーラー(an air conditioner)があるのは当たり前かも知れませんが、バンクーバーの一般家庭にクーラーが設置されていることは、まだまだ珍しい。。。それからなるべく夏が来る前に、冬のあいだ増えた脂肪を減らすよう努力していました! 成功した年と失敗に終わった年がありましたが・・・努力することに意義がありますっ。

それはそうと、高温多湿な日本の夏は、美肌を追求する私達にとっては強い味方なのかも知れません。

それは・・・このうだるような「蒸し暑さ」に秘密があります!

夏にバンクーバーを訪れたことがある方はご存知でしょう。バンクーバーのサラッとした夏は、肌をカサカサに乾燥させてしまうということを・・・。(乾燥はお肌の大敵ですよねえ。)

もちろん個人差はありますが、私もバンクーバーに着いたその日から、お肌のカサカサ感が始まって、あれよあれよと言う間に肌が粉吹き芋状態になり、それはもうビックラしたことが何度かあります。

日本では、クーラーが効いた屋内に長時間いると肌が乾燥してきますが、バンクーバーの場合は、特に屋外がドライな所謂クーラー環境な訳です。保湿クリームを塗って塗って抵抗したところで、蒸し暑い日本にいる時と同じようには保湿ができていないことを思い知らされるのです。(恐るべし、バンクーバーの夏!)

欧米人に比べて日本人は若く見えると言われますが、そんな夏の気候も関係しているのかも知れませんね。(茹でダコや完熟トマトになるのは、若返りのためだった?!)

サラッサラだけどシワシワ~ VS.蒸し蒸し~だけどプルップル・・・皆様ならどちらを選択しますか?(※あえて言います。サラッサラでプルップル、を選ぶのは無しです。)

これまでは海外のマダム達から、蒸し暑い夏なんて嫌だわ~と言われていたのが、蒸し暑い日本の夏が羨まし~い!に変わる日が来たりして?( ´艸`)

それでは、皆様の願い事が叶いますように。。。七夕の日に

by天川りを

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天川さんは暑い時に工夫していることってありますか?

「カナダの夏はサラっとしていて気持ちが良い」と書かれていたことを思い出し,いいなぁ…と憧れております。・・「虹色救急箱Vol.30」に新しいコメントです。

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ゴールデンウイークも終わりましたね。

虹色救急箱にコメントです。

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虹色救急箱 Vol.30

Vol.30 『井上ひさしさんからのメッセージ』

皆様、お久しぶりです。さぼっててゴメンナサイ!

先日寂しくなるニュースが流れました。49日に、作家の井上ひさしさんが他界されました。井上ひさしさんの文章でとりわけ忘れられないもの・・・私にはあります。ポエムでもなく、本でもなく、エッセイでもない読者の皆様に向けたメッセージ、これを初めて読んだ時、ガツンと心に響くものがありました。。。

それは本のブックカバーに付属している帯のために用意されたメッセージです。

『ちくま日本文学全集 宮沢賢治』(1991年 筑摩書房)の中で、解説を担当されたのが井上ひさしさんだったのですが、その時のブックカバーの帯も井上さんが担当されています。日本文学全集全体に使われたメッセージなのでしょうか・・・。

帯のキャッチフレーズは、「こんや銀河と森とのまつり」。宮沢賢治ファンであれば、これだけで心が躍りますねえ。 そして井上ひさしさんによる読者に向けたメッセージが、学生時代の私の心を掴んで離さなかったのです。細長い帯に、縦書きで以下のように書かれています。

「よい作品は宝石のようなもの、いつ見ても飽きず、時が経っても腐ることがない。そういった作品を集めて【文学全集】という名の紐に通すと、これは一環の首飾り。読者よ、どうぞこの首飾りをそっと心にかけていただきたい。そのときのあなたの美しさは、もう筆舌につくしがたい。 井上ひさし」

本に付いている帯は保管しておかないことも多いのですが、これは本のしおり( book markbook marker )にして、ずーっと持っていました。 文学全集のうち、宮沢賢治のものだけを繰り返し読んでいたので、「一環の首飾り」ではなく一粒のネックレスだったかも知れませんが・・・、学生時代の私が、いつも「心に掛けていた」メッセージです。素敵なメッセージを、私達に数え切れないほどプレゼントしてくださった井上ひさしさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

一日一日、気温が全然違いますねっ。春が来たと思えば冬に戻り、冬かと思えば春の陽気に・・・温度調節は大変ですがジェットコースターみたいな春!

日本と海外を頻繁に行き来していた頃、それぞれの空港に降り立って感じたような、そんな気温差があります。。。 例えば、7月の日本とオーストラリア(オーストラリアは冬になります)、または、同じ夏でも、日本の夏とカナダの夏では全然違うのです。以前vol.20『汗のはなし』でもお伝えしましたが、サラッとしていて湿気のないカナダ・バンクーバーの夏は最高ですよっ!

いつの日か案内して差し上げたいです。

by天川りを

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