メッセンジャーナースの職場が広がる
2010年4月29日に開講された看護コンサルタント主催の研鑽セミナーも最終段階に入っています。修了後の活動については、これまでのセミナーの中で個々の構想が語られてきましたが、今回は、着実に進んでいる1つの職場構想を紹介します。
患者・家族の難しい相談が他の医療機関より多い有床クリニックの話です。
外来に、メッセンジャーナースを位置づけ、必要な時は他の医療機関へも出向き、医師や看護師の懸け橋になれるようにしようというのです。メッセンジャーナースが、院長はじめ組織全体からいかに信頼されているかにかかってくるわけですが、この構想が現実のものになる確率はかなり高いのです。認定協会としても、しっかり後押しをして参ります。
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「1・メッセンジャーナースとは」カテゴリの記事
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遅くなりましたが、認定協会の設立おめでとうございます。
これまで、研鑽セミナーを受講する中では、夢であったものが、今月末のセミナーの受講により、現実のものとなるのだと思うと、責任の重さもあるとは思いますが、とてもわくわくしています。
私の周りでは、メッセンジャーナースについて多くの方が賛同してくれ、岡山での普及を確信しています。
特に、この話をしたときに患者会の方の反応が、とてもいいものでした。
患者の意見として、その病院の看護師さんだと、よく話を聞いてくれたとしても、自分を出しすぎることで、「こんな患者さん」というレッテルを貼られてしまいそうで、自分を抑えてしまうことがあるそうです。しかし、メッセンジャーナースであれば、そんな私も認めて、うまく調整してくれるかもしれない。日ごろ関わる方には、あまり見せたくない部分もあるから。と言われており、客観的な立場で関わることの意義を感じました。
この患者会の定例会で、今度メッセンジャーナースについて詳しく教えてほしいと依頼もありました。パンフレットがあれば、わかりやすく周りの方に伝えていけるから、ほしいと言われてもいます。
普及のためのツールについても考えていかないといけないし、やらなければならないことはたくさんありますが、このような声にきちんと応えていきたいと思っていますので、皆さんと一緒に活動を拡大すべく、がんばっていきたいと思います。
今月末のセミナーも楽しみにしています。
投稿: 岡山のメッセンジャーナース志願者 | 2010年10月19日 (火) 10時44分