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2016年6月18日 (土)

「父の遺した戦中戦後―近衛文麿主治医・岡西順二郎の日記」の著者、岡西雅子さんから・・・『メッセンジャーナース――看護の本質に迫る』を読んで ⑫ああ、こういうことだったのか。これを読んで腑に落ちた。広く一般の人に読まれるようにと願っている。

◎ 第七章 メッセンジャーナース認定協会の設立と関連事業について

・吉田和子さんは現役を退いたあと、見舞いなどで病院を訪れるとき、看護師の存在が薄くなったと感じた。

《看護師としてベッドサイドケアを充実させたいという、その切なる願いのために、看護師でなくてもできることは他に移行し、業務のスリム化を図ることに腐心しました。しかし、その分、ベッドサイドケアは充実したのでしょうか。》(P.313~314)

そばにいることが少なくなったということは、患者にとっては看護師が身近な存在ではなくなったということではないか、と書く。なぜ、こういうことになったか。

《医療保険制度による在院日数の短縮化のために各疾患の治療工程表ともいえるクリニカルパスが用いられ、その計画表に沿った治療処置に追われてしまったこともあるかもしれません。また安全管理上、その対策のために説明と同意書の書類も増え、それらの確認と整理に費やす時間も多くなったと聞きます。こうしたいくつかの要素が重なり、看護師の人数は増えても、目の前のルーチン業務に追われているということもあるでしょう。》(P.314)

 

*ああ、こういうことだったのか。これを読んで腑に落ちた。昨年、入院した時の、看護師と患者の隔たり。看護師は患者に寄り添うものと思っていたのに、看護師の視線はいつもコンピューターに向かっている、と妙な違和感をおぼえた。

病気で気弱になっている患者は、よほどのことがないとナースコールを押すことはしない。顔なじみになった看護師と、ちょっとしたおしゃべりができるような関係ができて、はじめて心の中を明かすものだ。気ぜわしげにベッドサイドに立って、「なにか困ったことはありませんか」と聞かれても、「いいえ、別に」と答えてしまう。忙しい看護師さんの手を煩わせてはいけない。やっかいな患者、と思われてはいけない。だれしも、よい患者になろうと思っているのだ。 

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