父は、母の誕生日の日に、家で、同居する家族に見守られながら逝きました。「俺の命日を忘れるなよってことだね」・・・父は、生ききった...納得です。
父が亡くなりました。家で、同居する家族に見守られながら、息を引き取りました。
亡くなる前日には、介護浴の日で、大好きなお風呂に入り、夕食も食べ、11月2日に誕生したひ孫の写真を見て就寝し、翌朝に亡くなりました。
くしくも母の誕生日でした。「俺の命日を忘れるなよってことだね」と、母へのメッセージを残すかのように、旅立ちました。
様々な思いはありますが、同居していた弟が喪主を務め、告別式の最後の挨拶に
「父は、生ききった」と、述べておりました。
その通りだなと、その言葉に私も納得できるものがありました。
告別式を終えて2日経ちました。
まだバタバタとしておりますが、穏やかな今日の天気のように、皆の表情は、穏やかです。
(日赤中央短大28回生)
☆―――――――――――――★
素晴らしい逝き方と看取り方、私はあなたの文面に感動してしまいました。あなた、そしてご家族の素晴らしさを多くの人に発信し、それをお父様への感謝とさせてもらいます。(村松)
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