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2013年2月24日 (日)

【ラジオを聞いて湧いた疑問】 一人暮らしの人はどうするの? ‘それは支援センターで聞いて下さい’とか‘○○で聞いて下さい’って、言うばかりよ。介護保険のお金は取っているのに、能書きだけよ。もっと一人暮らしの人でも安心して生活できる様にして・・・

「ラジオで聞いて電話をしようと思い、いろいろ探したの。あなたは村松さんを知っていらっしゃるの?」

村松は当社の代表である事を伝えると、「お宅のような所は研究センターというのだから、今ある問題をいろいろ研究していらっしゃるんでしょ? 東京だけなの? 他県にはないの? 一人暮らしの人はどうするの?…今は元気だけれど、急に手術を受けて退院、ってことになるでしょ? そんな時になって介護保険だ、その時はケアマネだ、って言ったって退院して具合悪い時に誰が代わりにやってくれるの? そう思っていろいろ聞くじゃない? そうすると‘まだ元気だから大丈夫ですよ’って、‘うるさいな’って感じで・・・。‘それは支援センターで聞いて下さい’とか‘○○で聞いて下さい’って、言うばかりよ。介護保険のお金は取っているのに、能書きだけよ。寝たきりになった時、時間で来たって何いつ何があるか分からないでしょ? そんな時にどうするのよ、お金がある人は住み込みの人を雇っていられるから心配しなくても良いと思うのよ。でもそうじゃない人は、‘介護なんだからこれしかできません’って言うのよ。特養は待たなきゃいけないでしょ? でもお願いしたい時って急なのよね。どうやって生活していけば良いの? 誰がやってくれるの? お宅はそんな問題を研究しているんでしょ? だから私が住んでいる場所の事を聞こうと思ったのよ。」と話し続ける。

「うちは看護で介護じゃないとか、皆そう言ってきちんとやってくれないでしょ! 看護だの介護だのって何よ!」と口調が強くなる。介護保険ではケアマネやヘルパーの方と相談をしながら体の事・生活面からのお手伝いをさせていただいている事を伝える。確かに、元気な時から何かあった時に困らないようにと考え相談をしておく事は大切と話すと、「そうよね、でも支援センターだっけ? あるでしょ? そこで何してくれるの? ケアマネがいますって言ったって何やってくれる人なのか分からないじゃない。」と。支援センター・ケアマネ・看護婦・ヘルパーの役割について説明すると、「そうなの、でもそんな風に説明してくれなかったわよ。誰々がいます。‘こういう所があるから相談して’ってばっかりで。すべて業務的でしょ。人間なのよ、もっと人間性を考えて欲しいわよ。でも訪問看護ステーションって、東京にしかないの?」。お住まいの県にもある事、(包括)支援センターには、地域のケアマネ・訪問看護ステーションやヘルパーステーションの情報を持っていることを伝える。そして、多くの事が人と人の関係であり、早めにいろいろ相談しながらお互いを知っておく方が良い事も大切ではないかと話す。「そうよね、でもお宅はラジオで話す事もある位だから、又そんな機会があれば、もっと一人暮らしの人でも安心して生活できる様にして欲しいって言ってよ。私は自分が住んでいる場所だけで良いわよ」と笑いながら、「長い時間になって悪かったわね」と電話は終わった。

1本の電話相談から始まった在宅看護研究センターの一員として、改めて電話への対応について考えさせられた。もっと研鑽して行かなければ・・・(鈴木)                 

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