入院先の病院で人工肛門の手術を勧められています。
メッセンジャーナースさん、どうしたら良いですか?教えて下さい。80歳を過ぎた祖父が入院先の病院で人工肛門の手術を勧められています。祖父は伯母と同居しているのですが、伯母は仕事が忙しいそうで人工肛門になると管理ができないと反対しています。祖父本人は自立心が強く自分で出来ると言い、手術は受け入れています。80歳を過ぎて、人工肛門の管理ができるものでしょうか?祖父本人の判断にまかせて良いのでしょうか?伯母は伯母自身が管理できないので、人工肛門の手術は反対です。私は、しなくて済む手術ならしないほうが良いと思います。でも、勧められた理由があると思うので、祖父の意見を認めてあげたいと思います。
メッセンジャーナースさんならどんなアドバイスをして頂けるのですか?
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コメント
お祖父様は自立心が強い方なのですね?ということは、自分一人だけで、医師の説明を受けたのでしょうか。その説明に納得されたのでしょうか。たとえ納得できる説明であったとしても、お伯母様には簡単に報告しただけではないでしょうか。報告内容が、今後の生活や生き方にまでも影響を与えるようなことだったなら、仕事が忙しいから・・なんて、一気に応えるでしょうか。医師からどのような説明を、どのように受けたのか、その時のやりとりや心境をも含めてお祖父様に改めて尋ねてみてはどうでしょう。今後生活していく過程で起こり得る事がいろいろ考えられますが、お祖父様もまた、意外と安易に考えているようにも受け取れます。「人工肛門をつくりさえすれば、あとは自分でできる。これまでと同じように生活できる」と。お祖父様一人だけの問題としないで、お祖母様も交えて、今後についてしっかり話し合ってみることを勧めます。その上で、医師に対して、もっと聞きたい事や伝えたいことを見出し、確認し合って、お二人が納得して治療を受けられるようにサポートしたいと思います。
投稿: メッセンジャーナース | 2010年9月 8日 (水) 21時00分