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2012年11月30日 (金)

「包括的」という、都合のいい言葉で何もかもをひとくくりにし、現場の人の善意にのみに頼って、これからの介護制度は進んでいくのでしょうか。 ← (療養型通所介護に勤めているナースから)

同じデイサービスでも比較的軽い方などを対象にしている事業所もあれば、重度の方を支えようとしている事業所もあります。そこには様々な点での違いがあります。

たとえば、ALSの方、多系統萎縮症などの難病の方の場合、どんなに狭い道でもワゴン車をこすらないように細心の注意を払って、自宅のそばに付けます。そばに付けたとて、すぐには乗れません。人工呼吸器をチェックし、物品を整え、体調をチェックし、必要時には気管内吸引をしたり、理学的処置(スクージングやカフアシストと言われるもの等)をして、注意深くストレッチャーに乗せたり、時には運転者(男性)とナース二人で抱えて自宅の部屋から出してそれに乗せるのです。移動の中の車中でも、必要があれば車道に車を寄せて気管内吸引したりします。どうしても、間に合わない場合は、車の動きと、道路の状況、信号の合間に吸引します。命に関わるから。(これを危ないと言えますか?)そんな、ギリギリのところで仕事をしながら、難病の方々をケアするのです。

これを、普通のデイサービスと僅差しかない報酬で行うのです。

ちゃんとしたケアを提供しようとすればするほど、物品費も人件費もかかります。それに療養型通所介護の場合は、一日1500点だけ。。いわゆる「マルメ」ってことです。きちんとケアすればするほど、赤字が進むのです。ですから、手を引いた事業所がたくさんあるそうです。

来年、制度改正があると聞いています。

制度を作る人は、現場を見て、ケアの一つも体験して、考えてもらいたい。確かに、「財布の中身がない」でしょうが、本当に困っている、所謂「弱者」に心を寄せてこそ、成熟を目指す制度に、思いやりのある社会になって行くのではないでしょうか。

この現実を、一般の方の方々に知ってほしいです。あなたの家族が突然難病の診断を受けたら~そう思ってみてほしいです。

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