研鑽セミナーの受講方法
メッセンジャーナースは、看護職としての経験だけではなれません。看護師としての真骨頂を発揮するからには研鑽を積む必要があります。研鑽セミナーは、看護職として10年以上の経験を持つ人が対象です。メッセンジャーナースとして一から育成するのではなく、あくまでそれまでのキャリアを大いに活用していくというスタイルをとっています。そのプログラムには、次のI~VIがあり、いつからでも受講可能なようになっています。
・研鑽セミナーⅠ「医療の現場 メッセンジャーナースの出番です」
・研鑽セミナーⅡ「受けたい医療 心の葛藤はなぜ起こる?」
・研鑽セミナーⅢ「必要な医療 医療不信はなぜ起こる?」
・研鑽セミナーⅣ「終末期医療 治療のやりすぎはなぜ起こる?」
・研鑽セミナーⅤ「受ける医療 認識のギャップはなぜ起こる?」
・研鑽セミナーⅥ「時の流れ メッセンジャー力を磨こう!」
テーマはⅠ~Ⅵ共に統一テーマになっていますが、学習自体は毎回テーマが異なり、知識を広げ深めながら、後半は基本的心理技術へと移行するように組み立てられています。
詳細はホームページをご覧ください。:http://www.nursejapan.com/nci/
セミナーは受講者がかつて経験した事例を共有し、メッセンジャーナースとして必要な視点から展開していきます。求められる状況について様々な場面・事例を取り上げ、心理的側面について学ぶことになります。自己の経験を振り返る事は重要ですが、そこに留まらない柔軟な思考と理論に裏打ちされた状況を把握する力が要求されます。又、対話を重視して認識のズレを正す役割を担うことから高いコミュニケーション能力や交渉力も求められます。更に、受講生自身の傾向に気付きながら視点を変えて患者・家族を見つめられる広い度量と常に自己研鑽していく向上心が求められます。
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「1・メッセンジャーナースとは」カテゴリの記事
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11/12・13の研鑽セミナーに参加させて頂いた八木博恵です。私にとって雲の上の村松先生にお会い出来ただけでも幸せなのに、濃厚な、そして有意義な2日間を共に過ごせて夢のようでした。
そして、セミナーでは全国から熱い心を持った人達と『看護の本質』について話し合えたことは貴重な時間であり、自分と同じように熱い人達に巡り会えたことに心が洗われました。
また今回は、たくさんの先輩方の吉田会長による認定授与式を見学し、羨ましい気持ちと「いつか私も‼︎」という思いで帰路につきました。まだまだ学習途中ですが、患者に寄り添い、患者が満足して生活し療養できるケアが提供できる看護師になれるよう、日々精進して行くことを約束したいと思います。時間がかかりそうですが、村松先生の理想を継承できるように研鑽を積み努力していきたいです。 今日も、興奮して眠れそうにありません(笑)
投稿: 八木 博恵 | 2016年11月13日 (日) 21時36分