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2011年4月 2日 (土)

続・被災地からの近況報告です。 ← (福島@訪問ナース)

今日午前中2時間ほど、避難所で爪切りやフットケアをしてきました。

その中で6名程の方とお話しすることができました。

皆さん共通して話されることは、自宅に帰りたいという事でした。しかし2~3年は帰れないだろうと考えておられる方もいました。

仮設住宅がどこにできるのか?心配されていました。

「早く決まって欲しい!」と話されています。しかし、きっと自宅に戻ることはできず、施設で死ぬ事になるのではと思っておられる方もありました。

自宅に残した草木を心配されたり、・・・

屋内待避地区で牛を飼っていた方から聞いたと

牛を飼っていた、それまで数日ごとに餌やりに行っていたが、もう出荷できないのだから

「餓死させなさい! 死体を埋めてもいけない」と言われたと・・・。

そんな話を聞きました。なんとも切なくなりました。

家族がどんなに勧めても入浴しないおばあちゃん、もう2週間近く入浴していなと・・・足浴を勧めましたが断られました。

「曾孫が7月に生まれる予定だが、新潟に避難している。無事生まれて欲しい! 」

たった2時間弱でしたがいろんな話を聞くことができました。

でも、一見さんみたいで、自分としても申し訳ない気持ちが残りました。また訪問したいと思います。入浴を拒否しているおばあさんも気になりました。

夕方、津波で大変だった相馬市の松川浦に行って来ました。

何度も海産物を買いにいった町は見るも無残でした。お店もわずかに跡形が残っているだけでした。思わぬ所に船があがっていました。その町にが咲き始めていました。

201104021733000_2

先週1週間老健施設でボランティアをしてきたスタッフの意見です。

ともかく、受け入れしてくれる施設がない、行き場のなくなった高齢者が溢れているとの事でした。今後屋内退避の方が避難されて来ても受け入れる事ができる場所がないとの事でした。

在宅どころの話ではない、住む場所がなくなっているとの話でした。

今日避難所を見ても、この方達はいったいこれからどこで、いつまでこの生活を続けなければならないんだろう・・と思ってしまいました。

明日は診療所の医師とまた避難所に行って来ます。

さまざまな情報を肌で感じながら考えてみたいともいます。

何が必要で、看護師として何ができるのか・・・

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コメント

福島@訪問ナースさま、お疲れ様です。一読し、何とも言い難い気持ちになりました。先日TVのニュースのなかで、某有名なDRが被災地に出向き在宅診療的な支援を申し出たところ、現地の災害医療コーディネーターから「在宅以前の問題です~それどころではありません~」と言われたとのことでした。例えば集団避難場所のトイレの問題一つ取り上げても、水洗に慣れてしまった現代人には新聞紙で汚物を始末することが大変で、一人が始末しないでいると、それが続いてしまい、トイレがすごい惨状になる。そのほかも含め、今は「感染症」をどう防ぐのか、、そこをクリアするためにまず必要な支援をしてほしい~~と言っていたことが記憶に残っています。被災しなかった幸運と、まずは「人的支援」が必要とわかっていても身動きできないわが身のもどかしさをつくづく感じています。まだまだ「ライフライン」的な部分での支援が必要な場所がたくさんあるのですね。

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