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2011年3月 2日 (水)

所感⑥    (在宅看護研究センターの応援団、某作家からのメッセージ)

その人の趣味や人生観、豊かな教養、見識、学識等に、部分的にも相通ずる素養や知識がこちらの側にも必要となるだろう。相手がふつうのサラリーマン、OLである場合には、医療の世界とは異なるビジネス社会のルールや環境についての基礎的な知識、経験が、こちらの側にも求められるかもしれない。そうした前提もなく、ただ医療、看護の専門知識、経験、個人的主観によってのみ相手の主張や訴えを聴取するならば、そこには大きな齟齬や誤解、不見識を生ずるおそれがあり、それはプロの所業、仕事とはいえないからである。

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