【おススメの新刊書】ケアの時代に、「看護」と「介護」のネットワーク⇒全国高齢者ケア協会会長の鎌田ケイ子先生の著書「失われた看護を求めて かんごの“かたち”を考える」(高齢者ケア出版) 私も未だ読んでいないのに紹介しちゃいます。心に沁みるはずだから・・・。
全国老人ケア研究集会で久々お目にかかった際、先生はおっしゃいました。「村松さんのことをよく知らなかったと反省しています。なにしろ“売る看護”というキャッチフレーズが強烈すぎました。それにしても、今の看護はいったいどうなっているのでしょうか。看護が4大化したことで、へんに理屈をこねることが横行し、実践力が低下しているのが大きな問題のように思います。」
30代だった私は、確かに「医療と看護の狭間で苦しむ人々に看護の手を差し伸べたい。買っていただけるだけの看護に挑戦してみたい。看護の原点を模索したい・・・“必要な時に必要な看護を必要なだけ”提供したい。年齢問わずどんな重症な人にも」と言いましたし、それが未だに続いています。
「ナースは聖職じゃない?看護を売るなんて・・・」「お金を払えない人はみないというの?」と、同僚からの批判の声は、正直、辛かった。でも、自問自答していました。「私がやることが悪いことだったなら、続かないだろう。私は、看護を国に買ってもらいたいのよ」と。それから6年後に制度化されたのです。でも、今のままで良いはずはありません。
私の挑戦は、メッセンジャーナースに引き継がれて行くはずです。
今は、そう信じて動いているのです。
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