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2016年6月11日 (土)

「父の遺した戦中戦後―近衛文麿主治医・岡西順二郎の日記」の著者、岡西雅子さんから・・・『メッセンジャーナース――看護の本質に迫る』を読んで ⑦メッセンジャーナースの仕事ぶりを覗くと・・その3

・神奈川県の倉戸みどりさんは、村松静子の著書『開業ナース』を読んで「村松先生のような看護がしたい」と、在宅看護研究センターにかかわるようになる。そこでは、素手の看護、看護の心、人に向き合うことの大切さを教えられ、村松から「実践は、看護の対象である患者・家族に変化を起こすもの」ということを学んだ。

 その後、母親ががんになった。終末期に入った母の看護のために退職。在宅看護の経験と母を在宅で看取った経験から、がん相談員として働くことになる。

《がん医療においては、患者・家族が、医療者が説明したことを正しく理解し納得したうえで治療方法や療養の場を選択することができずに、悩む場面に遭遇することが多くあります。患者・家族と医療者の理解や認識のズレを修正し、患者・家族の思いを受け止め、両者をつないでいくことを、病院のなかでがん相談員のメッセンジャーナースとして行うのが私の役割です》(P.147)

倉戸さんは、四十歳代の胃がんを再発した患者の事例を取り上げている。初回の面談は、患者本人と妻、病棟看護師・がん相談員で行い、二回目は主治医の説明に同席している。本人と妻は前もって質問や確認したいことを話し合ったうえで、ノートに書いていた。それで、具体的な質問事項が明確になり、ひとつひとつに対応することができた。

 

* ノートに書くことはとても大事だ。私自身、膠原病を発病して五十六年になるが、歳をとるにつれて記憶がだんだんおぼろになっている。あれはいつのことだったか? 先生は何と言われたのだったか? それで、発病当初からの「私の病気の記録」をつくって情報を管理している。症状、検査の結果、医師の言葉、私が感じたことなどを記載している。記録にとることで、自分の病気を客観視できるし、具体的に問題点を整理することができる。書くことは有効な手段だと思う。

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