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2023年1月

2023年1月30日 (月)

【私のメディア・リテラシー】第21回 <社会保障制度の改革は「経路依存症」が命取りに?>  尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長

 自動車を世界で最も多く生産しているトヨタ自動車が、1月26日、驚くべき人事を発表した。豐田章男社長(66)が社長の座を13歳も若い佐藤恒治平執行役員(53)に譲る。佐藤氏は執行役員中下から2番目のランクである。創業家の血筋を引かずとも優秀なサラリーマン社員から優秀な人材を抜擢して経営を任せる。
 27日付け読売新聞は、その意味を解説している。トヨタの新車販売台数は3年連続で世界首位になる見通しだが、自動運転や電動化などの次世代技術の開発は待ったなし。ハイブリッド車など自動車生産だけではない、量的拡大に依存しているだけでは異次元的な技術革新を続ける世界の自動車メーカーに後れを取る。そこで社業を「全方位」的に展開して生き残りを賭ける。世界を抜いた豊田章男社長の手腕をもってしても「100年に一度とされる大きな変革期」を乗り切ることは困難であり、発想転換するための決断だった。
 いっぽう、医療界はどうだ。制度改革は何度も「待ったなし」とされながらも「ズルズル延命」の繰り返しと言ったら言い過ぎだろうか。世界に冠たる国民皆保険制度を守れと言う先輩たちの遺言を楯に無作為の罪を上塗りしてきた。65歳以上の高齢者人口がピークを迎える2040年もまごまごしているとアッという間にやってくる。にもかかわらず、医師会も政府も地方自治体も学会も当事者意識はいまひとつ。トヨタ自動車のように決断する気配は感じられない。
 人気上昇中の入山章栄早稲田大・大学院教授によると、日本全体が「経路依存症の罠」にはまっている。「経路依存症(Path Dependence)」とは、平たく言えば事なかれ主義である。調べてみると、「制度や仕組みが過去の経緯や歴史に縛られる現象」だ。個人も組織も過去に行った意思決定に制約を受ける傾向がある。人は一度慣れたものを変えることにストレスを感じやすいため、ある決定を下したあと、仮に状況が変わっていたとしても効力を及ぼすことがある……」ということらしい。
経路つまり今まで歩いてきた通りにコトを任せて置けばラクだということ。だからエネルギーを強いられる改革は、先送りされる。医療・介護・福祉のモデル事例とされるデンマークが改革に成功しているのはなぜか。それは「切羽詰まったから、改革をやらざるを得なったからです」。デンマーク外務省にいたことのあるコンサルタントはそう教えてくれた。
 全世代型社会保障構築会議の座長を務めた清家篤氏(日本赤十字社社長)は、日本記者クラブで、こう指摘した。共助を理念とする社会保障制度の改革を論じるとき『負担と給付』という言葉はやめたほうがいい。「負担」は「拠出」と言い換えるべきだ」と。安易な常套句に依存していれば思考停止になる。日本語のセンスにうるさい劇作家・井上ひさし流に言えば、「負担と給付」という紋切型の業界用語を使っている限り、全ての改革は覚束ない。政府もマスコミもそして国民も同罪である。

2023年1月28日 (土)

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」No.153 41年前、遠藤周作が強く願った「心あたたかな病院」の輪。

長く苦しい入院生活を体験し、患者の孤独と不安を癒す「心あたたかな病院」を強く願った遠藤周作さんは、1982年4月、讀賣新聞夕刊に寄稿したエッセイ『患者からのささやかな願い』、同年6月、『中央公論』7月号に寄稿したエッセイ『日本の「良医」に訴える』、同年秋に始まった『週刊読売』の連載対談『みんなで考えよう親切医療・心あたたかな病院』をきっかけに「心あたたかな病院(医療)」運動をスタートさせた。
それから4年後(1986年秋)、それまで堅苦しい言葉遣い、官僚的な命令口調で書かれていた東大病院の『入院案内』が、遠藤さんのアドバイスによって大きく変わった。遠藤さんが指摘した7つのポイントは、すでに2020年2月アップされた本コラム(№84)『34年前、東大病院の「入院案内」が変わった。〈教育講演〉その2』に書いた。このことを、コロナ禍の影響で延期され、さきごろ3年ぶりに開講(2月14日)した、うらやす市民大学『遠藤周作の「病い」と「神さま」』講座で紹介したところ、あとで届いた受講生アンケート(無記名)の中に、〈当時の病院対応に一石を投じた遠藤さんの働きがわかった〉〈それまでの入院案内は「患者の心」を無視した機械翻訳(AIによる自動翻訳)のようなものだろう。「言葉」は「心」と「心」をつなぐ。遠藤周作が言葉の力を見直す大切さを訴えたのは、患者ならではの力〉という意味のコメントがあった。
続きは☞ 153.pdf

2023年1月18日 (水)

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№152「お父さん、遠藤とかいう、男の人から電話だよ」

 ことしは、遠藤周作さんの没後27年、生誕(1923年3月27日)100年という節目の年にあたり、長崎市の「遠藤周作文学館」、町田市の「町田市民文学館ことばらんど」で、さまざまなイベントが企画されている。
私が講師をつとめている文教大学(越谷・東京あだち・湘南キャンパス)のオープン・ユニバーシティ(社会人向け教養講座)でも、遠藤周作生誕100年記念講座、『遠藤周作の「病い」と「神さま」――心あたたかな医療の源流を探る』(仮題)を開講する予定である。

遠藤さんはよく電話をかけてきた。まだ、スマホ(携帯電話)がなかった時代だったから、もちろんダイヤル式の黒電話(固定電話)である。主婦の友社に入社した当時(1960年代)は、「代表電話番号」にかかった電話を交換台で内線に振り分けていたが、ようやく部署ごとのダイヤルインになっていた。
遠藤さんは、編集部によく電話をかけてきた。ときには、休日にわが家の電話が鳴ることもあった。
その当時、雑誌『わたしの健康』で、『遠藤周作の「治った人、治した人」』という連載対談企画を担当していた私は、作家の小説担当を「(小説)番記者」と呼ぶのに対して、自らを「からだ番記者」と呼んだ。
かつて遠藤周作ファンクラブ機関紙『周作クラブ』に寄稿した『からだ番記者レポート』(※一部加筆)を再掲しながら、遠藤さんからの電話で伝えられた「心あたたかな医療」への祈りについて、改めて考えてみたい。

詳細は☞ 152.pdf

2023年1月16日 (月)

メッセンジャーナースの交流広場(会員限定)へのアクセス方法です

メッセンジャーナースの会の皆さま

メッセンジャーナースの交流広場(会員限定)へのアクセス方法です。

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*以上、ご不明の点は、messenger.ns@e-nurse.ne.jp までご連絡ください。

16日東京新聞朝刊にも・☛ 岐阜のメッセンジャーナースからラインでメッセンジャーナースへ飛んできました。驚きの中で、村松静子のところへも飛んで・・。本日1月13日の中日新聞夕刊『あの人に迫る』

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2023年1月 9日 (月)

あけましておめでとうございます【メッセンジャーナース通信 2023.01.04N o.179】 メッセンジャーナース認定協会では、メールマガジン「メッセンジャーナース通信」を発行しています.

研修のご案内です/メッセンジャーナースの会の会員の皆様へ
─ Messenger Nurse ──────────────────────────
    メッセンジャーナース通信 22023.01.04N o.179
      メッセンジャーナース認定協会
      http://www.nursejapan.com/messenger/
───────────────────────────────────

☆おすすめ

オン・ナーシング Vol1.No.2 (第1巻;第2号) 単行本・2022/10/29
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★メッセンジャーナースの会の会員の皆様へ

まだホームページにログインできたいないサイト会員の方は、以下のグループからお入りください。
ご自身のメールアドレスでログインを確認できます。ご不明の点は、 messenger.ns@e-nurse.ne.jp へお尋ねください。

https://www.nursingm.com/groups

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☆メッセンジャーナースのホームページから
https://www.nursingm.com/

◆ あけましておめでとうございます
https://bit.ly/3GjnMRO

メッセンジャーナースが誕生し今年で12年目となりますが活動がより一層、拡がっていく年となりそうです。
リモートによる研鑽セミナーとなって3年。今までは遠方がゆえに躊躇していた人が北は北海道、南は九州からとセミナーにリモートで参加。その結果、昨年は12名のメッセンジャーナースが誕生いたしました。
またメッセンジャーナースを標榜した看護活動や、訪問看護ステーション、町の保健室、カフェ等の開業 が、ここ1〜3年続いております。
そうした活動が看護系雑誌や一般紙に掲載され、それによってメッセンジャーナースを知り、研鑽セミナー参加にという方が増えております。
参加者も多岐に渡る看護現場からで、メッセンジャーナースの拡がりに繋がっていくことでしょう。

昨年は「全国メッセンジャーナースの会」総会も、3年振りに当番地域である鹿児島で開催することが出来ました。
活発な鹿児島の活動に触れ、今後の活動への弾みとなり、来年の当番地の松山も既に意欲的に取り組まれております。

メッセンジャーナースも190名となりました。
各地域でそれぞれがメッセンジャーナースとして生き生きと活動されていくことでしょう。それを支援していくために
今後の課題として次の3点があります。
1、メッセンジャーナース不在の県への 働きかけ
2、メッセンジャーナース事務的支援シ ステム の構築
3、メッセンジャーナース応援団として の準会員への働きかけ

事務局が率先して取り組むと共に、皆様のご協力をお願いして新年のご挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

メッセンジャーナース認定協会会長
吉田 和子

◆ 研修のご案内です 
https://bit.ly/3IvYJh9

◆ 「癒やしの空間」から
https://bit.ly/3Lfl9AV

癒やしの空間では、皆さんからの写真(コメント付き)の投稿をお待ちしています。こちらのグループに投稿いただければ幸いです。(ログインが必要です)
https://www.nursingm.com/group/q1TQqs/discussion

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☆メッセンジャーナースのブログから
http://www.nursejapan.com/messenger/

◆ 『心と絆といのち』バトン朗読の一覧画面
https://www.facebook.com/watch/nursejapanNET/943802172939158/

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◆ 2023年01月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2023/01/index.html

◆ 2022年12月の掲載記事一覧はこちらから
http://www.nursejapan.com/messenger/2022/12/index.html

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☆おすすめの本から

対話で変わる 誤嚥性肺炎診療
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/429611235X/bcd03432-22

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☆会員限定のサイトメニュー(グループ)にログインされたことのない方へ

以下にアクセスしていただき、メールアドレスで新規登録へ進んでいただけないでしょうか。
メールアドレスとパスワードを設定して送信していただければ、のちほど承認手続きをさせていただきます。
https://www.nursingm.com/members

お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

─────────────────────────────
当協会における「プライバシーポリシー」について
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* 当協会が個人情報を共有する際には、適正かつ公正な手段によって個人情報
を取得し、利用目的を「事例」に特定し、明確化しています。
*個人情報を認定協会の関係者間で共同利用する場合には、個人情報の適正な
利用を実現するための監督を行います。
*掲載事例の無断転載を禁じます。
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メールマガジンのご登録はこちらからどうぞ
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*「まぐまぐ」を利用していますので、「まぐまぐ」側のPRが入ります。ご了
承ください。
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□ 一般社団法人よりどころ〔メッセンジャーナース認定協会〕
─────────────────────────────
〒169-0073
東京都新宿区百人町1-17-10 STビル2F 
看護コンサルタント株式会社内
Tel03-5386-2427 Fax03-3310-7899
認定・審査 m-nintei@e-nurse.ne.jp
応援団   messenger.ns@e-nurse.ne.jp
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ホームページ運営・メールマガジン発行:瀬川護(開業ナース応援隊)
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◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎メッセンジャーナース
の配信停止はこちら
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2023年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます。新たな年を迎えましたが、コロナの感染拡大が止みません。医療現場にいらっしゃる方々は緊張の中での年明けとなられていることでしょう。日々のご苦労に感謝です。(メッセンジャーナース認定協会会長 吉田 和子)

メッセンジャーナースが誕生し今年で12年目となりますが活動がより一層、拡がっていく年となりそうです。
リモートによる研鑽セミナーとなって3年。今までは遠方がゆえに躊躇していた人が北は北海道、南は九州からとセミナーにリモートで参加。その結果、昨年は12名のメッセンジャーナースが誕生いたしました。
またメッセンジャーナースを標榜した看護活動や、訪問看護ステーション、町の保健室、カフェ等の開業 が、ここ1~3年続いております。
そうした活動が看護系雑誌や一般紙に掲載され、それによってメッセンジャーナースを知り、研鑽セミナー参加にという方が増えております。
参加者も多岐に渡る看護現場からで、メッセンジャーナースの拡がりに繋がっていくことでしょう。

昨年は「全国メッセンジャーナースの会」総会も、3年振りに当番地域である鹿児島で開催することが出来ました。
活発な鹿児島の活動に触れ、今後の活動への弾みとなり、来年の当番地の松山も既に意欲的に取り組まれております。

メッセンジャーナースも190名となりました。
各地域でそれぞれがメッセンジャーナースとして生き生きと活動されていくことでしょう。それを支援していくために
今後の課題として次の3点があります。
1、メッセンジャーナース不在の県への 働きかけ
2、メッセンジャーナース事務的支援シ ステム の構築
3、メッセンジャーナース応援団として の準会員への働きかけ

事務局が率先して取り組むと共に、皆様のご協力をお願いして新年のご挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


メッセンジャーナース認定協会会長
吉田 和子

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