11月2日、岡山にて、メッセンジャーナース友の会総会、そして市民との交流会が開催されました。 「伝えなければならない言葉」 大事な大事な言葉です。
今回で3回目を迎えた友の会総会、23名のメッセンジャーナースが出席。1年振りに一同に会しました。
事業報告から、この1年間のメッセンジャーナースの活動が、多岐に亘り、確実な拡がりが出てきていることを改めて実感。
それらの活動から、次の3活動が、市民の方々との交流会で報告されました。
個人として筋ジストロフィの青年と出会い、青年の自立に寄り添ってきた、メッセンジャーナースの甲州優さん。
誤嚥の危険性から食べることを諦めるか、でも食べたい!その葛藤に寄り添った報告「生きたい!食べたい!その思いに寄り添って」
大学病院の患者相談室主任の坂内みゆきさん。
日々の患者相談の中で、怒りに向き合い聴くなかで、怒りの底にある色々な思いを知る。そこから関係医療者との懸け橋に。「医療の受け手と担い手を“つなぐ”看護実践」の報告
NPO法人オハナ ホームホスピス オハナの家 代表の前田真由美さん。
五島列島で、家で看とることは難しいけど、セカンドハウスで過ごせればとオハナの家を設立。
今まで出会い、見送った方々の言葉。その言葉を聴き、最期は自分の家で一時を過ごし、人生最期の華を咲かせて逝かれた方々。その方々の言葉から
「伝えたい言葉、伝えなければならない言葉」かけがえのない最期の時間の中で…。
夫々の看護実践は、向き合い思いを受け止め、向き合った方々の意思を尊重した取り組み。
一緒に看護しているような喜びを感じ、聞き入りました。
市民の方々36名が参加くださり「私が受けたい医療とケアについて」意見交換会を。
医療関係者、患者会の皆様、行政の方々、民生委員、難病の会の方そして広報を見て参加して下さった方々。
色々な意見交換ができ、「何処に行けばメッセンジャーナースに会えるの」の言葉に、誰もが必要なときに寄り添える。それを課題として、着実に進んでいこうと胸を膨らませた会でした。
オハナの家の前田真由美さんの報告にあった「伝えなければならない言葉」
大事な大事な言葉です。 (認定協会会長 吉田和子)
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・あなたへ・・もしも、最期の時間が近づいたとき、病人としてではなく、人として望むように最期を迎えることをあきらめないでください。何か誰かお手伝いをします。SOSを出してください。
・介護者へ・・ 詳細は⇒ こちら
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総会に初めて参加しました。メッセンジャーナースの認定はこれからの自分の活動に欠かせないものであると確信していましたが、さて、メッセンジャーナースの活動はと考えたときに「依存せず、孤立せず、自立した看護」であり、おのおのが自分の立ち位置でぶれずに活動するための母体であってほしいと願います。
遠方なのでいろんな活動に参加することは限られ、地方でも豊かな情報がほしいため、困ったときなど、すぐにつながる情報網がほしいです。一人の経験は限りがありますが、たくさんのメッセンジャーナースの活動は宝の山です。どうぞ、よろしくお願いします。
投稿: 前田真由美 | 2014年11月 5日 (水) 20時30分
伝えなければならない大切な言葉『私が担うべきメッセージ』岡山で語り合われた内容の深さが伝わってきます❗️『オハナの家』の前田さんの活動を通しての一つひとつのメッセージは、当たり前のことですが、今の社会の現実にはとっても新鮮に響きます‼︎何故でしょうか?今、医療や介護の世界以前の、人としての生き方に向き合う大切さを見失っているような気がします。誰しもが皆かけがえのない人生のはず、その人生を互いに支え合える社会のうねりに繋がる期待を持ち、小さな活動を大切にしたいと改めて感じました‼︎
総会に参加できなかった私ですが、感動的な報告に参加出来た気持ちです❗️
仲間や参加された方々に感謝致します。
ありがとうございました。
明日への勇気を頂きました‼︎
投稿: 村中知栄子 | 2014年11月 4日 (火) 23時05分
皆様、メッセンジャーナースと市民の交流会にお集まりいただきありがとうございました。
全国のメッセンジャーナースとともに岡山で開催でき、岡山でお世話になっている皆様とともに、それぞれが受けたい医療とケアについて語り合えたこと、全てがとても貴重な時間でした。
3名のメッセンジャーナースからは、こころの通い合う関わり合いの場面が報告され、看護の原点について立ち返ることができました。
そして意見交換会では、どのグループも「私が受けたい医療とケア」について、時間が足りないくらい熱心に語り合われ、それぞれが自分の人生のことを真剣に考えていくことができる場は求められており、そこにメッセンジャーナースがお役に立つことができると実感できるものでした。
やはり私たちは、医療やケアを受けている皆様の体験から学ばせてもらい、その体験から求められるケアの在り方を考えていかなければならないと思っています。
メッセンジャーナースと市民の交流会in岡山 事務局:赤瀬
投稿: 赤瀬佳代 | 2014年11月 4日 (火) 13時08分