食べられない人は胃ろう造設が条件、末梢血管が難しくなった人はポート埋め込み。 果たしてこのかたはそこまでの医療を望まれているだろうか?
私の勤めている病院だけでしょうか?
入院してきたお年寄りの患者さんのご家族は「家では看れない」から、「施設への入所」を希望する人が多く…「施設」へ入る為には、食べられないひとは、胃ろうを造設することが条件のような説明。
末梢血管のルート確保が難しくなった人にはポート埋め込み。
虚ろな表情を浮かべ言葉を発しない患者さんのお顔を見つめつつ(果たしてこのかたはそこまでの医療を望まれているだろうか?)と…疑問が浮かんできます。
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私もこの問題にずっと疑問を持ち続け、大学院で、研究をしました。コミュニティケア3月号(来月号)に修士論文を少しアレンジしたものが載りますので、是非読んでみてください。
この、研究をし、ますますメッセンジャナースがこの問題の大きなカギを握っているのではないか、メッセンジャーナースがこの社会問題をうまく解決していけるのではないかと確信に近いものを今、私は持っています。
声を出せない患者さんの声なき声を身近で聴くものとして、今病院の天井を見つめるだけの療養の毎日を続けている患者さんの今の生きざまを無駄にしないために、この患者さんの声なき声を社会に届ける義務が私の使命だと思い研究しました。
やっと、社会にその声を出すことが出来て、少しほっとしています。
臨床で働くナースとして、臨床でしか気づけないこと、臨床でしか出来ないことは何かと常に自問自答しつつ、臨床で働くことにも誇りをもち、患者さんの心を大切にした看護が展開できるようにこれからも心がけていきたいと思っています。
臨床で働くナースとして、お互い頑張りましょう
投稿: 初心者マークのメッセンジャーナース | 2013年2月12日 (火) 11時25分