所感① (在宅看護研究センターの応援団、某作家からのメッセージ)
メッセンジャー・ナースの有意性の1つは、Messenger という立場を逆説的に考察しうることにある。
すなわち看護あるいは介護サービスを必要とする相手に、それについての有用な情報や助言を提供するという Messenger の本質は、そうしたものを相手に「与える」前提として、相手から「受ける」ということにある。ここでいう受けるものとは「情報」である。そして、この「受ける」という段階でなんらかの不具合が生じれば、当然ながら「与える」ことにも問題が惹起されることになる。
その結果メッセンジャー・ナースの業は、本来の業としての意味を成さなくなる。したがって Messenger Nurse であるためには、その絶対条件として、まず「受ける」ことに熟達したヒアリング・ナース(Hearing Nurse), コンサルテーション・ナース(Consultation Nurse)でなければならない。
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