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2011年6月 7日 (火)

6月11日は岡山で市民講座:「住み慣れた場所で、最期まで自分らしくすごせるように」 ← (岡山のメッセンジャーナースから)

東日本大震災の影響で、関東も計画停電や放射能汚染など、大変な生活を送られていることと思います。当院では募金活動と、41日からはAMDAを介して、被災地に看護師を派遣することとなりました。

私も何かできないか、直接的に力になれないことでのむなしさもありましたが、被災地にいる友人からは、「自分たちは皆で力をあわせてがんばっているから、大丈夫!現場を守る責任がある、あんたはしっかり現場を守っていて。力になりたいという気持ちで十分だよ。」と言われました。今は、看護師の派遣にともなう院内の人員配置の調整をしていますが、私の役目は自分が直接的支援をすることではなく、残るスタッフも安心して被災地に行くスタッフを送り出せるよう、職場の安全を守ることなのだと感じています。

メッセンジャーナースとしても、鹿児島のメッセンジャーナースの呼びかけから、何かできないか考えました。被災地の方々が、自分たちの思いを繋げてくれるメッセンジャーナースという存在があるんだと、認知してもらえるように、この輪を広げていくことが、今自分にできることかと思っています。

6月の市民講座:「住み慣れた場所で、最期まで自分らしくすごせるように」についても、岡山という被災地からは離れた場所ではありますが、思いは全国に広がっていくと信じて、開催したいと思います。今回の、大震災の影響は多大なものではありますが、このことをきっかけに、被災地への支援を行うために、院内のスタッフが一気にまとまっていくのを肌で感じ、うれしくて仕方がありませんでした。

困難な時に、きちんと力を発揮してくれる仲間は、財産だと感じ、この仲間と6月の市民講座も盛りたてていければと思っています。

日時:平成23年6月11日() 14001640

会場:岡山国際交流センター イベントホール

参加費:無料

詳細は⇒こちら

主催:かとう内科並木通り診療所

連絡先:かとう内科並木通り診療所 担当:赤瀬佳代・藤井清子

TEL 086-264-8855

E-mail  namiki37@kato-namiki.or.jp

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6・全国ネットワーキング」カテゴリの記事

コメント

いよいよ、今週末は福島ではここさこらんしょの開所ですね。
私もいつか都合をつけて伺いたく思っています。

さて
先週は、多くの皆様の力添えのおかげで、無事に岡山での市民講座を開催することができました。

「患者の立場を護ること」について、岡山の山陽学園大学の石本先生から、ご自身の家族の看取りの体験の中から、お話をしていただきました。

アドボカシー(権利擁護)についての話があり、「人間の尊厳を護る看護」を実践する看護師として、アドボケイトナースの必要性などお話がありました。

その後、在宅看護研究センターLLPの仲野さんから、懸け橋となる看護の必要性について話がつながっていきました。

意見交換会では、患者、医師、看護師、行政の方など様々な立場の方から、率直な意見がでましたが、共通の思いは、ケアの原点としてのケアリングの大切さ、心をこめること、思いやりをもつことを求めているということでした。

アンケートからも、患者の立場にたった講演会などはなかなかなく、このような会が開催されたことがうれしいという感想をいただき、全国で開催されている、本音で語る会の必要性も感じつつ、次の会にまた思いがつながっていけばいいな~と思っています。

いよいよ、岡山での市民講座の開催まで2週間となりました。
今から、どのような会になるかわくわく、どきどきしながら準備を進めています。
皆様の参加を心よりお待ちしております。

さて、昨日は、岡山のがん患者・家族会連絡協議会が岡山県がん患者会への岡山県専門家派遣事業の一環で開催した公開セミナーに参加してきました。

日本医療政策機構の方、他県のがんケアサロンの代表者の方、岡山県がん患者・家族会の方が、今のがん対策の現状や課題などをお話くださいました。

その中で、印象的であったのが患者が望むことは「まず心ありきのがん対策。患者は安心がほしい。私たちは援助されるのを待っているのではなく、共に歩んでくれることを、求めている。」という発言です。

行政や制度までも動かしていっている患者会の方々の力強さを感じ、ついつい「してあげなければ」という思考に陥りがちな自分に気が付き、もっと皆さんの力を信じて、寄り添うように共に歩んでいくことを意識しなければと思いました。

まさにメッセンジャーナースはそこに求められていると感じますし、患者会の方々にも、この活動は必要なものであり、岡山での活動を一緒に考えていこうと言ってくれています。

皆と共に歩んでいくメッセンジャーナースを目指し、皆さんと一緒に成長していくことができればと思っています。

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