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2016年5月20日 (金)

「看護師さんは、先生と私達家族の間に立っていただいて、私達を最後まで支えて下さいました。」というご家族の言葉に励まされて、メッセンジャーナースとしての自分たちの行動を思い起こしています。・・・・(訪問看護に携わるメッセンジャーナース)

Tさんが亡くなられました。

前の週まで、車椅子で移動時はほぼ介助であっても、トイレまで行っていた方でした。

リウマチの辛さの中でも、色紙を楽しんで書いていらっしゃっいました。


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ある日、訪問看護に伺うと、娘さんが言いました。「昨日から急に食べられなくなって。どうしたら良いかとクリニックに電話をしたら、先生から、家で看取るかどうか、と急に言われて」。娘さんの中の戸惑いと、思ってもいなかった突然の看取りの話をされたことに対する怒りが伝わってきました。

話を聞きながら、娘さんが感じている不安と先生の判断は同じ事だと感じながらも、その言葉の発し方と受け止めのズレは大きいと受け止めた私は、今ここから先生へ電話を入れそのズレを修正する事が必要だと思いました。

娘さんにクリニックへ電話を入れる了解を得て電話。主治医にその事を伝える事ができ、夜に往診をして頂く事になりました。そして夜、娘さんは先生とゆっくり話すことができ、娘さんもお母さんの容態悪化を少しずつ受け入れられるようになりました。

それから亡くなられるまでの10日間は、娘さんと相談しながら6回の訪問を組みました。食べられなくなってからの日々でも妹さんが持ってきて下さった苺を絞り、ジュースを口にする事もできました。

そして、穏やかに過ごす事を望むご家族に見守られる中、Tさんは永眠されました。永眠時のケアに来て欲しいと連絡を受け訪問。ケアが終わり挨拶をすると、娘さんが「本当にお世話になりました。看護師さんは、先生と私達家族の間に立っていただいて、私達を最後まで支えて下さいました。ありがとうございました。」という言葉を頂きました。

急激な悪化が見られたあの日からの主治医とのほぼ毎日のやり取りを思い出しながら、ホッとしたのを思い出します。(S & H)

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