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「1・メッセンジャーナースとは」カテゴリの記事
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お久しぶりです。
すっかり春になり、少し初夏といってもよい季節なりました。桜がちり、青々としたかわいらしい葉が太陽に向かって、風に吹かれ、毎日すがすがしい気持ちで過ごしております。
最近、とても気にかかっていた患者さまがお亡くなりになりました。ご家族との関わりのなか、死をまじかにしながら、病と向き合い、淡々と過ごされる患者さん。まだ50歳代という若さ。夫を支え、子供たちを支える奥様。きっと、きっと不安や葛藤があったと思います。患者さまが亡くなったあと、奥様はなくなったご主人へ’’愚痴や弱音を言わず、自分が強くなるまで頑張り通して命をつないでくれた’’との言葉に、家族のつながりの大切さや、家族の歴史を実感しました。看護師としてそばで見守ることはとても、何かしなくてはならない、何かしてあげなくてはと思うことが多いと思います。でも、家族は家族が歩んできた深い思いを相手に伝えているのだと実感しました。家族との別れはお互い逝ってしまう者、残された者にとても悲しく、さびしいことです。でも心に相手を思う気持ちをいつまでも持ち続け命をつないでいくのだと思います。いつもいつも患者様や家族の方からたくさん学ばせてもらっていると思います。
投稿: 千葉の新米メッセンジャー | 2014年5月 2日 (金) 10時02分
卒業生から嬉しいメールが届きました!
メッセンジャーナース発足おめでとうございます。
メッセンジャーナース、こう言った存在について、本当は医療と同時に成り立っていなければならなかった存在じゃなかったのではと、学生の時から思ってました。
なぜ学生の時なのかと言うと…
2年生の実習の時、私の担当患者さんはある感染症で入院していたのですが、整形依頼したらメタ疑いで医師が更に検査をすすめる事になりました。でも患者さんにも家族にも何の説明もなしに、先生はナースステーションで各検査の申込書をワシワシ書き、「じゃ、あとよろしく」と、行ってしまいました。まだまだ一般人である当時の私は、患者サイドと医療者サイドを同時に見て、医療ってまだこんななの?!(医者主導)ってすごく衝撃的で…
それからもずっと感じていました。インフォームドコンセントと言う言葉が流行語のように使われ、マスコミでは浮き世離れしたコメンテーターが理想論を繰り広げ、しかし現場では本来の説明と同意と言うのではなく、訴えられた時に勝てる説明義務は果たしているか否かと言う方向に動き、一般の人がその場で提示され、とても理解できるとは思えない様な文章がぎっしり書かれた同意書ばかり増え、どこにサインすれば良いかも分からない人に「ここと、ここと、あとここです」なんて言いながらサインをもらう。
まともに考えたら、心が壊れてしまう。私は。
大体、病気やケガは突然やってきて、たいていは何の準備もなく、医療と言う専門的で特殊な世界に放り込まれ、医者(専門家)の説明に返事をしなくてはならない。
フェアじゃない。
フェアじゃない。ってずーっと思ってます。
中には本当に親切な先生もいるけれど、私は今まででそう言う先生は一人しか出会ってない。それ位の確率。それに、あくまで病院サイドの私の感覚であって患者さん側に立ったらどうかは??…
それに今の保険制度の中の医師(特に勤務医)には物理的にそこまで求められない。とも思います。
て、メッセンジャーナースの何たるかも知らす、思いを綴ってしまいました
が、少しずつでも患者を取り巻く環境は良くなっているのではないかと思います。
なぜそう思うかと言うと…うちの犬のG朗、ちょくちょく獣医さんのお世話になっているのですが、どこの獣医さんもとても親切で感じも良いのですが例えば、「お薬出しておきますね」と言われて受付でお薬を渡され…聞かなければ薬剤名も説明されず、「?えーっと、どっちが抗生物質でどっちが痒み止めですか?」とナースらしき人に聞くと「えーっと、あ、確認してきます」ってな具合だったり、作用も名前も分からん薬を渡すなんて人間相手の看護師では考えられないし、去勢手術の時も「去勢手術を考えているのですが詳細を知りたい」と受付に聞いたら「予定が決まったらお電話下さいその時にご説明いたします」と言われ、電話して受けた説明は「朝から絶飲食にしてお迎えは夕方に来て下さい」だけで、一体どんな手術なんだか?飼い主として先生に直接聞かねば!と、少しでも不安だっら手術は見送る決意で当日受診し、説明を受けて預けて来ました。
私はちょっとびっくりしちゃったけど、でもこれって…ちょっと前の日本の医療だなって思ったんです。お医者様にお任せします状態の医療。
だから、日本の医療、ちょっとずつは良くなってるなって。でもでも世の中をちょっと良くするのって、その「ちょっと」を実感できるって、スッゲー大変な事だって最近思います。
ギリギリの所で踏張ってる人がいるんだって。
投稿: 甲州 | 2010年10月 2日 (土) 19時04分